スタッフブログ

院内処方のクリームについて

蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様お元気ですか?

クリニックでは見た目、体感ともに少しでも涼を感じていただくため、洗面所やお部屋のマットを夏らしいものにひきかえ、向日葵のオブジェを飾り、カルピスのご提供をしております。おかげさまでご好評いただき、猛暑にもかかわらず連日満員御礼でございます。いつも運びくださりありがとうございます。

 

さて、今回はクリニックで処方している3種類の外用薬についてご紹介していきます。

 

➀ビタミンCクリーム

ビタミンCは、よく知られている通りメラニン色素が作られるのを抑制します。また、活性酸素を消去することで酸化を防ぎ、コラーゲンの生成を助ける働きを持っています。使い方はとても簡単で、洗顔後1日1~2回、直径およそ1㎝弱のパール一粒分のクリームを手のひらにのばし、顔に押し付けるようにしてつけます。

 

②ハイドロキノン軟膏

こちらもメラニン色素の産生を抑える働きがあります。洗顔後1日1~2回、顔全体またはシミの部分だけに使用します。ビタミンCクリームと一緒に処方されることもありますが、その場合のつける量は2つのクリームを合わせてパール1粒分(直径およそ1㎝弱)をお使い下さい。それぞれのクリームの割合としてはビタミンCクリームが2、ハイドロキノン軟膏が1(2:1)です。

 

③トレチノイン軟膏

0.1%レチノール酸軟膏です。こちらはビタミンA誘導体のひとつであり、シワ治療用化粧品に含まれるレチノールと比べて格段に効果があります。そして、シミやシワ、ニキビ等を改善する働きがあります。また、表紙を厚くし、コラーゲンの生成を促進する作用もございます。基本的な使用方法としては、夜間のみ洗顔後に1回、顔全体またはシミやしわの部分だけに(直径1㎝弱のパール1粒分)塗ってください。使用上の注意といたしましては、効果が強い反面、皮膚が乾燥しやすく、人によっては赤みが出る場合がございます。このような時には、1日おき、または2~3日おきに使用をとどめ、ビタミンCクリームや保湿クリームと混ぜ合わせ半分程度の濃度にしてお使いください。

 

以上が、院内でご購入いただける外用薬です。院長と20年以上お付き合いのある薬剤師Kさんが、愛情込めて作って下さる院内調剤クリームです。いずれも冷蔵庫などの冷暗所で保存しし、1~1.5ヶ月程度ご使用いただけます。この期間を過ぎますと、効果が減少し、また皮膚にダメージを与える可能性もありますのでご注意くださいませ。ご興味のある方は、お気軽にお声がけください。

 

8月も後半となり、お盆も明けたことで時間の流れがいっそう早いと感じます

甲子園も本日(8/18 現在)準々決勝をむかえ、いよいよ夏の風物詩も大詰めとなってきました。夏は、あっという間にやってきて、さっと去っていく季節ですね。

 

ともあれ、クリニックはお盆期間中も通常通り営業しておりましたが8月21日(日)~25日(木)まで夏季休診とさせていただきます。お電話、メール等の対応ができませんのでご了承くださいませ。

 

それでは、引き続き楽しい夏をお過ごしくださいませ。

 

ファンデーションに頼らない素肌づくり

白金ビューティフルエイジングクリニック

甲子園球児のまっすぐさに感動したKarenでした。