「50代になって1年が経ち、以前よりなにもかもが捗らなくなったと感じ、怖くなる」
日経新聞のエッセイを読んでいたら、このような1文が私の心に刺さった。
そうそう!これ、まさに私の心境
自分の思いが明確に言語化された文字に触れると、何だか嬉しい。
最後の「怖くなる」はちょっと違うかな。
最近、提出物や振り込みなどをうっかり忘れることがあり、マメにメモを取るようにしている。
朝、やるべきことを携帯にメモして出勤。
クリニックに電子カルテのようなものがあるので、自分のカルテにやるべきことをリストアップ。終えたら『済』マークを付ける。
提出すべき書類などは、後回しにせずどんどん片づける。
重要書類はファイリングして保存。
紙の書類も、PC書類も、さっさと整理整頓。
後で探す労力を考えたら、最初から整理した方が間違いない。
年々家のモノが増えるように、書類もどんどん増えまくる。
定期的に破棄しないと。
今年は家の中をもっと整理整頓して快適に過ごしたい。
それから、自分の財産をリストアップして、万が一の時に備えたいと思う。
終活ではないけれど、残された人が困らないように、身辺整理をしておきたいと思うようになった。
事務仕事にはいささか非効率さを感じていたが、日々の診療に関して捗らなくなったと感じることは一切ない。
毎日同じことを繰り返していると、無意識レベルで出来るような気がする。
自分の持てる経験と知識と技術を総動員して、患者さんの素肌に磨きをかけるお手伝いが出来たらこの上なく嬉しい。
人間の能力にはcapacityがあるので、脳内にも少し余白を持たせるよう整理整頓しておきたい。
インプットしなくてもいいような情報は右から左に流すとしましょうか。
皆さんは日々のニュースはどこから入手しますか?
私は毎朝、日経新聞に目を通します。
今時紙の新聞かいと言われそうですが、20代から日経新聞を愛読しているので、止められませんし、止める気もございません。
記事の内容はさておき、新聞紙面の良いところは、自分の興味以外の内容にもひと通り触れられるということでしょうか。
日経は芸能ニュースがほぼありませんので、芸能ネタは弱いかもしれません
それから、細かい数字で書かれている株価の欄は飛ばします
テレビはNHKかBSニュースなど、時々ちらりと見る程度です。
それにしても、大谷選手の通訳だった水原一平さんの賭博事件に関するニュースは驚きました。
天邪鬼の私は、世間が大谷大谷と騒ぐことに対し、やや冷めた気持ちにすらなっていたものですが、このニュースにはアンテナと鳥肌が立ってしまいました。
今朝、大谷選手は記者会見でお話されていましたが、彼の言うことが本当であれば、計り知れない心の傷を負っていることと思います。
事の全容を把握している訳ではありませんが、信頼していた人とあのような形で袂を分かつことが、どれだけ痛みを伴うものでしょうか。想像するだけで、全く関係のない私でさえ胸が苦しくなります。
一流アスリートや芸能人の周りには、お金目的で群がる魑魅魍魎はつきものですから大変ですね。
自分を律して、あれほどの大スターになった大谷選手には、野球に集中して頑張って欲しいものです。
それから2つ目の気になるニュース。
先週の報道ですが、とある美容クリニックが、コロナ禍でPCR検査を請け負ったことで、2022年の1年間に28億円の補助金をもらって10億円の所得申告漏れがあったとか
補助金28億円ってどーゆーことですか
そして10億円を院長の夫が他のことに使ったというのだから、驚き桃の木山椒の木ですよ、本当に。
コロナ禍で補助金をばら撒きまくって、医療機関はだいぶ儲けたと聞いていましたが、こんな状態だったとは。。。
3つ目の気になるニュースは、韓国医学部問題。
韓国政府は医学部の定員増(3000人→5000人)を掲げていますが、現役医師が猛反発しています。
そんなに急に増やしても、だれが教育するのよ。。。ということなのでしょうか。
最初は研修医が集団離職するという抵抗をしましたが、今度は医学部教授らが一斉に辞表を提出したというのだからおったまげー
政府も医師も、やることが極端ですよね。韓流ドラマのような気性の激しさを物語っている事件です。
美容医療も激しいですからね。
韓国人の美容医療は、見た目の変化は明らかでありながら、ナチュラルな仕上がりを求めるとのこと。
日本人は他人に「ばれない」かつナチュラルな仕上がりを求めます。
求める美の基準が違いますので、韓国に美容医療を受けに行く人たちは十分慎重にお願いします!
以上、3つの気になるニュースでした。
白金ビューティフルエイジングクリニックが法人になります
2024年4月より『医療法人社団晴栄会 白金ビューティフルエイジングクリニック』と生まれ変わります。←長すぎ
クリニックの所在地はそのままですし、治療内容や費用も変わりございませんのでご安心下さい。
領収書の形式を少し変更する予定です。それから振込先の銀行口座名義が変わりますので、こちらは改めてお知らせいたします。
当院は2006年9月より、個人事業主として運営して参りました。
医師は私1人で、他スタッフは全てエステティシャンという珍しい形態ですが、結構上手く機能しています。小規模ながら患者様に喜んでいただけるよう、治療と接遇への向上心を維持するよう努めました。
子供が2人とも医学部に入学した時、これはいよいよ法人化を考える時が来た… と思い始めます。
「化粧品を使わない美容皮膚科」という、他院にはないスキンケア治療を行っており、それに共感して下さる患者様は全国、いや海外からもご来院下さっている現実を鑑み、この事業を継続していかなければならないという責任感から、やはり法人化すべきだと考えました。
1年がかりで、無事東京都から医療法人の認可を得ることができました
顧問弁護士先生と税理士先生の多大なるご尽力の結果です。本当にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
『晴栄会』の由来をご紹介しましょう。
私の2人の母の名前から一文字ずつ拝借しました。
実母晴子さんの『晴』、義母栄子さんの『栄』です。
私には2人の子供がいます。彼らが5才と2才の時に開院したものですから、2人の母には子育中大変お世話になりました。彼女らの手助けがなければ、今の私もクリニックもあり得ません。
患者様の素肌の健康に役立つ仕事ができる喜びを噛み締めながら、2人の母への感謝の思いを込めて『晴栄会』と名付けました。
100年続くクリニックを目標に、第5ステージ頑張ります
2月下旬にプラセンタ4アンプル注入後、ずっと体調が良かったので、調子に乗ってさらに4アンプル注射してからスキーへGO
元気になり過ぎてしまい、夜中に目が覚めて眠れなくなってしまいました。このようなことはあまりないのですが、眠れなくなる副作用はまれに耳にします。
金曜日に注射して、5日間も深夜覚醒が続いています
2~3時間で目が覚めて、そのあと眠れないのです。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
私には多すぎたのでしょう。何事も適量を守らなければと反省しました。
スキーは北海道ルスツ高原へ
3月のスキーはゲレンデもホテルも空いていて、快適そのものです。
レストラン予約も不要で、その時の気分で好きなものを食べられます。
外国人の方が日本人よりやや多く、6:4くらいな印象を受けました。
ホテルスタッフに聞いたところ、1~2月は99%の満室率だったそうですが、私たちが滞在した時は50%未満だったとか。
やっぱりレジャーはシーズンオフ狙いに限りますね。
「人込みを避ける」余暇こそ自分自身のQOLを上げ、明日への活力となりますので、これからも静寂な空間を求めていこうと思います。
青空の景色を捉えることができませんでしたが、美しい羊蹄山が静かにたたずんでおりました。
春スキーで1つ残念だったことは、雪質です。
雪は降るので表面はパウダースノーなのですが、圧雪車で整備されてしまうせいか、どうしてもガリガリ君ゲレンデでした。
今年の暖冬が影響しているのかもしれません。
ふかふかのパウダースノーをエンジョイするなら1~2月がベストシーズンなのかもしれません。
それでもさすが北海道は気温が低く、常にマイナスの世界ですから、雪が降ってもウエアが濡れることはありません。快適快適
筋力低下との闘いですから、足腰踏ん張りながら「骨骨骨♪」とつぶやき、骨粗しょう症予防のためにも大好きなスキーは毎年続けようと思います。
2月下旬に、久し振りにプラセンタを自己注射したところ、1週間以上すこぶる体調が良くなったため、改めてプラセンタ注射について再考しようと思います。
当院で2009年から始めた「プラセンタ注射」
15年打ち続けていますが、重篤な副作用は今のところゼロです。
私自身も不定期ですが、お腹の脂肪をつまんでぴゅ~っとセルフ注射しています。
予約患者さんがキャンセルされた時の余ったプラセンタを、もったいないから自己注射
そもそもプラセンタ原材料は廃棄されるヒト胎盤ですから、SDGsですよね。
更年期障害や肝機能障害は保険適用ですが、保険治療は1回1アンプルという制限があります。
当院はニコニコ自費診療を行っていますので、治療本数も頻度も自由
一度に2アンプルから10アンプルまで、その人の症状に合わせて量を調整しています。
二の腕、お腹、お尻、肩、腰など、脂肪がつまめる部位であればどこにでも打てます。
プラセンタは何か病気に対する「特効薬」ではなく、カラダの調子を整える穏やかな作用ですので、その曖昧さから敬遠する医師は少なくないと思います。しかも、他人様の胎盤ですから気味が悪いとかなんとか言われます 私も最初はそのように感じていたのですが、プラセンタを実際にご自分で試されていた年配女医さん方の肌がきれいだったので、「食わず嫌いも良くない。ひとまずやってみよう。」と治療を始めたのが2009年。
以来15年経ちますが、ずっと続いている治療の1つです。もやは流行ではありません。
プラセンタの作用としては、「抗酸化作用」「抗炎症作用」「ホルモン調整作用」など多岐にわたりますが、臨床現場で感じるプラセンタ注射の最大の効果を1つ述べよ、と言われたら、
●疲労回復 でしょうか。
当院では、猛烈に働くバリバリキャリアウーマンの方々の命綱となっています。
疲労困憊している彼女らが、月1回のプラセンタ注射で元気を補給して帰ります。
8~10アンプル爆打ちでございます
私も疲れた時に打ちますが、本当に元気になります
その他にも、定番の効果は以下の通りです。
●肩こりや腰痛の軽減
●不眠改善
●肌や髪、爪がきれいになる
●アレルギー症状の緩和
●お通じの改善
美容医療にはもはや欠かせない治療の1つと言っても過言ではありません。
60年以上使用されている医薬品ですし、効果を実感でき、とにかく安全というのがいいですね。
昔、ロシア人のドクターが、「ロシアでは顔にプラセンタ注射をするのよ」と打ち方を教えてくれましたが、プラセンタはやや動物臭が漂うため、顔面に打たれるとウサギ小屋にいるような気分になり、今は行っていません。
プラセンタは皮下注射するため、どこに打っても全身を巡るため効果が期待できると思います。
1アンプル1000円(税抜き)です。
ご興味のある方はお声がけ下さいませ。