先日のブログに書きましたが、2~3年前から外耳炎を患っており、ようやく耳鼻科受診することができました。自宅近くの耳鼻科で、知り合いではありません。
内服薬2種と外用剤が処方されましたが、あまり見慣れないお薬でした。私は昔から健康で、お医者さんに診てもらうことも、薬を飲むことはほとんどなく、薬に対してやや抵抗を感じるタイプです。どちらかというと「薬は苦手で、あまり飲みたくありません~」っていうタイプかもしれません。
しかしですよ!!私が美容診療をしていて感じることは、「素直な人ほどキレイになるの法則」です。
「毎月必ず通って下さい」
「薬を飲んで、美白剤を塗ってください」
「化粧品を減らしてください」
「ファンデーションとクレンジングは止めましょう」
「ボトックスやった方がいいですよ」
など、素肌をきれいにするためにいろいろお伝えするのですが、これらを素直に忠実に守って下さると、治療効果が出るまでの時間が早いと感じています。肌がどんどんキレイになります。
そう、コンプライアンスの善し悪しで治療結果が異なるのは一目瞭然なのです。
医療はEBMですからね。
ということで、私自身も素直になってみようと反省し、耳鼻科の先生に出されたお薬を毎日真面目に内服・外用してみたわけです
そしたら!左耳の外耳の慢性炎症が少しずつ引いている感じがして、しつこい耳垢も減少。
2週間ぶりに再受診、耳の穴をくいっと広げて診察。
私「きちんと薬を飲み切りました。おかげ様でだいぶ良くなった感じです。」
耳鼻科医「すごく良くなっていますよ。きれいになっています。」
って褒められました
これも、耳鼻科の先生を“信頼”できたお陰でしょうか。
初診時は少し表情が固かった先生ですが、私が治療効果に喜ぶ姿に触れたせいか、笑顔がこぼれているではありませんか
信頼⇒結果⇒笑顔⇒信頼⇒結果⇒笑顔・・・・・
患者さんとラポール形成された瞬間に言い知れぬ喜びを感じているのですが、患者さんもまた然りなのでしょう。
素直な人ほど成長すると言いますが、身に染みてそれを感じた外耳炎治療でした。
『信頼』大切です。
あらゆるシーンで大いに役立つ『信頼関係』
目に見えるものではありませんが、お金には換算できない至宝。
全財産失っても信頼さえあればやり直せると言います。
患者さんと私たちの間で信頼関係が築かれると、治療が断然上手くいきます。
「信頼されているな」とか「まだまだ十分信頼されていない。何か不安そうだな
」というのは肌感覚で分かります。
私たちは当然信頼していただけるような仕事をすることを目指しています。
例えば、以下のようなことでしょうか。
・約束(時間)を守る
・話に耳を傾ける
・質問に対して正確かつ丁寧に答える
・院内を清潔に保つ
・笑顔!
それより何より信頼されるポイントは、『満足する治療結果を出すこと』です。
そう、『結果』なのです。
ボトックスやヒアルロン酸注入は比較的治療効果が分かりやすく、早く結果を出すことができます。
しかし、レーザー等の美肌治療は、コツコツ治療を繰り返すことでゆっくり効果が出るものです。
私たちの提唱する肌ルネスキンケアは、ファンデーションに頼らない素肌づくり。
目標の肌を手に入れるには最低1年~3年かかる長い道のりです。
通って間もない頃は、「まだ疑われているな」と感じることもありますが、ある時急に“信頼の妖精”が現れる瞬間があります。
その瞬間に触れると、この上なく嬉しくて嬉しくて、この仕事を続けて良かった(ホッ!)と心から思えます。
信用貯金が増えましたって感じ。
お金も大切ですが、信頼はもっともっと人生に光を照らします。
仕事の成功は、信頼関係を築けるか否かにかかってきます。
いや、人生の成功と言っても過言ではありません。
最近「承認欲求」という言葉をよく耳にしますが、信頼される仕事を積み重ねることで「承認欲求」は満たされます。SNSなど虚構の世界で承認される努力を積み重ねるより、まずは目の前の人を大切にすることです。
人生有限ですので、自分のできることなど限られますが、日々コツコツと信用貯金を殖やしたいと思います。
昨年10月脳梗塞で倒れた父は、半年ほどかけて、だいぶ回復したというか、その状態に慣れてきた様子です。
高齢者住宅で、ヘルパーさんや訪問看護や友人やデイサービスの助けをフルに借りて、生きがいを模索しながら暮らしています。
この半年間、父の生活を立て直すためにかなりエネルギーを注ぎましたが、最近ようやく私自身の心の余裕という余白を感じられるようになりました。
久し振りに歯のクリーニングへ行ったり、ずっと気になっていた耳の違和感を解決するべく耳鼻科受診も済ませました。
脳もだいぶ錆び付いていましたが、数時間集中して読書することも出来るようになりました。
自分メンテナンスをすると、大切に生きているような気持ちになれます。
そして、仕事のこと。
ずっと中途半端にやりかけていた『人事制度』を完成させようという気持ちが再浮上してきました。
当院はお陰様で患者様に恵まれ、集客という課題はクリアしています。
同じエネルギーを注ぐなら、あくせく不必要な消費を煽る集客方法に勤しむよりも、目の前の患者様に集中して治療結果を出すことのほうが、本質的に満足度の高い結果が得られると確信しています。
次なる課題は、優秀なスタッフが「希望と遣り甲斐を感じて長期間働ける職場にする」ということです。
セミナーに参加したり本を読んだりして、給与を決める基準は作成しましたが、ガラス張りではありません。
クリニックが求める人間性や職業能力を明文化し、1人ひとりが自己の能力を高め、患者様の喜びに貢献できる人物となることを切に願います。
今年の年末までに、新しい『人事制度』を完成させることを宣言します
スタッフも巻き込んでこのプロジェクトを進めて参ります。
名付けて『Trust & Respect』プロジェクト。
院長もスタッフも患者様も、皆が互いに信頼できて尊敬される関係になることを目標にします。
信頼と尊敬を得るには、まずは相手を思う気持ちが必要です。
そのためには自分の心に余白が必要です。忙しすぎないこと、そして器を大きくすること。
易きに流されず、学びを続け、徳を積んで深みのある人間へと成長したいです。
信頼と尊敬のある人間関係の構築には時間がかかりますが、諦めず取り組んでいこうと思います。
桜のシーズン、年度末ですね。
この季節になると、クリニック開院準備のために物件を探していた時を思い出します。
2歳と5歳の子供を連れて、今のクリニック物件を契約した時、マンションの窓から北里研究所の桜が見えました。しかし、その桜は北里研究所建替え工事の際に、窓から見えない場所に移動してしまいました
これは近所の雷神山公園、なかなか立派な桜並木です。
桜を見ると1年の区切りを意識してしまいます。
さて、この4月からスタッフの黒崎が鍼灸の学校に通うことになりました。
知識と技術をステップアップさせ、もっと自信を付けたいとのこと。
黒崎は明るい性格で思いやりがあり、患者さんからも人気者。
トリートメントのあまりの気持ちよさから『黒魔術』と呼ばれるほど
今のままでも十分人の役に立っているのに、まだまだ先をみて成長しようとする意欲と行動力には感心してしまいます。
久し振りに黒崎の技術チェックのためカラダを揉んでもらいましたが、どこに触れてもこの上なく気持ちがいいのです 当院で5年5か月勤務していますが、技術力の高さは私が保証します。
4月からは土曜日のみの出勤となりますが、これから3年かけてさらに磨きをかけ、今後も皆様のお身体の癒しにお役に立てることと期待しております。
そして、当院には新しいメンバーが2名加わりました。
2人ともエステティック歴10年以上のベテランです。
当院のお客様に、変わらず安心して通い続けていただけるよう精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
当院の隣に『バーガーマニア』というハンバーガー屋さんがあります。
なかなか肉肉しいハンバーガーで、大人気です。
2008年オープン、白金店以外にも恵比寿店、広尾店、そしてこの3月に白金高輪店もオープン。
この3月で15周年を迎えたとのこと、おめでとうございます!!
今月限定「15種のチーズ入りバーガー」をいただきました。
デザートには偶然ですがチーズケーキ。
胃袋はチーズフェスティバル
ビールとワインで流し込んで終了。
50代でギルティーフード(高カロリーで罪を感じる食べ物)やっちゃいました・・・
明け方から胃がしくしく痛くて、消化機能に負担がかかり過ぎた様子。
消化酵素が少ないのか、蠕動運動が弱いのか、特に牛肉はしんどいです。
牛のゲップにはメタンが含まれ、温室効果ガスの4%に匹敵するとか。
牛肉を食べることは、人体にも地球にも負荷がかかり過ぎることを考えると、環境に対する”ギルティーフード”でもあります。
でも、バーガーマニアさんのハンバーガーは本当に美味しいし、食べる人を幸せにしています。
大量生産して大量廃棄することもなく、上質なお肉をたまに少しだけ頂くのならいいではないかと、勝手に正当化させていただきます。
日本の1人当たり年間消費量(令和元年・農林水産省)は以下の通りです。
・牛肉 6.5kg
・豚肉 12.8kg
・鶏肉 13.9kg
牛肉は豚や鶏と比べると意外と少ないのですね。
また世界と比較してみると、アメリカやブラジルは牛肉だけで30㎏以上消費していますから、世界はナント肉食か!ということが分かります。
これだけ世界では肉が消費されているのですから、代替肉の研究に躍起になっているのも理解できました。
肉食は持続不可能ですから、これからの食糧事情が気になります。
胃腸を労わりつつ、少しの量でいいから美味しいものが食べられる世の中になることを祈ります。