医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2020.04.25

湯シャン 成功への道5

今日は、具体的な湯シャン方法について紹介します。

 

【事前準備】

1.髪を短くする

2.ヘアブラシを用意する

天然猪毛で作られたメイソンピアソンがおススメ。その中でもハンディブリュストルが使いやすいと思います。

 

【湯シャン方法】

1.ブラッシング

髪の汚れは“ブラッシング”で落とします。朝・夜、生え際から頭頂部にかけて、前頭部・側頭部・後頭部をまんべんなくブラッシングします。100回程度を目標。最初の頃は、ブラシの毛に白い粉(頭皮の角質と皮脂が混ざったもの)がびっしり付着して驚きますが、だんだんと減ってきます。汚れたブラシはお湯につけてすすぎ洗いすると、白い粉はきれいに取れますので、汚れはシャンプー不要ということが納得できます。また、ブラシに絡んだ抜け毛の量をチェックすると日によって違うことが分かります。

2.湯船につかる

湯船に仰向けになって、頭髪と頭皮全体をお湯につける。頭皮を指の腹で軽くマッサージしながら汚れや皮脂を落としましょう。最初は3分くらいを目安に丁寧に洗います。慣れてきたら1分程度で終わるようになります。頭を湯船に浸した後、お湯の汚れ具合を確認します。油膜や泡が立ったり、濁ったりしていたら、それはあなたの使用してきたシャンプーやトリートメントの汚れです。以前、湯シャンを始めた患者さんが、「湯船に頭をつけたら、ブクブク泡が立ってお湯がドロドロになった」と仰っていました。何もつけていない素髪であれば、湯船は全く汚れません。シャンプーをしているほうが汚いなんて、驚きます。

3.シャワーですすぐ

湯船から出た後、さらにシャワーで数分髪を洗います。お湯の温度は高すぎない方が良いのですが、最初は心地良いぬるま湯で構いません。指の腹でゆっくりやさしく頭皮を揉み洗いしてください。抜けた髪は排水溝に流さず、一か所に集めて下さい。どの程度抜け毛があるか一目瞭然です。日によって抜け毛の量が異なることが分かります。私自身の経験上、年々抜け毛の量が減っていることを感じています。

4.タオルドライ

お風呂から出た後は、タオルで丁寧に髪を乾かします。濡れた髪をいきなりドライヤーで乾かすと時間がかかりますので、できるだけタオルに水分を吸収させます。その後は自然乾燥させます。冬は室内も乾燥しているので、比較的短時間で髪も乾きます。ドライヤーの熱は髪を痛めますので、最後の仕上げに少し使う程度にとどめましょう。髪の表面に油分が残っていると、なかなか乾きません。ドライヤーを使っても乾きにくくなります。湿った状態は常在菌バランスにも影響を及ぼすと考えられます。髪の毛が乾きにくい人は、油分が多すぎると判断します。私はほとんどドライヤーを使いません。自然乾燥させた後、少し湿った状態でカーラーを巻きます。カーラーは熱のない突起が髪に絡みつくものを使います。10分程度巻いておくだけでも、髪の根元がふわっと立ち上がりスタイリングが楽になります。

5.整髪料、オイルは基本的に使わない

湯シャンをすることによって、髪はむき出しの状態になります。ゴワゴワ、パサパサしている人は、髪そのものがダメージを受けているということ。まずはそれを受け入れてください。今までパーマやヘアカラーで傷んだ髪は、残念ながら修復されません。シャンプーやトリートメント剤は表面をコーティングして誤魔化すことができますが、それを止めるために湯シャンにチャレンジするのですよね?髪は新しく生まれてきます。これから伸びる新しい髪が美しく再生されるまで、ゆっくり待ちましょう。私は湯シャンを始めて5年経過した頃に、ようやく髪がきれいに生まれ変わったと感じました。髪の毛周期は2~6年と言われています。5年かけて古い毛が抜け落ちて、湯シャン後の新しい毛に総入れ替えしたと理解しています。そうは言っても、5年も待つのは大変なこと。ダメージのあるパサついた髪では外に出られないのも事実。気分が落ち込みますね。まずは丁寧にブラッシングすることで、髪の表面に皮脂を行き渡らせます。それでも落ち着かなければ、ごく少量の椿油や蜜蝋を毛先に少し塗るようにしてください。頭皮にはつけないことです。

 

2020.04.24

湯シャン 成功への道4

髪質や性格によって、湯シャンのゴールが違います。

 

【湯シャンが成功しやすい人】

1.閉経後(50歳~)

2.もともと乾燥肌で皮脂が少な目

3.髪が短い

4.ヘアカラーとパーマをしていない

5.フケ、痒み、赤みなど頭皮のトラブルがない

6.お肉や脂っこいものが苦手

7.お酒をほとんど飲まない

8.人の目を気にせず、自分の価値観がはっきりしている

 

 

【湯シャンが難しい人】

1.20~30代の若い人

2.脂性肌で皮脂が多い

3.髪が長い

4.ヘアカラー、パーマをかけている

5.フケ、痒み、赤みなど頭皮トラブルがある

6.お肉や脂っこいものが好き

7.お酒をたくさん飲む

8.人の目を気にする人 人の言うことに左右されやすい

 

 

上記1~8の各項目について掘り下げます。

 

1.年齢

若い人はホルモンバランスの影響を受けるため、皮脂分泌が盛んです。髪にからんだ皮脂をお湯だけで落とすのは大変な作業です。更年期以降は皮脂が減りますので、すすぎが楽になります。

 

2.スキンタイプ

乾燥肌、脂性肌は生まれながらの体質によるものが大きいです。食生活に十分気を付けていてもベトベト皮脂が止まらない人。お肉の脂身が大好きで、トンカツはロース、ステーキはサーロイン大好き!でもサラサラなお肌をしている人。理不尽ですが現実です。脂性肌の人は頭皮もべたつきやすいので、湯シャンでは十分に落としきれないことがあります。

 

3.髪の長さ

湯シャンを目指すなら、髪は短く切りましょう。ショートが理想ですが、せめて肩より短く切った方がお手入れがぐっと楽になります。頭皮から分泌された皮脂は髪の表面を覆うようにコーティングしますから、長ければ長いほど落とさなければならない面積が増えます。また毛が絡みやすくなるので、ブラッシングやスタイリングが手間です。湯シャン歴10年の私は、4年経過した時にロングヘアから肩上までバッサリカットしたところ、髪の取り扱いがぐんと楽になりました。また、短髪の男性は湯シャンに取り組みやすいと思います。

 

4.ヘアカラー&パーマ

ヘアカラーとパーマは髪を痛めます。髪を海苔巻きに例えると、海苔であるキューティクルにダメージを起こし、ご飯の部分がスカスカになるイメージです。触るとゴワゴワです。このゴワゴワを表面的に整えるために、シャンプーやコンディショナーを使います。何も使わない湯シャンケアでは、見た目の不快感が気になることも。パーマを止め、毛染めはケミカルなものから、植物性のヘナ&インディゴに切り替えると良さそうです。詳細は後日紹介します。

 

5.頭皮トラブル

シャンプーや毛染めなど強い化学物質によりアレルギー反応を起こすことがあります。また皮脂過剰や免疫力の低下で脂漏性皮膚炎を起こすことがあります。赤み、かゆみ、フケに困ったら、適切な治療が必要ですので、湯シャンだけで乗り越えようと自己判断をするのは危険です。医師の診察を受けてください。

 

6.食の嗜好

経験上、お肉や脂肪分の摂取により皮脂の分泌が増加することが分かっています。理論的には糖質過多になると中性脂肪が増え、ニキビの悪化要因となります。健康に支障が出ない程度に、脂質と糖質摂取を控えることは有効です。私は豚しゃぶが好きで、豚の肩ロースを食べた夜は、必ず鼻の毛穴から豚肉独特のニオイが込み上げます。肩ロースが吸収されて血液をめぐり、その成分が皮脂まで届いているのだと考えられます。食の影響は無視できません。

 

7.飲酒

これも経験上の話ですが、外で友人らと楽しく飲みすぎると皮脂の増加を感じることがよくありました。お酒は糖質なので、中性脂肪の合成が増え、皮脂分泌を促しているのだと考えられます。

 

8.性格と価値観

湯シャンを始めると、シャンプーをしないことに違和感を感じる多くの人がヘイトスピーチを始めます。「不潔だ。きたない。信じられない。」家族や周りの人が、心無い言葉を容赦なく浴びせてきます。残念ながら、それに心が折れてしまう人が多いのも事実。何を言われても、自分が正しいと思ったことをやり通せる強い心がある方は、湯シャンに向いています。

今まで合成香料入りシャンプーを止めたことにより、嗅ぎなれていた人工的な香りがなくなり、本来人間に備わっている“人間臭”に違和感をもつ人がたくさんいます。私のように湯シャンに慣れてしまうと、合成シャンプーの匂いがかえってきつく感じてしまうのですが。これは慣れの問題です。実際、湯シャンをしているスタッフや患者さんと接していても、臭いと思ったことはありません。頭皮に鼻を近づけてニオイを嗅げば、自然な“人間臭”を感じますが、よほど接近しない限り不快に感じたことはありません。自分が臭くて耐えられないと湯シャンを断念する人も後を絶ちませんが、これは思い込みによる影響です。ご自分のメンタルブロックを外すことが湯シャン成功への近道です。

 

いかがでしたか?

あなたは湯シャンに向いていますか?

湯シャンに向いていないポイントが多い人でも大丈夫です。

「シャンプーを止めたい。少しでも減らしたい。」

その気持ちさえあれば、あなたオリジナルの湯シャンを実践できるようになります。

湯シャン歴10年の私が、コツをお伝えいたします。

2020.04.23

湯シャン 成功への道3

昨日のブログでは、

 

湯シャン=シャンプーの回数を減らすこと

 

と定義しました。

 

シャンプーを止めることが、なぜ頭髪環境に良いのかという理屈に関しては、私の元上司である宇津木龍一先生が書かれた本、『シャンプーをやめると、髪が増える』こちらをお読みください。

 

シャンプーがいかに頭皮や頭髪に対して有害であるか、については科学的な見地からも明らかです。塩で髪を洗っている知人が、塩シャン後にお湯で髪をすすぐ時に、口の中がしょっぱくなって驚いたと言っていました。知らない間に、塩水が口の中に入ってくるということです。皆さんがお使いのシャンプーも、毎日たくさん口の中に入っているということです。口だけではなく、毛穴から経皮吸収され体内に入ってきています。ドロドロしたシャンプーやコンディショナーをスプーンで食べることができますか?気持ち悪くないですか。では、そんなに有害なシャンプーなどさっさとやめて、みんな湯シャンにすればいいではないか!と思いますが、そんなに単純なことではありません。止めたら不都合なことも出てくるはずです。やはり人間には、体質という“個体差”が大きく、また生活習慣の違いもありますので、誰にでも良いヘアケアなど存在しないのです。

カラーリングやパーマで全く問題ない人もいれば、何を使っても頭皮がかぶれて困っている人もいます。

 

湯シャンを成功させるには、それなりの覚悟が必要です。今までシャンプーで簡単に皮脂や汚れを落とすことが出来たのに、湯シャンでは簡単に落とすことができません。そもそもシャンプーを使い続けていたことにより、頭皮の皮脂バランスが崩れ、皮脂分泌過剰になっています。シャンプーをやめて、皮脂分泌が落ち着くまでには半年ほどかかります。もっとかかる人もいます。それまでの間は不快感を伴いますし、においや痒みが気になる人もいます。その期間を乗り越えられる強い心はありますか。

 

私の経験上、個体差によって湯シャン成功への道しるべをいくつかに分類することができます。それに基づいて実行すれば、誰もが湯シャンを成功することが出来ると思います。

 

明日は、タイプ別湯シャン法について書こうと思います。

2020.04.22

湯シャン 成功への道2

『湯シャン』の定義は?

 

“シャンプーを使わず、お湯だけで髪を洗うこと” なのでしょうか。

 

現代社会において100%『湯シャン』をしている女性はほとんどいないと思います。たまにシャンプーをしたり、美容師でヘアカラーをする時にはシャンプーをするのではないでしょうか。

 

『湯シャン』≠ 完全にシャンプーを使わないこと

 

ですね。

 

シャンプーの頻度を減らし、お湯だけで髪を洗う回数を増やすことを『湯シャン』だとすれば、それはかなり大雑把な定義です。

 

1日おき、週1回、月に数回、月1回、年に数回、年に1回・・・

シャンプーの頻度はかなりばらつきがありますよね。

 

『湯シャン』をしたい人は、シャンプー(合成界面活性剤)が、頭皮環境・毛髪環境・地球環境に悪影響を及ぼすことを薄々気付いている人だと思います。少しでも健康にいいことをしたい、という欲求が『湯シャン』に向かうのではないでしょうか。そのこと自体を私は大変嬉しく思います。

 

ここでは、

『湯シャン』=シャンプーの利用頻度を減らすこと

と定義します。

 

私は湯シャン歴10年、100%湯シャン歴5年の医師です。2010年にスタートし、最初の5年間は自分から公言することはありませんでした。まだ湯シャンに対する世間の理解がなかったため、説明が面倒だったからです。しかし、2015年に著書「化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた」を出版してからは、患者さんだけでなく全国から問い合わせがありましたので、ようやく自分自身の湯シャンについて話をするようになりました。

患者さんにも湯シャンを指導していますので、周りに湯シャンを始めた人は確実に増え続けています。簡単に成功する人もいれば、あっさり挫折する人もいます。苦戦しながら取り組んでいる人もいます。成功の可否は、体質や性格によって、ある程度タイプ分けできると考えています。私のように、100%湯シャンを成功できることは容易ではありませんが、そこに到達できなければダメということではありません。少しでも髪にいいことをしてあげるヘアケアを知り、実践し、ご自身が気持ちよく過ごせる頭髪環境に導いていただきたいと願います。

 

 

 

2020.04.21

湯シャン 成功への道

まだまだ長引きそうなコロナ自粛。

皆さま、どのような暮らしをしていらっしゃるのでしょうか。

私は、以前とあまり変わりない生活をしています。

クリニックの患者数が減ってしまいましたが、

普段と変わらず毎日クリニックへ出勤し、

診療以外の時間は、テレワーク整備のことを進めたり、原稿を書いたり、シフト調整したり、スタッフに指示を出したり、いろいろやることがありますので、あっという間に1日が終わってしまいます。

 

自宅で過ごす時間が長くなっていますね。

外に出ていかない今だからこそ、

髪と頭皮の健康を本気で考えるヘアケア=湯シャン にチャレンジしてみませんか?

私は湯シャンを始めて10年経ちました。

最初の5年間は、「ベタベタするし、髪はまとまらないし、本当にこれでいいのだろうか?」

と、疑問を感じながらの湯シャンでした。

しかも、ベタベタすると気持ち悪いので、1か月に1度くらいはシャンプーを使って洗髪していました。

ところが、だんだん髪の様子が分かってくるようになり、

5年経ってから今までの5年間は、

本当に1度もシャンプーを使っていません。

ヘアカラーもパーマも整髪料もゼロ。

正真正銘の『湯シャン』成功者です。

髪や頭皮に悪いことをしていないので、本当に気持ちが良く、においやかゆみも気にならず、快適そのものです。

シャンプーで浴槽や地球を汚すこともなく、環境保全にも役立っている気分になれます。

ヘアケア商品やヘッドスパなど行く必要もないから、お財布にも優しい。

カットする時だけ美容室に行きますが、この時ももちろん『湯シャン』

 

カラーリング、パーマ、合成シャンプーやトリートメントを使った人工的なヘアスタイルではなく、

髪と頭皮の健康を本気で考えるヘアケア=湯シャン を目指したいあなたへ。

私が10年間経験してきたこと、患者さんに指導してきたことから、

湯シャン 成功への道

についてブログで書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

2020.04.15

マスクによる肌荒れ

今日も無事診療を終えました

予約数の減少に伴い、スタッフの出勤も減らしています。

患者さんの体温もセンサーで計測し、

今まで以上に換気と消毒に努めています。

手は石けんで洗い、アルコール消毒して・・・

患者さんが触れたところはすべて消毒して・・・

レーザー治療以外はすべて窓を開けています(結構寒い

スタッフも皆マスクを常時着用し、院内でも距離をとって話します。

診療8割減を目標にします。(減らすことを目標にするなんて嘘みたいです

2割の患者様には誠意をもって診療しますが、外に出てしまうことになるので、これでいいのだろうかと後ろめたさも感じてしまいます。でも、「ここに来て安心しました」とか「元気になりました!」などと言われると、少しは医師としての役割を果たせているのかもしれない、頑張ろう、とも思えます。

来院できない8割の患者様にも、

何かお役に立てることはないか?と考え、

いつもお使いいただいているお薬・サプリメントを送料無料で送ることにしました。

 

人と会わない今だからこそ、お化粧品を手放してみませんか?

何も塗らない生活にチャレンジして、

ファンデーションに頼らない素肌を手に入れる絶好のチャンスですです

これから気温も湿度も高くなりますから、化粧品を止めるには最適なシーズン。

ただし、今はマスクを常時着用するので、マスクが肌に触れる部分にはワセリンで保護した方がよいでしょう。

マスクで肌が擦れたり、

マスク内が蒸れることで、その水分が蒸発する時にかえって皮膚が乾燥したり、

常在菌のバランスが崩れたりすることが考えられます。

ニキビは悪化しますね。

数年前までは、診療でマスクによる肌トラブルをよく目にしました。

マスクの内側にガーゼを挟むよう指導すると、肌荒れは改善していましたが、今はガーゼも不足しているのですね。

私たちのような、何も塗らない本物の素肌になりますと、マスクでトラブルを起こすこともなくなります。

最近、当院に通っている方たちのお肌を見ても、マスクトラブルの人はあまりいません。

みんなお肌を鍛えて強くなったのだと思います。

健康的な素肌はバリア機能が丈夫なのです。

 

 

 

 

 

2020.04.10

髪は女の命

と言いますね。

1昨年から脳出血を繰り返した母が、

「髪の状態がおかしい。パサパサしてどうにもならない

話を聞くと、近所の美容室で、いわゆる「白髪染め」を受けたらしい。ヘアカラーだ。

以前20年近く通っていた美容室では、天然の植物染料を使って染めていた。

若い頃から頭皮の痒みを訴えていた母だったが、この植物染料に変えてから症状が無くなったらしい。

ところが美容室を変えた途端に、髪の調子が悪くなったと言う。

恐るべし白髪染め。

 

いわゆる白髪染めとは、ヘアカラーとヘアマニキュアがある。

全国の美容室で施されている白髪染めは、ほとんどこのどちらかである。

 

●ヘアカラー:永久染毛剤のことで、薬事法上では医薬部外品である。

染毛剤はメラニン色素の脱色色素の生成を化学反応(酸化作用)によって行う。

パラフェニレンジアミンに代表される酸化染毛剤 + 酸化剤(過酸化水素)+ アルカリ(アンモニア)により、脱色しながら酸化染毛剤を髪の内部に浸透させ、酸化剤で酸化重合され発色するという原理。

酸とアルカリを使い、バリア機能であるキューティクルをこじ開け染毛剤を入れていくのだから、キューティクルの内側にあるたんぱく質は流出して、スカスカな髪になってしまう。それを誤魔化すために、シャンプーやトリートメントなどの表面コーティング剤を使うことになる。(顔のスキンケアと同じ!!クレンジングで角質層のたんぱくを破壊し、保湿成分を流出させ、干からびたところに美容液やクリームなどで保湿と称し見せかけの潤いで誤魔化す。)

色素はしっかりと入るため、2~3か月ほど長持ちするが、頭皮や毛髪に対するダメージが強い。

酸化染毛剤であるパラフェニレンジアミンは、刺激性やアレルギー性の皮膚炎を起こすことがある。ある調査によると、アレルギー反応を起こす確率は7%という。事前にパッチテストが必要。

染まる時間の早さと、染まる色のバリエーションの多さがメリット。

 

●ヘアマニキュア:半永久染毛料のことで、薬事法では化粧品である。

染毛に際して、毛髪に対する化学的作用を伴わなず、色素の化学的生成反応も起こさない。

酸性側でプラスの電荷をもつ毛髪ケラチンタンパク質のアミノ基と、マイナスの電荷をもつスルホン酸基を有した酸性染料とのイオン結合により着色すると考えられる。

簡単に言うと、髪の毛の表面に色素が染み込んでいるようなイメージ。

効果の持続は2~3週間と短いが、頭皮や毛髪へのダメージはヘアカラーと比べると弱い。

しかし、洗髪の度に色素が落ちていき、そのたびにキューティクルが剥がれて髪が傷むそうだ。

 

ヘアカラーでもヘアマニキュアでも頭皮や毛髪にダメージを及ぼすことには変わりない。

では、白髪になってしまった人が安心して受けられる染毛方法はないのだろうか?

健康のことを考えると、ヘアカラーなんてしないに越したことはない。

だからといって、急にグレーヘア―に変身できる人は本当に少ないだろう。

白髪にするとぐっと老けて見えるので、その自分の姿を受け入れるまでには時間がかかるそうだ。

母も数年前、グレーヘアにチャレンジしたものの、気分が落ち込むという理由で断念していた。

グレーヘアが似合う素敵な女性は、はっきり言って少ないと思う。

草笛光子さんや近藤サトさん、島田順子さんなどある意味その道を極めていらっしゃる方には雰囲気があるし、全体のバランスの良さがグレーヘアを可能にしていると思う。そして、きれいな肌でいることが欠かせない。当院に通うお客様の中でも、本当にグレーヘアが似合っている女性は数人いるが、かなりハイレベルな領域だと思う。

一般の女性でも、安心して白髪染めができる方法がないのだろか。

湯シャンを極めた私がやることは、本当に頭皮や毛髪にとって健康的な白髪染めの発見である。

この話は続きます。

 

 

 

 

2020.04.09

人との接触を8割減らす

日本もいよいよ雲行きが怪しくなってきています。

緊急事態宣言が発令され、百貨店など多数の人が集まる商業施設、居酒屋、飲食店など次々に自粛休業していますね。本日の東京都感染者数は180人を超えたという速報があり、累計1520人だそうです。

政府は、「理美容は安定的な国民生活を営む上で必要な事業」と発表しています。

当院の患者様も、「白髪染めしないといけないから、美容室が閉まったら本当に困る」と仰っていました。

美容室が必要なら、美容医療も必要なんだ!とポジティブに解釈して勇気づけられたものの、

人との接触を8割減らしなさいと言われると、

診療の継続について本当に悩みます。

平時は1日10人程度の診療を行っていましたので、

1日2人の診療にすれば許されるのでしょうか?

午前1人、午後1人 なら感染リスクを減らせるのでしょうか。

 

一方、海外に目を向けると、命を守るために外出していないようです。

自粛要請などと甘い話ではなく、

保障がないなら働かないと、といった次元ではなく、

生きていたいから外に出ない。そんな感じです。

 

日本も時間の問題のような気がします。

 

世界の動きを追うために、ここしばらくネットとテレビ漬けで疲れました。

これを機会に、新たな世界に向けて、

在宅可能な仕事を計画して、進めていきたいと思います。

 

 

美容医療は「必要」か「不要」か?

3月下旬から、東京都の新型コロナ感染者数は増える一方です。

ヨーロッパやアメリカの状況を見ていると、他人ごとではありません。

このような状況で、4月に入ってさすがにキャンセルが増えました     当然ですので、皆さまお気になさらないで下さい。

それでも美容が「必要」(というか当たり前?)の超美意識の高い患者様は当院へ治療を受けに来て下さいます。平時であれば考えないことですが、今回のような有事となりますと、自分が必要とされていることに深く感謝の気持ちが湧きますし、彼女たちの期待に応えなければという気持ちが大変強くなりました。そして、仕事ができる喜びをかみしめます。

 

美容医療に携わって20年。

 

若い頃は自分の成長を第一に頑張りましたが、20年の間にいろいろなことを経験するうちに、患者さんの美と喜びのために何ができるかを最優先に考えるようになりました。誠実で真摯な上司との出会い、患者さんの病気や死、スタッフ問題、子育てや家族問題などの経験から多くのことを学びました。

 

美容医療は保険診療とは異なり、治療のゴールが人それぞれ違います。

そもそも美意識が違います。求める「キレイ」が違います。

医師が良いと思っても、それが良くないと思われたら治療は失敗です。

患者さんは自分と気の会う医者を探します。

医者は患者さんの思いを感じ、満足していただける治療を考える。

時には無理なことは無理と断る勇気も必要です。

美容医療は頑張りすぎるとダメなんです。

バランスを崩す可能性があります。

100%でなく80%を目指すことを心掛けています。

 

そして、見た目が全てではないこと。

「美人は3日で飽き、ブスは3日で慣れる」

ということわざがありますよね。

これ、本当だと思います。

自分が気にするほど、周りは何とも思っていないんです。

人の魅力は、優しさとかユーモアとか、努力家とか責任感とか、目に見えない人間性の部分が大きく反映されるんですよね。。。

 

だから、自分自身が、

「あ、今日は何となく肌の調子がいいわ。」

と思えるようなコンディションに整えることが目標です。

自己満足でいい。

だれでも年齢には抗えないから、

肌の調子が悪くならないように生活習慣に気を配るようになります。

食事に気を付ける。

アルコールやたばこは控える。

ストレスを溜めない。

良く眠る。

運動する。

そして美容医療を受ける。

 

一部の女性にとって、美容医療は「必要」なのです。

女性の美は生きる喜び。

長年かけて身につけてきたスキルで、こんな時だからこそたくさんの女性を幸せにしたいのに、困難な時期となってしまいました。本当に残念です。

患者さんやスタッフの健康を考えると、当院も一時休診にしなければならない時なのかもしれないと、ここ1週間真剣に悩んでいます。しかし、保険診療を行っている友人らは、コロナの恐怖と戦いながら日々診療を続けています。医師の責任感って凄いです。それを思うとなかなか決心できません。

状況により休診にする場合はホームページに情報を載せますので、そちらをご確認下さいませ。

皆さま、くれぐれも用心してご自身やご家族をお守りください。

※私はなるべく外出しないよう、ネットで購入できるものは済ませ、やむなくスーパーへ行くときは使い捨て手袋とアルコール消毒を持参して出かけます。買い物かごやドアの扉、クレジットカードなどにアルコールを噴霧しています。また触れる度に手をアルコール消毒します。混雑している店内には入らず、長蛇の列には決して並びません。場合や電車には乗らず、車です。犬の散歩はソーシャルディスタンスを意識して出かけます。外食はゼロ。このような神経質生活がいつまで続くのやら・・・

 

 

 

美容医療の価値

当院は、毎月定期的に通って下さる方が多いのですが、

コロナ騒ぎにも右往左往することなく、

普段と変わらぬ様子で治療に来て下さいます。

もちろん、混雑した電車を避けたり、車でいらしたり、消毒用アルコールを持参したりと工夫されています。

 

当院は「3密」のどれにも当てはまらないせいか、安心してお越し下さることに強い責任を感じています。

・完全予約制なので、他のお客様と会うことがない。

・定期的な換気と、アルコール消毒を行う。患者さんが触れたものは毎回消毒する。

・患者さんに触れる前に、手のアルコール消毒の徹底

・60坪の院内に、スタッフ6名と患者さんだけなので、人口密度が低い。

・院長は自宅とクリニックを車通勤しているので、外に出ない。外出も犬の散歩程度に控えている。

・スタッフの健康管理に努め、出社時に検温を義務付けている。

・院内の整理整頓、清掃を徹底し、清潔な空間を維持している。

 

クリニックでの毎月のお手入れを大切に感じて下さる方々は、

ご自分の肌状態に満足できることが、生きるモチベーションに繋がっているようです。

お肌がパッとしないと、元気がでないとおっしゃいます。

 

レーザーやボトックスでお肌のお手入れをすると、肌がぐんと元気になって気分よく過ごせるとのこと。

しかし、1~2か月と時間が経つと、少しずつ陰りを感じるようなので、また元気を出すためにクリニックへお越しくださいます。

毎月毎月お手入れを続けていくうちに、シミやくすみが取れ、ハリが出て、

だんだんと肌状態が安定し、3年も経てば驚くくらいきれいになります。

 

当院の患者さんにとって、肌の見た目がメンタルに及ぼす影響は、かなり大きなものだと拝察します。

治療の結果はもちろんですが、白金のクリニックに足を運んで、

「きれいにしてもらえる!」という期待と、

私やスタッフとのやり取りを通じて得られる安心感や喜びなど、

総合的にクリニックの果たす役割の重要性を再認識する3月でした。

 

日々同じ仕事を繰り返していると、ややもすればマンネリ化を感じずにいられませんが、

自分の行っている診療を本気で欲して下さっている方々の熱意を思うと、

もっともっと精進して、いい仕事をしなければならないと思います。

 

 

 

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