医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2024.11.20

秋の京都

紅葉を楽しもうと、京都までGo to travel(懐かしい響き)

山頂の雪が白いベレー帽のようで可愛らしい

それにしても、富士山は美しいです。

 

今年は夏の余熱が秋まで続いているのか、小春日和と呼ぶには違和感のある気候です。

 

紅葉が青い、、、

 

ああ、日本の四季はどうなってしまうのでしょうか。

 

暖かいので、自転車を借りて京都の街中をサイクリング

坂がないので走りやすいです。

京都御苑内の砂利道も、自転車で走れます。

さすが千年の都、御苑内からは山と空しか見えず、人工的な高層ビルは全く目に入りません。きれいに整備されており、道長や紫式部が現れるのではないかと思うくらい、平安時代にタイムスリップできます。

思い返せば、江戸から明治となり、明治天皇は京都から江戸に移られました。

それに伴い、天皇家に仕える公家や商人も、ごっそり江戸に移動したことでしょう。

まさしく遷都、大革命でした。

しかしですよ、だからこそ、この美しい京都の街並みを残すことができたのではないでしょうか。

政治・経済の中心は東京に移り、京都は近代化の波から逃れることができたからこそ、今の京都の価値があり、インバウンドで超盛り上がりを見せる唯一無二の観光地となったのでしょう。

いや、だからこそ、日本の礼節をわきまえない外国人に汚されたくない!

美しい京都を守りたい。

神社仏閣も素晴らしいのですが、私は何気ない京都の街並みと、山や空、鴨川が好き。

古い京町屋とお店も頑張って欲しい。

繁華街ではなく、人気の少ない御所より北が落ち着きます。

所詮、東人の戯言かもしれませんが、失われつつある日本の文化が、京都にはたくさん残っているような気がします。東京にもあるのかもしれませんが、新しいモノ・コトが多すぎて、また忙しくて気づきません。

失われた大切なもの、日本の文化を、感覚的に取り戻すために、私は京都に呼ばれているような気がします。

 

家族で写真撮影をしていたところ、息子が私の写真を見て、「老けたな~、シワ、ほうれい線。」

いやいや、あなたに言われなくたって分かっているわよ

「でも、歳に抗っても(美容医療のやり過ぎは)、変な顔になるしな。」

分かってるじゃん、さすが我が子。

もっとマメに美肌レーザーを受けて、世界遺産は無理でも重要文化財くらいになれるよう頑張ろう。

 

 

 

選挙2024

さて、今年も追い込み繁忙期となりました。

毎年10~12月は女性の美容熱が高まります。

当院恒例の年末仮装診療も中止しようと思ったのですが、完全に止めてしまうのはなんだか寂しくて、ついついイベントを企画してしまいます

考えている時が最高に楽しいことに気づいてしまいましたので・・・

今年はどんな出来事があったかしら、と思いに耽っていたところ、天の啓示が降りてきました

『選挙』

子供の頃から、我が家の両親はよく政治の話をしており、日曜日の朝は「時事放談」でした。←意味はよく分からなかったけれど。

選挙は必ず行くものと教えられていたこともあり、私も成人してからは必ず投票するようにしています。

そんな日本の衆議院議員選挙2024年の投票率は53.85%だったとか。

一方、先週行われたアメリカ大統領選挙の投票率は64.52%。

日本はアメリカより10%以上低いのですね。

しかし過去データを調べてみると、戦後昭和時代までは投票率70%前後を推移しており、過去最高は昭和33年の76.99%

世代別投票率を調べると、60代以上は70%以上の人が投票している一方、20代は30%代とかなり低めです。

少子高齢化ですから、若い人が一丸となって投票しても、数の上では高齢者に負けてしまうんですよね。

諦めなのか、政治に興味がないのでしょうか。

 

日本で選挙が始まったのは明治23年。

衆議院の参政権は「満25歳以上の、直接国税を15円以上収める男子」ということで、この条件に当てはまる人は国民の1%しかいなかったとか。

それに比べれば、すごい勢いで民主化されたものです。

 

選挙話が長くなりましたが、今年の年末イベントは選挙パロディをお届けします

ちょっとお得な治療プランもご用意しました。

皆さまには投票していただく予定ですので、奮ってご参加下さい!

もちろん参加賞付きです。

詳しくはスタッフにお問い合わせくださいませ。

2024.11.04

ワセリン登場

連休はいかがお過ごしでしたか?

快晴、11月とは思えない暖かい陽気でした。

例年は10月中旬ごろから肌の乾燥を感じ始めますが、今年はようやく今シーズン初ワセリン登場。

手のひらに薄く延ばして、お顔を包み込むように優しく塗ります。

手もカサカサ、シワシワしておばあちゃんみたい あ、孫はいませんが、もうおばあちゃんの年齢でした

手や腕にもレーザーメンテナンスケアを受けていただくと、10回くらいでかなりハリが戻ります。

美意識の高い女性はハンドケアも欠かしません。

とにかく秋冬、ワセリンは必須アイテムです。手と足裏のお手入れもお忘れなく。

ボディ全体は表面積が広いため、ワセリンは塗りにくいから、ワセリンベースのボディミルクがおススメです。

私の家族みんな愛用しています。

当院でも販売していますので、ご希望の方はお声がけくださいませ。

 

愛犬と井の頭公園のお散歩。

まだ木の葉は緑色ですね。

土の上には落ち葉が重なり、葉っぱの上をカサカサ音を立てて歩くのが好き。

青空を仰ぎ、木漏れ日を見ているだけで、幸福感に満たされます。生きててよかった!

 

明日はいよいよアメリカ大統領選挙です。

接戦のようですが、どうなることやら。

TでもHでも、どちらになっても世界に何らかの影響が出るでしょう。

政治家は国民の鏡です。

政治の腐敗は国民の腐敗。

コツコツ自分を磨きましょう。

もちろん外見ではなく中身です。

 

 

インディバ 温活美容

今日はハロウィン = 10月終わり = 外国ではサマータイム終了日

日本でも、戦後GHQの指導により、1948年~1951年の3年間サマータイムを導入していたのをご存じですか?

しかし、日本のライフスタイルには馴染まなず、世論の評判が悪くて、廃止になったようです。

この時期は夕方5時の鐘が鳴るとすっかり暗くなり、夜が長く感じますね。

 

明日から11月、『インディバ 温活美容』が始まります

皆さま、インディバをご存じですか?

スペインで開発された高周波温熱療法で、体の深部をじわ~っと温めます。

機器自体は40年の歴史があり、日本でも30年前から使用されています。

美容は(企業都合で)流行がありますが、インディバは時代に左右されない地位を確立しています。

身体を温めることで免疫力が高まり、自律神経も整うとのこと。

冷え、むくみ、筋肉のコリも改善。

セルライトにも効果ありとか!←個人的にはコレ、気になります。

科学的根拠の基づく論文も多数あるとのことです。

 

今日はスタッフ施術の「インディバフェイシャル」を受けました。

まずはデコルテから温めたのですが、足先まで熱が一気に伝わるのを感じます

血が巡ってる~~~

デコルテ、首、顔を丁寧に温めてもらったら、顔色が劇的に明るくなりました

帰宅途中に立ち寄ったスーパーの鏡に映る自分の顔をみて、ハッとするくらいの効果を実感

5時間以上経過した今でも、足先までポカポカ血の巡りを感じています。

当院では10年以上前からインディバを導入していたのに、何でもっと活用しなかったのか謎・謎・謎

良い施術は広めなければ!と、気分が高まっている今夜ブログを書いています。

↑LINE配信しています

1つ気になった点は、血流が良くなるということは血管が開くということですので、施術後に軽い頭痛を感じました。一過性ですので、心配ありません。

 

当院のスタッフは全員エステティシャンで、キャリア15年以上のベテラン揃いです。

最近、より良い効果を出すために、熱心に研究しています。

私も毎週受けたい施術です!

これからますます冷え込む季節。

身体を温めて健康的に、温活美容しませんか。

美容クリニック選び

美容クリニックを受診してみたいけれど、沢山あるのでよく分からない!

悩んでいるうちに、何となく行きそびれてしまい、悲しいかな歳ばかりとってしまい、老けた顔を見てがっかり

美容クリニック選びで大切なことは、自分に合うクリニックを探すこと。

「楽しく通えるところ」

「美の方向性が一致しているところ」

「信頼できそうだ」

1年間ほど通っていただかなければ、十分な結果は出せません。通うから結果が出て、信頼へ繋がります。

楽しく通えることがいかに大切か、お分かりいただけますでしょうか。

 

ご参考までに当院の患者様の特徴を少し紹介してみましょう。

・40代~60代の大人たち

・素肌美を求め、シンプルライフを理想とする

・「いかにもやりました」といった、不自然な顔は望まず、穏やかな改善を好む

・外科的治療は望まない

・約束時間を守って下さるなど礼儀正しい

・素直で真面目に取り組む

・食事や運動に気を配り、自然に健康意識が高い

手前味噌ですが、モンスターな人は誰一人いませんし、人間力の高い素敵な人たちばかりです

 

院長の私自身が50代となり、人生で大切なことは、学問・教養・道徳に他ならないと信じている今日この頃。

人間としての芯の強さを軸として、その表面に手入れの行き届いた素肌をさらりとまとう。

これぞ当院の求める美の真骨頂

院長もスタッフも全員素肌です。

患者様もどんどんファンデーションを手放しています。

 

美容医療の歴史はまだまだ浅く、レーザーや注入治療が本格的に始まったのは2000年頃からです。

その頃は、美容医療に従事する医師数も少なかったですし、私より10歳くらい年上の、もはやレジェンドと言われる女性医師はごくわずかでした。

最近急増中の若手キラキラ医師が輝く中で、私のようなオバハン女医の存在こそ、実はレアもので希少価値があるのでは

絶滅危惧種かもしれません。

超自己肯定感高めっス

 

熱海の花火大会です。

秋なのに、今年初花火

オバハンでも、心の中はいつも花火に負けずキラキラです

美容医療を通じて、皆さまの心にも華火が弾けるようなときめきをお届けいたします。

それは意外と静かで、炭火のようなものかもしれません。

身体髪膚之を父母に受く

「ファンデーションに頼らない素肌づくり」

18年前の開院時に考えた、当院の経営理念、キャッチコピーです。

そして、ターゲット層は、

「40代からのシミ・しわ治療専門の美容皮膚科」

まだ30代半ばだった同世代の友人らは、アンチエイジングというにはまだまだ若く、美容医療なんて必要ないでしょ、という空気感 最初の頃は患者さんが少なくて暇でした

40歳を過ぎ、だんだんと知人も通い始めるようになりました。

加齢肌を整えることは実に気持ちの良いものです。

 

そして月日は流れ・・・

とうとう娘世代が受診するようになりました。

20代前半のお肌はピチピチ。

輪郭はきれいなカーブを描き、肌艶良く、弾力もあり、キメも赤ちゃんみたいに細かい

もちろん天然ですよ。

40~50代のキレイな肌とは全く別物です。

はっきりと言います。

若い人と比べるのは止めましょう

次元が違います。

年齢を重ねた、中身のある大人のカッコ良さを目指してください。

 

そして若い人たちへ。

「身体髪膚之を父母に受く 敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」

私が10代の頃、よく父に言われた言葉です。

ピアスを開けたり、金髪に染めていた程度でしたけれど、昭和の親にはそれでも過激に映ったのでしょうね。

時は流れ、令和時代。

隣国の影響で、美容医療が身近となり、毀傷しなければ損くらいの勢いで美容ツアーに出かける人の話をよく耳にするようになりました。浮足立っちゃっていませんか?そんなに軽い国民でしたっけ、Nippon?もっと大切にすべきことはありませんか??

身体への外科的手術は不可逆的であり、理想の美を手に入れるためには大きなリスクを伴うこともお忘れなく。

そして、メスを入れたからとて100%happyになれるとも限りません。

思い通りにならず、かえって引きこもりになってしまった人の話も聞きます。

若い人は人生経験も少なく、思慮も浅いでしょう。

古典は歴史の知恵の宝庫です。時代が違っても馬鹿にできないと思います。

自分の身体に傷をつけるのは、もう少し慎重になった方が良さそうです。

 

逗子研修

久しぶりの院外研修、逗子へ行きました

美容クリニックなのに海かい!!と突っ込まれそうですが、自然と触れ合うのが今回の目的です。

日々の診療ばかりに追われてしまうと、大切なことを見失いがちです

あえて時間を作り、スタッフ全員と共に過ごす時間を作ることは、信頼関係を築くためにも必要な行事だと思います。

曇天で良かった~

海に入りながら、自然と対話していると、自然から声が聞こえてきます。

都会にいると、自分の脳だけであれこれ考え過ぎてしまうのが問題らしく、自然に心を開いていると、自然が答えてくれるのです。

波は大きくなったり小さくなったりしながら、ただただ繰り返し押し寄せます。

砂は波に巻き込まれながら浜辺を彷徨います。

風は自由に移動し、人々に心地よさを与えたり、時には災害をもたらすこともあるでしょう。

対岸に見える木々は、ただそこに立ち、風に揺られて、光合成。

雲は太陽の強い日差しから私たちを守ってくれたり、雨を降らせて恵をもたらします。

自然界の存在は、ただそこにいて、その役割をずっとずっと繰り返しています。

風のようにダイナミックに動く役割もあれば、木々のように同じ場所に居続ける不動な植物もいます。砂粒のようにその他大勢と共調して存在するものもいます。

色々な役割は、大地という大きな環境の中で定められているものであり、そこに意志などなく、ただただ役割を果たすのみなのではないだろうか?

人間も自然の一員なら同じことではないでしょうか。

大地や宇宙という大きな歯車の中で生かされているだけで、それぞれの場所で割り当てられた役割をきちんと果たせばそれで良いのはないでしょうか。

人間の意志で自然を壊すようなことをするから、色々な問題が吹き荒れてしまうのだろう。

自我溢れるこの世界。

戦前の「お国の為なら~」思想に反発するように、戦後エスカレートした個人主義がやや行き過ぎて、私利私欲万歳もどうかと思いますね。

無我になりたい。

そのような思いに耽ることができました。

自然さん、たくさんの気付きをありがとう。

 

 

 

 

2024.10.01

秋の夜長

神無月。

ようやく空気も秋らしい肌触りとなりました。

犬の散歩中に聞こえてくる虫の音色もすっかり秋。

秋刀魚も美味しくなりました。大根おろしも忘れずに。

秋と言えば読書。

毎週土曜日の日経新聞、2ページにわたる読書欄がお気に入りで、気になる本を見つけたら即アマゾンでポチり。

土曜日の診療を終え帰宅すると、すでに本が届いています。

日曜日に早起きして、午前中に一気読みすることも可。

便利な時代になったものです。

 

本日は1日中、オンライン経営セミナーを受講しました。

クリニックを離れて学ぶ時間、とても貴重です。

私は一人読書で学ぶことが性に合っているのですが、異業種の人たちとディスカッションすることで新たな気づきを得ることが出来ます。またやる気が充電されます

 

石破さんが自民党総裁に選ばれました。

いろいろ批判する人がいますが、日本の総理大臣を引き受けて下さるなんて、どれだけ凄いことか想像できますか?

今夜も夜9時過ぎから首相会見を行っておりますが、このような遅い時間に記者会見とは本当にお疲れ様です。

いつ何時、何が起こるか。

それに備えていつも緊張の連続。のんびりなんてできません。

分刻みのスケジュールで日本国内のみならず海外へも頻繁に行き来しています。

一般庶民は退職して悠々自適なんて言っている年齢に、これほどの仕事をこなせるなんて、超人技です。

それだけでも十分尊敬に値すると思います。

別に石破さんのファンでもありませんが、批判ばかりする世論にちょっと物申してみたくなっただけです。

どう生きるかは自分の気持ち次第。

 

それから秋の楽しみの一つに、「坂の上の雲」再放送。NHK日曜夜11時です

放映されたのは15年くらい前でしたが、当時は仕事と子育てが忙しくて、テレビを観る余裕がありませんでした。

明治に活躍した人たちから見習うところがたくさんあります。

そして主人公、秋山真之役のもっくん(本木雅弘)、惚れ惚れするほど美しい 美男子の極み。

 

これからますます充実しそうな秋の夜長。

徒然なるままに楽しみます。

 

 

美容医療のリスク

先週、日本美容外科学会が虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されました。

私の参加目的は美容医療のトレンドに触れることですが、「流行」という言葉に超アンチな反応を示す性分ですので、あくまでも流行に乗らないのが私流です。しかし、知っておくことは職業人として大切なことです。

(そんな私ですが、大昔バブルの頃は流行のくるくるソバージュヘアにしたり、トサカ前髪にしたりと、流行に乗らされていた若い時代もありましたお恥ずかしながら)

二重まぶたや顔の輪郭(骨切り)手術などを観ていると、ゴールデンプロポーションから逸脱したような、わざとらしい造作を好む人たちがいるようです。アニメというかアバターのような、いかにも人工的な顔貌です。

もはや「美」とはかけ離れていると領域に踏み込んでいる様子です。

いや、「美」とは主観的なもので、個人が追い求める二重の形やフェイスラインの理想形があり、それを完璧に求める患者がいて、それに応える美容外科医がいる、という世界です。

しかしそれは絵画や彫刻とは違い、生身の人間を扱うのですから、それはそれは恐ろしいリスクを伴います。

小顔にするために頬骨や顎の骨を切る手術など、術後の骨折や感染といった合併症があるにも関わらず、手術を受けてしまうのは、若さゆえの勢いなのか、自分には起こらないと信じているのか。

提示された術前写真を見ても、顔貌が正常から逸脱しているような顔ではなく、ごく普通なのにもっと可愛くなりたいからというルッキズムに支配されているのかしらと想像してしまいます。

現在、空前の美容外科ブームです。

美容クリニックや医師がSNSで症例写真をバンバンアップしているから、「私もこんなに可愛くなれるかしら?」と安易に美容外科手術に飛びつく若者が増えていると聞きます。お隣の国に行って治療を受ける人、身近に話を聞くようになりました。

美容外科手術は皮下出血や腫脹などのダウンタイムを伴いますし、その間は日常生活に支障がでるでしょう。

自分の容姿が気になり過ぎて、引きこもりになる人もいるようです。

美容医療には中毒性がありますので、深く入り込むと心が病んでしまいます。

メスを入れる方法ではなく、カウンセリングなどの精神領域で、彼女たちを救えないものかと考えさせられました。

美容医療のハードルを下げ、お安く手軽に受けられるようにするのは考えものです。

 

私自身が流行に対して天邪鬼なこともあり、個人個人のまとう全体的な雰囲気が美しく格好良ければ良し!と考える方なので、完璧な美は求めません。というか、そんなもの手に入らないです。

ある患者さんのシミがなかなか薄くならず気になっていたところ、彼女は「シミがあったって死ぬわけではないから、これでいいんです。」ときっぱり。「それよりもファンデーションや化粧品を止められて、本当に良かったです」と仰いました。いや~、あっぱれです、幸せな女性です。

そもそも私のやっている美容医療は、アンチエイジング専門の美容医療ですから、もっと可愛くなりたいシンドロームの人が対象ではありません。

酸いも甘いも嚙み分けた大人が、「毎日のスキンケアが楽になって、肌の調子がいい感じ」を楽しめる程度の健全な美容医療を提供して参ります

心の良い人

今年は、学ぶ時間を確保し、2つの勉強会に参加しています。

1つは経営セミナー。

もう1つは心の學門。

後者で学んだことを少しご紹介しましょう。

 

「経済活動は精神を磨くためにやるものだ。最高の人格者になるためだ。経営者になって従業員とお客を救え。」

そうか、そうだったのか!

クリニックを経営している限りは、どうしても付きまとう金勘定。

お金は大事だけれど、お金の為に働くのは何か違う感じがする。

一体何のために働いているのだろう、、、

ここ数年、心にかかったモヤが急に晴れ渡ったような感覚になりました。

そしてもう一つ。

「肉体を鍛えたり、頭をよくすることより、豊かな人間性を養い、“心の良い人”を数多く育成することの方がはるかに大切なこと」

こちらもしびれました

肉体労働はロボットや機械が、頭脳はAIが代行してくれる時代となるからです。

お肌の透明感も大切ですが、心の透明感にこそ美の本質が宿ると考えます。

自分のやってきたことが肯定されたようで、胸の中がさわやかミントで満たされた気分です。

 

自分の専門である美容医療を通して、素肌を健康に保つことでいい気持ちになれる人・優しい人を増やせたらいいなぁ。

 

 

 

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