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汗のケア

 

梅雨時期になりました。新緑の時期を過ぎ、青々と大きく育つ緑を見ると癒されます。この時期は苦手ですが、雨の日の木々のにおいはより深い深呼吸ができるようでとても好きです。

 

6月は夏に向けて気温が上がる季節でもあり、じとっとした汗が気になる時期です。

湿度が高いために体から出た汗が皮膚の上で乾きにくく、皮膚トラブルが起こりやすい傾向にあります。以前の私は梅雨の時期になると自分の汗が刺激になり肌のかゆみが増えて炎症を繰り返していたように思います。

そんな私ですがここ何年かは安定した状態を保つことができるようになりました。日頃気をつけているポイントをお伝えしたいと思います。

 

まず汗について、汗は無色透明の99~99.5%が水分です。残りは塩化ナトリウムや尿素、乳酸、クレアチン、アミノ酸などの成分が含まれています。汗自体に、においや色はありません。ですが、汗が長く皮膚の上に残っていると、皮膚の細菌が汗で分解されてにおいが発生することがあります。汗をかいた箇所の風通しがよければ問題ないですが、靴の中等のむれやすい箇所はにおいが気になりやすい傾向にあるようです。

 

また、汗をかいたら皮膚表面のpH値が変化します。普通4.5~5.5の間(酸性)ですが、発汗してくるとpH値は7近くになり、アルカリ性側に傾きます。そうなることで皮膚表面の細菌の発育や増殖をおさえている働きが弱くなるために、ニキビなどの肌荒れが増えやすい傾向にあるようです。

 

上記のことから、汗は長く肌の上にとどまることでにおいや肌荒れの原因となることが分かっています。

 

これから出来る汗のケア

①汗をかいたらなるべく早く水で流すこと。

当院スタッフは全員ファンデーション等の化粧品を使っていないので日中に化粧を気にすることなく顔をバシャバシャと洗い流しています。気になる汗が流れて気持ちが良いですし、肌を清潔に保つことができます。洗えない場合には、濡らしたタオルで拭くこともおすすめです。

 

②肌に直接触れるものは綿100%もしくはシルクがおすすめ

綿は肌触りが良く、汗の吸収も良い素材です。直接肌に触れるインナーやリネン類だけでも素材から選ぶことで快適さがアップするかもしれません。

 

③脇の汗が多い場合にはエチケットボトックス

ひと夏さらさら快適に過ごすことができます。汗が多く気になる方にはおすすめです。

 

他にも外出先でしっかり汗をかいた時には、帰宅後1番先にシャワーを浴びるようにしています。寝汗をかいた時の朝のシャワーも気持ちが良いです。

 

お肌のトラブルが起こる時には、原因があることが多いです。疲れや忙しさもよく言われる理由ですが、ちょっとしたポイントを心がけることで肌状態がより良くなることは良くある気がします。今年は汗の刺激を減らすことを心がけてみませんか。

 

 

ファンデーションに頼らない素肌作り

白金ビューティフルエイジングクリニックの

岩盤浴やサウナで気持ちの良い汗が出ることに憧れるAkemiでした。