医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2018.08.23

宮古島へ行きました!

噂通り、透明な水色の美しい海でした!

お天気に恵まれ、家族で幸せなひと時を過ごすことができました。

青い空と海、水面に反射する夕日の輝き、満点の星空、自然すべての景色に神の存在を感じます。

生きる喜びと感謝を感じずにはいられない旅となりました。

 

美しい自然の裏には、沖縄の島々の苛酷な歴史があることをご存知ですか?

最近縄文にハマっていた私は、岡本太郎の「沖縄文化論」を読んでから宮古島に行きました。

江戸時代に入り間もない頃、琉球は薩摩の島津家に制服されます。

そして、苛酷極まる搾取に合うのです。(このあたりは大河ドラマの西郷どんにも描かれていますね)

宮古島などはもともと珊瑚でできた島なので、作物が育たず、本当に貧しいところだったと想像できます。

今日でも見渡す限りサトウキビ畑ですから。

そんな場所ですから、すべてのことは神様が決める、という心理状態になるのでしょうか。

原始的な神道のような信仰がありました。

神が降臨する場所を『御嶽(うたき)』というのですが、ここで祭りや祈りが行われていた(いる)そうです。

私たちは鳥居や御社のある神社をイメージしますが、そんな形はありません。

あったとしても石や木です。

本当に何もない極限までそぎ落としたとでも言いましょうか。

そこが信仰の場所なのに、後からやってきた薩摩の役人たちが、やれ神社だの寺だの造ったようです。

我々日本人がイメージする神道と違いますね!

土着の沖縄民俗があったのです。

 

旅好きな私は、その土地の歴史というものを知りたくなります。

宮古島へ行って、沖縄に大変興味を持ちました。

そもそも、ホモサピエンスは、台湾から石垣島を渡り、沖縄本土を通って、九州・本州に渡ってきた説があります。

1万年以上前には宮古島にも住みついていたのだろうと推測できます。

厳しい環境の中で、大陸の影響を受けながら育んできた島独自の言語や習慣。

 

今回の旅の前に、私に本とDVD(スケッチ・オブ・ミャーク)を貸してくれたスタッフの西田。

物知りな彼女に感心してしまいました。

 

 

 

 

雨宿りの出会い

連休は愛犬ムニエルと軽井沢へ出かけました。

犬を前のカゴに乗せ、サイクリングを楽しんでいたら夕立が!

かなりの土砂降りになり、これはまずい・・・と木陰に避難しました。

鬱蒼とした木陰は、天然の雨傘です。

しばらく立ち尽くして夕立が通り過ぎるのを待っていたのですが、そこで雷がゴロゴロ 、ドッカーン!

別荘地を走っていたので、建物の中に避難することが出来ず、犬は怯えるし、ここで雷に当たってもはや終わりか・・・

すると土砂降りの中、一人のおじいさんが自転車で、私のいた木陰に避難してきました。

「ここだったら雨がしのげるねぇ」と。

 

それからずっと立ち話。

82歳のおじいさんが、34歳の時に軽井沢の別荘を購入。60歳でリタイアしてから、毎年6か月間は軽井沢で一人暮らししているとか。

数年前まで毎日ゴルフをやっていたこと。

軽井沢の歴史話。

仕事で世界各国に行った話。

北朝鮮に行ったときの怖いお話!などなど。

奥様は軽井沢にきてもお友達がいないから、一人ご自宅に残っていらっしゃるそうです。

「夫婦は一緒に居ないほうが円満だよ、と白洲次郎も言っておった。1人は気楽でいいよ~。温泉行ったり、ブルーベリー摘んだり、楽しいわ。」

何と自立して、矍鑠(かくしゃく)とした紳士なのでしょうか。

自分の暮らしを若いころからイメージしていたこと。

1人で生きることに楽しみを見出せること。

身の回りのことは自分でできること。

すべて私の理想です。

40代の私が、80代のおじいさんに影響され、心打たれました。

年をとっても若い人に刺激と感動を与えることができるって、素晴らしいことではありませんか。

やりたいことをやって、パワフルに生きたい!

 

夕立の偶然に感謝しました。

 

 

 

中学男子の夏

中学3年生の息子が、一人でイギリスのサマースクールに参加するため、羽田から旅立ちました。

いい加減で大雑把な息子なので、何かと心配が尽きず、いささか過保護気味になってしまう母親です。

「パスポートは肌身離さず身に着けていなさい。」

「ドラッグとお酒には手を出すんじゃないわよ。」

「入れ墨はダメ!」

などなど、直前まで口うるさく指導。

 

本人はケロっとしていて、振り返りもせず出国ゲートに吸い込まれてしまいました。

 

行ってしまった・・・

 

普段は言い争いの絶えない激しい親子関係なのですが、いざいなくなると張りつめた糸が切れてしまったようにぐったりです。

カラダが言うことを聞かず、疲労困憊というのでしょうか。

男子の居ない我が家は、ぐっと熱量が下がり、清々しい空気が流れています。

ああ、1か月間は平和に暮らせる。

思春期の息子は、私の肉体からどれだけエネルギーを奪っていたのでしょうか。

裏を返せば、吸い取られてちょうど良かったのかもしれません。

吸い取ってくれなければ、私の有余るエネルギーが善からぬ方向へ向かっていたかもしれないから。

 

中学生男子のエネルギーを、遠い国イングランドで消化してきてほしいものです。

いろいろな国の生徒と交じり合い、異文化を肌で感じて、強くたくましい男子に成長することを願います。

 

 

 

 

お祝い

患者様から誕生日プレゼントが届きました。

この上なく嬉しかったので、写真を撮りました。

ありがとうございます!!!

開院前からずっと通って下さっている、一点の曇りもない澄んだ心をお持ちの女性です。

お肌は陶器のように美しいお方。

30代の頃から通って下さり、今では奇跡の50代!!とお呼びしています。

可愛らしいお花とクマさんでした。

これからも美容医療について学び続け、自分の持てる技術と知識で恩返ししたいと思います。

インディバ

6月からマンスリーエステを始めました。

最初のメニューは『美脚ルネサンス』

腹部と脚にインディバを45分、そして脚のマッサージ30分。

スタッフの技術チェックのため毎週受けていたところ、脚がむくみにくくなりました。

お腹もすっきりして、疲れにくくなりました。

インディバは高周波で熱を発生させるので温かくて気持ち良い。

じわ~と汗をかき、45分後には汗だくです。

この発汗が、通常の発汗と違ってサラサラ汗、何とも言えず爽快感です。

日頃私は汗をかかない体質で、真夏の日中に外を歩いてもすこしジトッとするくらいです。

スポーツクラブで筋トレしても、その程度。

汗をかけるって気持ちいい!

 

毛細血管は1mmに8~12本あり、全長は地球2周半(10万キロ)、全身の血管の90%以上占めているそうです。

とても傷つきやすく消滅しやすい繊細な血管。

毛細血管が減ると大事な細胞に栄養や酸素が届かなくなり、肌も臓器も老化が始まり、体調不良や病気も起こりやすくなります。

また、毛細血管は短期的なストレスでも変化し、交感神経が優位になると血管がねじれて血流が滞るそうです。

カラダの組織は血流で生きています。

カラダを温め、血の巡りを良くすることがどれだけ健康に関係するか、容易に想像できます。

 

インディバは温熱療法で、全身の血の巡りを良くさせてくれます。

更年期以降女性の体調管理として是非取り入れたいインディバ。

冷え性の方、むくみやすい方、食欲低下気味の方などにお勧めです。

 

魅力的な表情をつくるボトックス注入

今週は珍しく、大阪と福岡出張が続きました。

ボトックス治療の啓蒙活動のため、医師向けの講演会&実技指導です。

私の大好きなボトックス注入は、しわ取り目的だけではなく、顔面皮膚の老化予防になるところがポイント。

また、魅力的な表情に変化させることができるのも、この上なく嬉しい治療なのです。

 

人の美しさや魅力は、顔の造作や美肌だけではないと思います。

いつもニコニコ笑顔でご機嫌そうな人って、いいお顔をしていると思いませんか?

ボトックス注入は、寂しげで不満そうな表情を幸せそうに変えることができます。

眉間にシワが寄っていたり、眉毛や口角が下がっていたり。

怒っていないのに「怒っている?」

疲れていないのに「疲れていますか?」

加齢に伴い、気持ちと表情が乖離してしまうこともあります。

それだけメッセージ性の強い表情。

笑顔でいられるよう、気を付けたいものです。

意識的に口角は上げる習慣を!

 

当院に通っている患者さんの41%は、このボトックス治療を受けています。

それは、私が皆様に明るい生き生きとした表情になって欲しいからです!

もはや美肌治療に欠かすことのできないMUST治療だと自負しております 😉

2018.06.08

鹿児島旅行

西郷どんのふるさと、鹿児島県へ1泊2日の旅に出ました。

1日目は『明治維新編』ということで、主に鹿児島市内を巡り、西郷隆盛を始め幕末の志士たちの高い志に触れて参りました。

2年前から高知(土佐藩)、萩(長州藩)と旅をしてきましたので、今回の薩摩藩が明治維新の締めくくりです。

日本史・世界史問わず、旅に出るとどうしてもその土地の歴史が気になるものです。

都度都度、断片的な知識しか入らないのですが、それでも続けていると何となく繋がってくるもので、それが何とも人生を豊かにしてくれます。

数年前に朝の連ドラで「あさが来た」では、大阪経済の重鎮である五代友厚をディーン藤岡さんが演じていましたが、五代さんも薩摩出身。

テレビの影響ですっかり五代さんファンになったことが、薩摩を意識するようになったきっかけでした。

彼は幕末期に藩命で英国留学をしました。15人くらいでしょうか、留学した人たちのことを「薩摩スチューデント」と呼んでいました。

当時外国へ出たことが見つかれば死罪です。

それでも行動しました。

死を覚悟して、日本の未来を危惧し、日本を植民地化から守るために。

船で英国に着くまでの約2か月間で、英語をマスター。

英国についてからは、当時の最新技術を必死で学びました。

日本人は勤勉でとても優秀だと評判だったそうです。

 

ちなみに西郷隆盛は留学していません。

 

鹿児島地元では、西郷さんは圧倒的な人気でした。

視聴率が低迷しているとの噂ですが、私は『西郷どん』を毎週楽しみに観ています 😀

 

ああ、やはり明治維新で活躍した武士たちは、その志の高さに胸が高鳴ります!!

薩摩はやはり島津家が素晴らしかったのです。

島津家は800年も続き、そのルーツは源頼朝の側室の子供だったそう。

島津別邸の仙厳園というお屋敷も見ごたえありました。

 

旅行2日目は霧島神宮 😀

神話も好きなんです。

霧島神宮は天照大神の孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が祭られている神社。

ニニギノミコトの子供が海幸彦、山幸彦。この2人、とても仲が悪く、山幸彦が勢力を握りました。

山幸彦の奥さんが豊玉姫。ワニ?のような姿になって子供を産みました。

ワニの子供の名前が鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)で、玉依姫と結婚して産まれた子供が神武天皇です!!

神武天皇は初代天皇ということになっていますね。

ここまでの流れの舞台が霧島を始め今の鹿児島県だったそうです。

日本のルーツです。

ちなみに平成天皇は125代天皇。

 

神社を訪れるたびに神話を振り返るのですが、どうしてもすぐに忘れてしまいます。

少しでも神話を知っていると、神社参りもぐんと楽しくなります。

そしてあの厳かな空気感が心を清めてくれます。

 

 

 

心豊かに

先週、言葉に言い表せない至福の時を過ごして参りました。

宝塚宙組公演。

な、な、なんと、最前列センターブロックです!!!

宝塚大好きな友人が用意してくれました。

近すぎて、美しすぎて、眩しくて、今までの宝塚に対する世界観が覆されました。

 

タカラジェンヌたちは、舞台が好きで、歌が好きで、踊りが好きで好きでたまらなくて演じている様子が伝わってきます。

好きなことに対して一生懸命誠実に打ち込む人の姿を見ると、言い知れぬ感動を覚えます。

平成も終わろうとしているこの時代は、ど根性ものは敬遠されるようですが、私は大好き。

美しい容姿を持って生まれた人たちが、一生懸命努力して、宝塚の舞台という形でたくさんの人に夢を与えているのです。

素晴らしいことではありませんか!

 

最近、感動する機会が多く、人生楽しいこともあるものだと感じています。

宝塚、仏像の魅力、満月の美しさ、日本酒の味わい、、、

人生の後半は、心豊かに生きたいものです。

 

 

 

 

 

 

2018.05.12

お酒とお化粧は嗜好品

今週は会食が続きました。

外でお酒を飲むときは、量と飲み方を工夫して翌日に残らないよう努めています。

楽しくてついつい量が増えてしまうんです・・・

40代後半になるとさすがに二日酔いということはありませんが、疲労感が残るようになってきました。

そんな時ふと目に留まったのが、この記事。

「安全な飲酒量の目安はエタノール週100g以下」(Lancet誌から)

国による差はありますが、総合して死亡率が一番低くなるのがこの数値だそうです。

私、完全にオーバーしているではありませんか!

ビール350cc(アルコール5%)=17.5g

日本酒1合(アルコール15%)=27g

晩酌でビール1缶を毎日飲んだら、1週間で122.5g すでにアウトです 😯

日本酒1合毎日飲んだら、1週間で189g!!

日本酒1合を毎日だと多すぎるので、週3~4日程度の頻度が宜しいということですね。

そして、飲酒頻度が低く、一度にたくさん飲むことはリスクが高いとこの。

 

私の周りには、お酒大好きな人があっさり禁酒してしまったという話を時々耳にします。

飲むのも習慣ですが、飲まないのも習慣、すぐに慣れてしまうようです。

お化粧と同じだなぁ・・・ 止めてしまえば何てことないのです。

飲む楽しみより、飲まない健康体が大切だから禁酒するのです。

お酒もお化粧も嗜好品。

飲み過ぎはカラダを害し、塗り過ぎは皮膚にダメージを与えます。

私にとってお酒は美味しいし、飲んでいる時間が楽しい。

まだまだ完全に止める気にはなれませんので、量を減らして楽しむことにします。

 

お化粧品を止めることには何の抵抗もありませんでしたので、すんなり卒業できました。

20代までは派手なメークが好きでしたが、

30代になると子育てをしていたこともあり、塗らない心地よさが断然快適だったからです。

お化粧品を止める過程において、

「お化粧しないとテンション上がらない」とか、

「すっぴんで外を歩くなんて恥ずかしい」とか、

イジイジしている女性はたくさんいます。

お酒と同じで、塗りたければ塗ってお化粧顔を楽しめばよい。

塗らないで健康的な肌で過ごしたいなら塗らない、ただそれだけです。

 

当院は、本気で素肌になりたい人を応援し、素顔に自信を持てるような健康な精神を養います。

スキンケア指導に力を入れ、必要な治療を提供します。

過剰な治療で作り込んだ若返りは目指しません。

基本的なお顔の造作は個性と考えていますので、それを生かして肌をキレイにします。

素肌がキレイになると幸せになります!

 

 

 

2018.04.19

春の予防接種

最近は地球温暖化の影響で、季節外れの陽気になりますね。

まだ4月だというのに、夏日になって汗ばむことも。

ああ、また酷暑がやってくるのか・・・

 

そんな時の強い味方が『エチケットボトックス』

ジトッと汗ばむワキ汗。気になりませんか?

お洋服が変色、黄ばむことあり。

臭いを気にしている方も多いはず。

そんなワキ汗を一気に撃退、サラサラにしてくれます!!

この治療があること自体知らなくて、大変感謝されることもあります。

あるお客様が、このようにおっしゃいました。

「(エチケットボトックスを)みんな受ければいいのにね、予防接種みたいに。」

何て素敵な表現でしょう♪

 

◎脇の汗ジミが気になっている方。

◎お洋服を大切に着たい方。

◎汗のにおいが気になる方。

是非、ご相談下さいませ。

15分程度の治療でひと夏快適に過ごせます!

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