院長ブログ

ギルティーフード

当院の隣に『バーガーマニア』というハンバーガー屋さんがあります。

なかなか肉肉しいハンバーガーで、大人気です。

2008年オープン、白金店以外にも恵比寿店、広尾店、そしてこの3月に白金高輪店もオープン。

この3月で15周年を迎えたとのこと、おめでとうございます!!

今月限定「15種のチーズ入りバーガー」をいただきました。

デザートには偶然ですがチーズケーキ。

胃袋はチーズフェスティバル

ビールとワインで流し込んで終了。

50代でギルティーフード(高カロリーで罪を感じる食べ物)やっちゃいました・・・

明け方から胃がしくしく痛くて、消化機能に負担がかかり過ぎた様子。

消化酵素が少ないのか、蠕動運動が弱いのか、特に牛肉はしんどいです。

牛のゲップにはメタンが含まれ、温室効果ガスの4%に匹敵するとか。

牛肉を食べることは、人体にも地球にも負荷がかかり過ぎることを考えると、環境に対する”ギルティーフード”でもあります。

でも、バーガーマニアさんのハンバーガーは本当に美味しいし、食べる人を幸せにしています。

大量生産して大量廃棄することもなく、上質なお肉をたまに少しだけ頂くのならいいではないかと、勝手に正当化させていただきます。

日本の1人当たり年間消費量(令和元年・農林水産省)は以下の通りです。

・牛肉 6.5kg

・豚肉 12.8kg

・鶏肉 13.9kg

牛肉は豚や鶏と比べると意外と少ないのですね。

また世界と比較してみると、アメリカやブラジルは牛肉だけで30㎏以上消費していますから、世界はナント肉食か!ということが分かります。

これだけ世界では肉が消費されているのですから、代替肉の研究に躍起になっているのも理解できました。

肉食は持続不可能ですから、これからの食糧事情が気になります。

胃腸を労わりつつ、少しの量でいいから美味しいものが食べられる世の中になることを祈ります。