コロナ禍で途絶えてしまった運動習慣を何とかしようと始めたジャズダンス。
週1回であまり復習もせず、それでも「継続は力なり」を信じて3年目。
振りを覚えるのが精一杯で、カッコ良さを求めるのは100年早い(死んでしまう)
それなのに、今年はプチ発表会をやるということで、それに向けて励むぞーーーと思いきや、、、
ステップがなかなか身体に染み込まず、皆と比べて確実に覚えが悪い劣等生
えっ、私ってもしかして若年性認知症かしら、、、と忍び寄る暗い影に包まれていたところ、同じクラスメートからLINEが。
「麻子さん、よろしければ動画を送りましょうか?」と助け船
私のひどい踊りに気が付いてくださったのでしょうか。
このような優しさに心底感動してしまいました。
困った人を助けるとは、こういうことなんだと。
動画そのものはもちろんですが、気にかけて見ていて下さったことに心打たれました。
本当に有難いことです
あ~、もっと上手になりたいなぁ。
・・・と、ダンス動画に熱中しながら夜が更けていくのでした。
5月の発表会に向けて頑張ろう
新年あけましておめでとうございます
2025年、21世紀も四半世紀が過ぎがようとしていることに、純粋に驚きます。
私は過去を振り返るのが大好きな性分なので、年末年始休暇を利用して思いっきり振り返ります。
2000年に妊娠して出産した娘は医学部6年生、もうすぐ卒業です。早すぎやろ、、、
医者の世界は育休なんて制度は存在せず(今は知りません)、休む期間など怖くて考えられませんでした。医師のキャリアに空白期間が生ずると、他の医師に後れを取ってしまうという焦りです。早く1人前にならなくては 産後8週で復帰、オペ室に戻りました。
四半世紀過ぎ、もはや男性の育休まで当たり前の世の中へ。
25年前は、出産を機に仕事を辞める女性が多かったのですが、今は女性も辞めない時代となりました。
こちらも大きな変化ですね。
女性も一生働き続けるという前提ですから、出産後の束の間くらい思いっきり子育てさせてくださいよ、ということなのでしょうか。
昔から母は、「子育ては最高の贅沢」と言っていましたが、私にはその意味が分からず仕舞いでした。専業主婦にはご縁がありませんでしたが、有閑マダムを相手に楽しく仕事をしている自分が“いとをかし”、です。子育てを至福と感じる人は、仕事に追われることなく子供に向き合えるような人生が送れる世の中であって欲しいと願います。両親共に仕事とケータイに追われていたら(追いかけていたら?)、子供が可哀そう。
私のようにずっと仕事をしていたい人間にとっては、子供の受け入れ先である保育園やら育児サービスが充実してきたことは喜ばしいことなのではないでしょうか。
美容医療業界も変わりました。
25年前に美容外科医になりたい医者はほとんどおらず、ややもすればアウトローのような扱いをされていたと思うのですが、そのような世間体を全く気にしない特異体質が功を奏し、純粋に興味のある美容外科の世界に飛び込むことができました。思い返せば友人誰一人私を阻止することもなく、諦められていたのか、信じてくれたのか?
美容医療を研修させていただいた北里研究所病院美容医学センター長の宇津木龍一先生は、日本で形成外科医として活躍後、アメリカで美容外科を5年間修業して帰国され、美容医療に人生のほとんどを注ぎ込んでいた誠に真摯な医師でした。毎晩深夜まで病院に残り、何やらお仕事されていました。
私がチャラチャラ美容女医にならなかったのも、宇津木先生のお陰と感謝しています。
6年ほど勤務して、2006年に白金ビューティフルエイジングクリニックを開院。
勤務医時代に診ていた患者様が通って下さいましたが、最初は暇の極み。暇すぎてご年配の有閑マダムと1時間ほど雑談出来たことも、私にとって学びであり、意味のあることだったのだと今になって思います。
1日1人、2人という時もあり、どうしたら予約が埋まるものだろうかと試行錯誤しながら、スタッフと共に出来ることをコツコツ積み重ねました。それなのに!2008年リーマンショック、2011年東日本大震災と続き、なかなか思うように増えません
アベノミクスによる金融緩和が始まった2013年頃からようやく患者数が増え始めました。ぐぐぐーっと増えましたので、部屋を増やして拡張したのが2016年、10周年のことです。
2012年~2019年は勢いがあって楽しかった40代。海外へ社員旅行に行けたことも奇跡のようです。ボトックスやヒアルロン酸の勉強で海外に出かけることもありました。(年末SNSで炎上していた)海外での解剖実習にも参加しました。
一方プライベートでは、息子の反抗期にも漏れなく遭遇し、クソばばあの焼夷弾を浴びせられながら、どん底メンタルも経験しました。時期を同じくして母親の病気が発症、娘の大学入試と重なり、プライベート三重苦
それでも仕事の業績は伸び続け、こんなに頑張ってやり続けるのも疲れたな~と慢心していたらまさかのコロナ禍
何を目標に、何のために働いているのか?スタッフの幸せってなんだろう?私は何ができるのか?と考え続けた日々。
コロナは我々の心に爪痕を残しながら過ぎ去って行きました。
振り返るとごちゃごちゃいろいろなことがありましたが、それでも目の前の患者さんをキレイにする仕事を淡々と続けたお陰で、臨床経験と患者様との信頼関係だけは積みあがりました。これは私にとって最強の資産形成でした。NISAはまだ始めていませんが、、、
20~30代の若い美容外科・美容皮膚科医は増えているようですが、私のようなお婆医は少数派ですから、これまでの知見を活かして、中高年の健全な美容医療に貢献できたら幸いです。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2025年1月5日 自宅にて
クリスマスイブに書くブログ、「イブログ」←親父ギャグ
書いている最中に0時を回ってしまいました、、、
今年の診療も残すところあと4日です。
お陰様で毎日予約がびっしりと詰まっており、嬉しい忙しさを感じながら診療しています。働ける幸せ
12月はシミ取り、イボ取り治療がぐんと急上昇。
気になる茶色いポツポツは今年のうちに大掃除
9月からキャンペーン中のスネコス注射も好評です。
ボトックスは年中無休の外せない美容医療マストアイテム
本日は、まだあまり知られていない治療、大人の「ダーマペン×ボトックス」について情報提供いたします
一般的なダーマペンの適応は、ニキビ肌、オイリースキン、毛穴、ニキビ跡治療です。
ダーマペンは先端に16本の極細針を取り付け、電動で上下運動を繰り返し、一定の深さを設定して皮膚表面に小さい無数の穴を開ける治療です。目的に応じて様々なタイプの薬剤をその穴に染み込ませることで効果を発揮します。
ネット上の写真や動画では、ダーマペンで血だらけ真っ赤っかになっているお顔を見ることがあり、若い人の肌の凹凸治療に優れているという認識があるのではないでしょうか。
当院の患者様で大人の「ダーマペン×ボトックス」治療のヘビーユーザーがいらっしゃいます。
年齢は60代。一般的にダーマペンの適応と言える肌ではありませんが、この治療効果をこよなく愛するリピーター様です。
何がそこまで魅力的なのでしょうか?
彼女が当院に通い始めたころは、大変敏感肌で乾燥しており、赤みが目立つ肌でした。
化粧品を止め、コツコツと美肌レーザーを続け、最初は普通にボトックス注射をしていたのですが、シワがピンと伸び過ぎる感覚がお好きではないようでした。
そこでボトックスを美容カクテルにミックスさせてダーマペンで皮膚にしみ込ませたところ、眉間や額、目尻のシワが適度に伸びる微妙な変化を大層お気に召していただけたご様子でした。
シワ以外の効果をお尋ねしたところ、以下のような変化を感じているようです。
★冬でもワセリンすら不要のうるおい肌
★触り心地が滑らか
★毛穴が引き締まった
★ハリが出た
★肌が健康で丈夫になった
今ではファンデーションを塗らずに素肌でパーティーに参加できるほどの美肌になりました
白金素肌党代表としては、大変喜ばしいことでございます。
ダーマペンは2日ほど赤みが続くダウンタイムを伴う治療です。
レーザーを受け慣れている方は麻酔不要です。
2025年1~3月の期間中に、大人の「ダーマペン×ボトックス」キャンペーンを実施しますので、楽しみにお待ちくださいませ。
こちら、大切に育てているミニバラを剪定した写真です
昨年の冬は経験と知識不足、そして枝を切る勇気がなく、剪定に失敗
緑色にきれいな葉をつけている枝を切るのが心苦しくて、大胆に切れませんでした。
春からぐんぐん枝葉が伸び、花が咲くのですが、一部の枝が長すぎてバランスが悪くなってしまいました
恥ずかしながら、このような感じです。
伸びた枝の先端につぼみを見つけると、可哀そうで切れませんでした。
バラに詳しい患者さんからアドバイスをいただいて、今年は思い切って切り込みました
枝や葉を観察しながらパチパチ切っていると、未来の若者のために、古い人には遠慮していただきましょう、という気持ちになります。バランス良くきれいに咲かせるためには、伸びすぎた部分はカットしなければなりません。放置しておけば、伸びる枝と伸びない枝があり、花の咲き方もバラバラです。本当は、それが自然なのですけれど。
若い芽(人)が瑞々しく伸びるためには、私のようなロートルはさっさと切り落とされた方が良いのではないかしら、などと考えてしまいます。
古い枝葉(高齢者)を養うために、たくさんの栄養(資源・財源)が消費され、若葉の成長が阻害されてしまうからです。
それを放置すると、いびつな形(社会)になってしまいます。
やはり高齢化社会はいびつなのかもしれません。
社会を美しくデザインするには、自然に任せず、何らかの手段で剪定する必要があるのでしょう。それをどのように実現するかは、今後の課題ですね。
バラを育てながら、あれこれ考えさせられています。
動物や植物を愛でる気持ちがあると、暮らしが豊かになるのを感じています。
来春、たくさん花を咲かせた写真をアップしたいと思います!
「白金素肌党」として選挙活動中(フィクションです)
政治や政策の話が必然と増え、社会問題についていろいろ考えさせられる師走を過ごしています。
103万円の壁など、税金絡みの問題について意見を述べます。
ここ1~2週間、スタッフの賞与額について考えていました。
昨年から取り組んでいる人事制度に基づき、お給料や賞与についても個人個人の職能に応じて言語化し、「給与ラダー」というものを作成しました。
ボーナスの時期は、毎度毎度金額を決めるために、唸りながら相当な時間を費やしていたのですが、給与ラダーに基づき計算できると、その作業がぐんと楽になります。
・・・と言いたいところなのですが、そんなに簡単な問題ではありません。
業績に応じて賞与額は変動しますが、業績の悪い時に少ない金額になってしまうと、モチベーションが低下してしまうのではないか?と心配になるので、業績が良いからと言ってあまり急激に高額の賞与を支払うと後が怖いです
かと言って、適度にいい額を貰わないと、「ちっ、これだけか」なんて思われるのも寂しいですから、それなりに満足のいく金額にしたいとも考えます。
全体のバランスを取りながら、スタッフの賞与を決めるのは一苦労なのです。
金額を決定したら、社会保険労務士に連絡をして、給与計算をしてもらいます。
そこで驚くのは、社会保険料(健康保険、厚生年金)と所得税の金額です。
だいたい20~30%が額面から天引きされて、手取り金額が下がります
いわゆる「給料が上がっても、可処分所得が上がらない」と言われる現実です。
さらに社会保険に関しては、労使折半ですので、同じ金額を会社(クリニック)も負担することになります。
経営者(私)はスタッフから徴収した社会保険料の2倍の金額を国に納めているので、毎月その金額にギョッとさせられます
相互扶助という概念には賛成ですし、困った人を助けるのであれば、利益を出している分に対しては喜んで税金を払います。
問題なのは、その使われ方です。
本当は働ける能力があるのに、働かず、税金も納めず、それなのに公的補助を貪り取る行為に対して、憤りを感じています。
失業保険は、本当に働けない人のためにあるものなのに、失業保険をもらえる期間は働かないで遊んで暮らしている人たちも結構います。
国民健康保険は、日本に滞在する外国人は3か月以上の在留資格で加入できるので、それを悪用して日本の公的医療を受けるケースもあるようです。
生活保護の人は無料で医療を受けられるため、これも悪用して薬を転売するようなこともあると聞きます。
当院のスタッフが真面目に働いて納めた税金の一部が、(働けるのに)税金も納めていない人たちに悪用されていると思うと、本当に嫌な気持ちになります。
人として道徳的に善くない行為は慎むべきだ、というモラルを子供たちに教育しないと。
お天道様がみていますよ、という素敵な言葉がある日本を誇りに思って。
白金素肌党は、道徳教育にも力を入れたいと思います