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9月よりピコレーザーを導入いたします!

連日蒸し暑い天気が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか。夏といえば、“夏休み”が思い起こされます。休み明け、久々に会った友達が、真っ黒に日焼けしていたり、背がぐんと伸びていたり、それぞれの変化や新たな面を観察することが好きでした。

さて、当院は9月で17周年を迎えます。17年前の2006年は私が小学校に入学した年です。年月が過ぎるのは本当にあっという間ですね。院長の開院前から長きに渡って通ってくださる方もいらっしゃいます。機会がありましたら是非、クリニックの歴史を皆様からお伺いさせていただきたいです。

そして、17周年を記念してこの度、新たに“ピコレーザー”を導入いたします。今回のブログでは、ピコレーザーとは何か簡単にお話しします。

当院が新たに導入するピコレーザーは米国シネロン・キャンデラ社によるPico Wayという機械です。国内で初めて3種類の照射モードを搭載した、最先端のレーザーです。それぞれ、肌質や状態に合わせてご提案いたします。

 

◊ピコホワイト(ピコトーニング)

…レーザーピーリングの進化版。より細かくシミを破砕できるので、薄いシミに効果が期待できる。レーザーピーリングを輪ゴムにはじかれた感覚に例えると、こちらは化粧ブラシを肌にのせた際、少しちくちくする感覚に近い。肝斑やくすみ、色素沈着に効果がある。

◊ピコフラクショナルClear(532nm)、ピコフラクショナルDeep(1064nm)

…ニキビ跡や毛穴、小じわに効果的。レーザーを点状に集中させ、皮膚に微細な穴を開けることで皮膚の再生を促す。3つの照射モードの中では一番、痛みがあるが麻酔なしで問題なく受けることができる。皮膚表面を傷つけることなく、皮膚内部に小さな空洞を作り、その刺激により肌の創傷治癒がなされ、コラーゲンが産生される。細かい針刺激のような感覚がダーマペンと似ている。特に、波長532nmは色素に強く反応するため美白効果も高い。

◊ピコスポットノーマル(730nm)、ピコスポットアグレッシブ(532nm)

…シミをピンポイントで狙い撃ち。波長730nmは波長692nmのルビーレーザーと似た効果を期待できるが、皮膚へのダメージはより少ないと考えられる。また、波長532nmはメラニンの吸光度が高いため反応が強く出やすい。

 

従来のレーザーとの違いとしては、パルス幅(レーザーの照射時間)があります。ナノ秒レーザーが10億分の1秒に対し、ピコ秒レーザー(ピコレーザー)では、1兆分の1秒にまで縮まりまました。これにより何が変わるかといいますと、レーザーをより鋭く照射し、さらに衝撃波が周囲に広がらないため、ターゲットに対してピンポイントで効果を発揮します。つまり、ターゲット以外の他の皮膚への影響が最小で済むようになりました。従来のレーザーと比べて肌への負担やPIH(炎症後色素沈着)のリスクが低減し、ダウンタイムも少なく進化しています。また、濃いシミや、従来では難しいとされた薄いシミに対しても効果的です。

以前に、実際ピコレーザーのスポット照射を体験しましたが、テープや軟膏を塗らずにいつも通り過ごすことができました。照射後は、シミが少しはっきりとしてホクロのような見た目のカサブタになりましたが、そこまで気になりません。カサブタは自然に4日間程で剥がれて(通常7日間前後かかります。院長は10日ほどかかっておりました)薄くなり非常に気軽に受けることのできる治療と感じます。ご興味のある方は是非、ご相談くださいませ。

 

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3年振りのお祭りに感動したKarenでした。