院長ブログ

2013日本美容外科学会

10月17日、18日は日本美容外科学会でした。

今年は東京国際フォーラムでしたので、気軽に参加できて良かったです。

2013年学会の感想は・・・

1.頑張っている誠実な美容外科医師の発表を聞いて、偉い!と思いました。

医師は努力家で、患者さんのためにも医療の発展のためにも新しいことに果敢にチャレンジしています。

例えば今話題の「再生医療」ですが、臨床研究をするにあたって、「人幹細胞を用いる臨床研究に関する指針」を厚生労働省から承認を得なければなりません。

これは結構な労力を要することなのですが、女性乳がん患者の再建方法の拡大のためにも頑張って取り組んでいる医師の話を聞いて刺激を受けました。

医療は臨床ばかりではなく、やはりこういった研究はとても重要で、大学病院等でこのような研究をやって下さるからこそ、私どものような開業医は安全に医療を行えるのです。

残念ながら私は研究に向いていませんので、改めて研究医に尊敬の気持ちを抱きました。

 

2.レーザーなど機器が多すぎる!

器械が多すぎて、選択に困ります。いつも言っていますが、新しい=良いもの ではありません。美肌治療は続けることに価値があります。

患者さんの肌に負担をかけ過ぎないよう、きれいな肌へと導くためには何が必要か? を第一に考えますが、結構魅力的なものもいくつかありました。

試してみて報告したいと思います。

 

その他にも、美容医療を受ける患者の心理とか、中国・韓国の美容医療事情などの話を聞くことができました。

 

いつものことながら、学会に参加すると“やる気スイッチ”がONになるのでした。