いつの頃からでしょうか、言い知れぬ孤独感に見舞われることがあります。
何か具体的な事象があって、それに対して寂しさを感じているというわけではないような気がします。
理由もなく、突然心にぽっかり穴が開く、という感覚です。
心臓の辺りが、大砲でくり抜かれたとでもいいましょうか。
それは長続きせず、1日も経てば空洞は埋まります。自然治癒です。
頻度も年に1~2回でしょうか。
そういうの、ありませんか??
家でゆっくり一人で過ごす時間は快適そのものですが、ひとり旅やひとり外食はこの上なく苦痛です。
どちらかというと外に出て感動したいタイプなので、必ず家族なり友人を誘って出かけます。
昨年大阪の学会帰りに、一人で奈良まで足を延ばしました。一人ルームサービスと一人朝食が落ち着かなくて。観光タクシーを利用して、行きたかったお寺などを巡りましたが、これもなんだか虚しさが感動を上回ってしまいました。
遊び相手がいなくなったら、寂しくて孤独で、枯葉のように散ってしまうのだろうと想像してしまいます。
とは言え、誰とでも仲良くベタベタできる愛想の良さは持ち合わせておらず、せっかく出かけるなら上質な体験をしたいわ、、、などと本当に面倒くさい人間だと自分のことを分析してしまいます
だからこそ、一緒に楽しめる家族や友人は、本当に大切にしないとと心から思いますし、その思いを言葉で表現するよう心がけています。(まだまだ不十分ですが)
孤独な感覚を味わえる領域には程遠く、人と一緒に共感できることで心の空白を満たしているのでしょうか。
たまに襲ってくる絶望的な孤独感が増幅しないよう、人を大切にしようと思う秋の夜でした
英国の首相に、リズ・トラス氏が選ばれました。
47歳の女性リーダーです。私より若い
海外では若い女性リーダーが珍しくないですよね。
先日、テレビで“尾崎えり子さん”というとても元気な女性が紹介されていました。
38歳。小学生の子供2人と夫と4人家族。会社経営。
家族で岡山の田舎に移住し、基本テレワーク。会社のオフィスは千葉にあります。
本業の傍ら、奈良県生駒市の副業公務員を兼務し、月に何日間か家族と離れ出張。
教育関係のコンサルティングのようなお仕事をしていました。
へ~。すごく今どきな働き方ですね。
家族の在り方も、働き方も柔軟で、生き生きと働く尾崎さんは魅力的でした。
尾崎さんは、2人の子育てと通勤の両立がネックとなり、勤めていた会社を辞めたそうです。
家の近くで仕事探しをしたけれど、ことごとく断られて、仕方なく起業したとか。
子育て中の母親が家の近くで働けるサテライトオフィスを作ったようです。
子育てと仕事を両立させるには、好きなことで起業したらいいんじゃないか?と私はずっと前から思っていました。
会社員の場合、どうしても時間的制約があり、自由が限られてストレスが溜まります。
自分で仕事のペースをコントロールできるっていうのは、生活の質を高めるためにも重要な要素だと思うのです。
でも、お勤めしていた人が急に起業するのはさすがにハードル高めですから、起業するっていう選択肢もあるのよ、というキャリア教育が必要なのでしょうね。
前述の尾崎さんのような女性が、どんどんメディアに出れば、働く女性にとって勇気づけられるし、1つのロールモデルになると思います。
人数合わせ的な管理職とか議員数で女性を増やすのではなく、社会や人の役に立ちたいという発想から女性のリーダーが増えれば、戦争のない平和な世の中になるのではないかと期待しています。
当院は9月4日に16周年を迎えます。
毎年8月になると、「次の1年はどんなことをしようかな?」と考え始めます。
内装も変更するため、周年のコンセプトというものを考えるようにしています。
今年も夏休み中にぼーっと考えながら、ひねり出したキャッチコピーが、
『お肌にハリを、人生に潤いを。』
お肌の健康美が、どれだけ人生の喜びに影響を与えているか?を訴求してみました。
美容医療を続けて22年。
肌ルネと美容医療を掛け合わせたオリジナル治療で、お客様のお肌にハリを、人生に潤いをもたらすノウハウを集積して参りました。
お客様とはだいぶ長く成熟した関係を築き上げていますので、ストレスなく診療できます。
私もいい年になりましたので、言いたいことを遠慮なく発言できるオバサン根性も身に付けました。
スタッフもコンセプトに共感してくれているので、忠実かつ誠実に対応してくれます。
まだまだ未熟な部分もありますが、方向性では間違いなく理想に向かって進んでいる実感があります。
今年は最も心穏やかに周年を迎えることができそうです
これも日頃よりご愛顧いただいている皆々様のお陰と、心より感謝申し上げます。
クリニックでの診療は、私の人生に潤いを与えてくれるかけがえのないお仕事。
16年経っても、仕事やサービスがマンネリ化しないよう、頭を柔らかくしてクリニックを運営していきたいと思います。
これからも白金ビューティフルエイジングクリニックが皆さまにとってのパワースポットでいられるよう、感動のサービスを追求しながら精進して参ります。
17年目も何卒よろしくお願い申し上げます。
令和4年8月30日
山口麻子
今年の目標、「パラグライダー体験」
長野県白馬村の八方尾根スキー場からのテイクオフ
風を読みながら、20メートルくらいゲレンデを助走。
フワッと離陸した瞬間は未知との遭遇。
まるで止まっているかのような感覚で標高差600メートルくらいを遊覧。15分くらいでしょうか。
マスクを着用しなければならなかったので、私の引きつった顔が隠れてしまいました
後ろのお兄さんと愛の不時着かぁぁぁ、と妄想したのですが、実に腕の良いパイロット(操縦者のこと)でしたので、余裕の安定着陸となりました
大自然と触れ合い、少し体を動かしていると、「ああ、私は子供のころから運動が大好きだったんだ」という身体の記憶が蘇ります。
こちらは軽い山道を散策していた時の写真。
夏の白馬はスイスアルプスを彷彿させるダイナミックな景色を楽しめます。
今回は人生初のグランピングも体験しました。
ここ数年で流行っているらしいですね。
スキー場ゲレンデの一部を、宿泊者専用区域にして、6月~10月だけ営業しています。
8つのテントがありますが、私が出かけた時は2組(4人)しかお客がいなかったので、大自然を独り占めしたような気分になりました。ものすごい贅沢な体験であるとともに、自然に対して申し訳ない気持ちにもなりました。
温泉浴場やウォシュレットトイレも完備。
テントの中は快適そのものです。
蚊帳付ベッドに冷蔵庫、洗面台、金庫まで完備。
自然は苦労を伴うものなのに、快適に自然を楽しみたいと言う都会人の欲望のために、こんな贅沢をしていいものかしらと。
言い知れぬ罪悪感を伴いましたが、本当に贅沢な経験でした。
こちらはご来光を拝むために朝4時過ぎに起きた時のグランピング風景。
冬のスキーで何度も白馬を訪れていましたが、コロナ前は外国人ばかりになって、“Where are we?”って感じでしたが、今は純ジャパニーズばかりです。
人も少なくて、ゆっくり観光できるのはコロナの恩恵。
しかし、今は外国の資本が日本をバンバン買いまくっているらしいので、アフターコロナがどんな日本になるのか心配です。
外国人が買うときは高額の税金をかけるとか、維持管理費を特別に上乗せするとか、自然環境保護のルールを厳しくするとか、早急に法改正をしてもらいたいものです。
日本の素晴らしい観光資源とホスピタリティを失うことのないないようにしたいものです。
BSプレミアムで3年ぶりの『京都五山送り火2022』を見ながら、ブログを書いています。
『大』に『、』が付いたら『犬』になる・・・犬火??
世の中はお盆休みですが、当院は今週休みなく診療しております。
※8/21~25が夏休みです。悪しからず。
コロナに負けず、猛暑に負けず、連日予約いっぱいです。
キャンセルが出ても、すかさずスタッフがキャンセル待ちリストのお客様に連絡して、速やかに満員御礼。
スタッフのやる気も、猛暑に負けずとも劣らずHOTです。
「ここに来るのが本当に楽しみでした~」
「肌がきれいになると気持ちが上がる。嫌なことがあっても、その程度が軽くなってしまう。」
「先生のお仕事は、人をキレイにして喜んでもらえるいい仕事よね」
このように言っていただいて、私も気分よく診療することができます。Thank you
美容医療は間違いなく人生の楽しみ方の1つだと言えます。
楽しいこと、気分のいいことを経験すると、3~4日間は気分がhighになります。
高揚感と幸福感のベールに包まれ、すごく元気になります。
1週間くらいたつとすっかり日常に戻ってしまいます。
常に元気でいるためには、毎週1回は楽しいことをやらにゃあかんと思うわけです。
悲しいこと、辛いことがあると、ぐぐーっとマイナスに引っ張られてしまい、楽しいことをする気にも失せてしまいます。そしてどんどんストレスが溜まってしまう悪循環です。
まずは嫌なことから遠ざかること。(マイナスをゼロへ)
そして楽しいこと、気分の良いことをどんどんやる(ゼロからプラスへ)
人生を楽しむことに遠慮は要りませんが、意外と楽しむことが苦手な人が多いような気がします。
人生の楽しみ方が分からないのか、家族や社会に遠慮しているのか?
ヨーロッパ人なんか1か月間くらいバカンスを楽しんでいるそうですよ。
昔、夫がMilanoに留学していたので、少しの間私もMilanoで過ごしたことがあります。夏はヴァカンスで人々が街から消え、がらがらになりました。近所の小さなスーパー、パン屋、八百屋などは、3週間くらい休んでいたので驚いたものです。長っ!
冬のスキーリゾートは、ホテルの予約が1週間単位でした。1~2泊なんて受け付けてくれないのです。
開院する前は、2週間くらいヨーロッパ旅行などしたものですが、自分のクリニックを始めてからは、そんなに長い休暇を取る勇気もなく16年過ぎ去りし候。
歴史も価値観も違う国ですから、別にヨーロッパの真似をしなくても、自分らしく楽しめれば良いと思います。
大切なのは、自分の人生の楽しみ方を知っていること。
遊びのある人生に、美容医療を加えてみませんか?
ヴァカンス気分でお迎えいたします