医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

人を幸せにするボトックス

当院のスタッフは、定期的に表情ジワに対して「ボトックス」注入を受けています。

もちろん施術者は私。

知らず知らずの間に寄ってしまう表情筋。

本人は気にしなくても、その表情の動きが、見ている相手に対してストレスになることをご存じですか?

不機嫌な表情、怒った表情、困った表情、驚いた表情など、過剰な表情筋の動きは、はっきり言って「不快」な印象を与えます。

だから、スタッフの表情が気になったら治療しています。

すると、魔法のように生き生きとした明るい表情がよみがえります

シワが寄らないだけではなく、肌の質感も艶やかにきれいになります。

 

患者さんに対しても、私が気になる表情を見つけたら、容赦なくお伝えしています。

眉間やおでこに刻まれだしたシワ。

「前髪を垂らして隠しているから大丈夫です♪」とおっしゃる方は後を絶ちません。

前髪を垂らしても、表情は隠れません

一生懸命メークをして取り繕うよりも、表情を明るくする方が、自分を良く見せる方法として効果的なのです。

だから、いつも口角を上げて笑顔でいられるよう、心を整えることも大切ですね。

 

知人の男性が、無意識のうちに出てしまう険しい表情を気にしていたので、ボトックスを打ちました。

彼は優しい表情になり、周囲の評判もすこぶる良いとのこと。

それなりに社会的な立場がある人ですと、怒っているのかと思われて敬遠されてしまうのが悩みでした。

表情のコントロールで、周囲との関係が改善され、彼はとても喜んでいます。

 

他にも学生時代の同級生が、悩み事で深くなってしまった眉間のシワを気にしていました。

辛いことや悲しいことがあると、ついつい眉間に力が入ってしまいます。

彼女にもボトックスを打ちましたが、目がぱっちり開いて表情がシャッキっとしたことを大変喜んでおりました。

 

最近、改めてボトックスで幸せになる人が多いと感じる出来事が続きましたので、ボトックスの振り返りをしてみました。

 

そろそろ春の足音が聞こえてきます。

表情と心を整えて、新しい一歩を踏み出してみませんか?

 

 

2019.02.09

整理整頓

今年に入り、自分にとって何が快適か?を考えました。

その答えは、「整理整頓されたモノの少ない環境で暮らすこと」です。

4人家族で暮らしていますと、どんどんモノが増えてしまいます。

我が家は男性2人(夫・息子)がどんどんいろんなモノを買ってきてしまうので、それがかなりストレスです。

買ったものはほとんんどゴミになってしまうので、良く考えて、すぐに買わないように教えているのですが、なかなか上手くいきません。

無駄にすることに罪悪感を感じてしまう精神は、娘には少し伝わっているようです。

 

1人で片付けをしていると、袋小路にはまってしまいます。

手が止まり、また今度・・・の繰り返し。

この状態から抜け出したく、「整理収納アドバイザー」にお部屋のお片付けを依頼しました。

人任せではなく、一緒に部屋を片付けます。

この資格について調べたところ、ハウスキーピング協会というものがあり、その協会が認定している民間資格のようです。

ハウスキーピング協会のホームページには、「家事という労働を正当に評価される仕事として普遍的価値を高めることは、主婦の地位を高める事にも通じる重要な現代の課題だと考えます」とあります。

整理収納には理論やコツがあり、それを学んだ人(主に主婦)が仕事として一般のご家庭における部屋のお片付けを手伝っているそうです。

私はネット検索で、感じの良さそうな女性を探して直接連絡を取りました。

1回5時間のコースで、すでに2回利用しています。

これが思いのほかはかどりまして、不要な荷物をどんどん処分し、きれいに見やすく整理整頓されていきます。

箱や紙袋を上手に再利用して、収納棚を作ってくれます。

足りないものは採寸して、100円均一で収納カゴを買ってきてくれます。

見てすぐに分かるよう、何が入っているかを見出しとして書いてくれます。

どんどん片付くことが快感になりました。

今年は月1回くらいのペースでお願いしようかと考えています。

 

子供の時から、我が家の家訓の一つが「整理整頓」でした。

父親が「整理整頓」の文字を書いて、壁に貼ってありました。

完璧ではありませんが、私なりに整理整頓は好きな方だと思っています。

帰宅して、脱いだ服はすぐにたたんだりハンガーに下げてクローゼットにしまいます。散らかすのは好きではありません。

今の私にとって必要なことは、整理整頓されたキレイな自宅で、ジャズでも聞きながらコーヒーを飲んで犬を膝に乗せて読書すること

 

お酒を飲まなくなったので、夜が長くなりました。

リラックスして過ごしたいものです。

謹賀新年

平成31年を迎えました。本日診療初日です。

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか。

 

私は1週間、ずっと東京におりました。

読みかけで放っておいた著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「サピエンス全史上下」を読み終え、これから激動の世の中を想像しワクワクしています。

人工知能は知性を超えるか?人々は不老不死を追い求め、遺伝子を書き換えるようになり、超人になる!のようなSFの世界が現実となるのでしょうか。

人間の欲望は天井知らずで、これからも科学技術の進歩は止まることがないのでしょう。

思い返せば、飛行機は空を飛び、ヒトは月面着陸し、宇宙旅行が可能になり、インターネットで世界が瞬時に繋がるようになりました。

蒸気機関車、電気、原子力など爆発的なエネルギーを生むことが可能になりました。

江戸時代の人々には想像もできなかった世の中に生きています。

これからも信じられないようなことがどんどん現実化するかと思うと、100歳まで長生きして行く末を見届けようではないか、という気持ちが強くなりました。

 

反面、大晦日には紅白歌合戦が今もなお放映されており、ゆく年くる年の除夜の鐘も変わりません。

人々は神社で初詣、行列をなしてお祈りします。

恒例のおみくじでは大吉や小吉にドキドキしたり。

寒い中、甘酒を飲んだり

これらの習慣を見ていると、40年前自分が子供の頃と大した変りはなく、これほど科学技術の進化が叫ばれているSFのような社会とギャップを感じてしまいます。

実はヒトの根本は、それほど進化していないのではないだろうかと。

 

 

さて、とうとう平成も終わりに近づいています。

私にとって平成とは、ずっとエキサイティングな時代。成長の時代でした。

ぎりぎり40代の私は、高校生時代に昭和から平成に変わりました。バブルでした。

平成に入ってから、医学部に入学、医師国家試験を受けました。

コツコツ貯金をして、自分のクリニックも開院しました。

リーマンショックも東日本大震災も経験しましたが、何とか診療を続けることができています。

患者数もスタッフ数も少しずつ増え、今でも日々学ぶことばかりです。

有難いことに結婚、出産、育児も経験しました。

振り返れば、家庭を維持するためには家族間の衝突や辛いこともありました。

それでも、2人の子供と1匹の犬はかけがえのない存在で、その肌や毛並を見ているだけで愛情が溢れます。

仕事や家庭生活を通じて、歴史・宗教・哲学・心の問題など必然的に興味が湧き、今なお学び続けています。

人生、生涯学びです。学ぶことは楽しい。いくら時間があっても足りないと思ってしまいます。

 

お正月休みは、じっくりと内省する時間を取ることができ、非常に満足度の高い休日を過ごすことが出来ました。

今年は頭も体も柔軟性を高めたいと願います。

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

山口麻子

 

平成30年振り返り

2018年、平成ファイナルライブ診療を無事終えることができました。

開院13年目の12月、過去最高に楽しく充実した診療を行うことが出来たと感じております。

 

今年11月の社員研修で気付いたこと。

私個人が大切にしている価値観は、「人間関係が上手くいくこと」です。

自分自身の人生曲線を描いて、アップダウンがピークの時の出来事を振り返るのですが、その出来事が自分の価値観を左右する大きな問題だということ。

これは人それぞれ違います。

当院スタッフの大切にしている価値観は、「自由」「家族」「仕事」などなど。

私は「人間関係」でした。

その対象は、家族でも友人でもスタッフでもお客様でも恋人でも、何でもです。

今年は、その「人間関係」が円満になるよう意識して努めた成果が出たようです。

 

1.基本は家庭円満です。

やや手のかかる中学3年の息子には、夫を巻き込んで丁寧に向き合うよう心がけました。

少しずつですが、息子の変化を感じることができました。

また、両親や親戚に対して少しでも役に立てるよう行動しています。

 

2.職場の人間関係を良くせず、良い仕事はできません。

ミーティングや研修、食事会を通じて、私自身の思いを繰り返し伝えました。

スタッフ同士が信頼できるよう、お互いの思いを伝える方法を学び実践しました。

個人個人のスキルアップに自ら取り組みました。

 

3.美容医療は幸福の医療です。

人の印象は「表情」で決まります。

肌をキレイにする治療を通して、1人ひとりのお客様の最高の笑顔が見られるよう心がけました。

治療はもちろん、心を豊かにする医療ができるよう意識しました。

 

4.友人を大切に。

学生時代の友は、利害関係のない貴重な存在です。

そして、友人関係を育むことは、子育てと同じように時間がかかります。

数は少なくても、本当に大切な友人との付き合いを丁寧に続けていこうと思いました。

 

もちろん良いことばかりではありませんが、人との繋がりや絆という無形の価値を高めることが、今の私にとって幸福感に繋がっているのだと思います。

徒然なるままに、今年の振り返りをしてみました。

 

皆さんの大切にしている価値観は何でしょうか?

 

色々な意味で、本年もありがとうございました。

良い年をお迎えくださいませ。

 

山口 麻子

2018.12.25

Merry Christmas!

皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は、なななんと、工藤静香さんのクリスマスディナーショーに行って参りました!

これが、予想以上に素晴らしいライブでしたので、絶対ブログに書くぞ!!と昨夜から息巻いておりました。

※ちなみに私は特にファンではありません。

毎年、クリスマスイブに新宿の京王プラザホテルでショーをやっており、今年も新聞広告を目にして「あ~工藤静香のクリスマスコンサート、毎年やっているよねぇ。行ってみたいなぁ」とつぶやいていたところ、夫がすぐにチケットを購入しておりました。

しかし、行く直前まで、「いい年して、ちょっとミーハーかしらん」と少々ネガティブ思考があったのは事実。

※80年代アイドルに対する偏見です。

ところが、彼女の歌が始まると・・・

声が、発声がとてもしっかりしているのです。

定期的にライブ活動をしていたそうです。

すらっとしていて姿勢が良く、細い体にしては強烈な生命力というかパワーを感じました。

初めて聴く歌に涙してしまった場面もありまして、何か胸にぐぐぐと迫るものがあったのでしょう。

 

あの木村拓哉さんを夫に持つ女性ということで、かなり強靭なメンタルをお持ちだと推測します。

そして二人の娘さんの子育てもしつつ、歌手という活動も継続して、絵の才能もお持ちなのですね。

22年前からクリスマスディナーショーを続けていらっしゃるそうです。

凄くないですか

同世代の一人の女性として、なかなか存在しないロールモデルと言えるでしょう。

 

思わず元気をいただいたクリスマスディナーショーに感謝します。

私も周りの人を元気にできるようなお仕事をしたいですし、改めて家族にも感謝しています。

そして、百聞は一見に如かず。ライブはたくさんの気付きと感動があります。

今年もピアノリサイタル、宝塚、歌舞伎、ミュージカル、ディナーショーなどライブに触れて参りました。

当院も29日まで「平成ファイナルライブ in 白金ドーム」を開催中です。

ゴールドのスタジャンで盛り上げます

 

追加:私が高校生の時、ある男子校の知人に頼まれて、工藤静香の曲でバックダンサーをやったことがありました。

その男子学生は女装で工藤静香を演じたのです。それが夕方のニュースに取り上げられて、ちらりとTVに映ったことがありました。

「高校3年生なのに、文化祭で盛り上がっていて、受験は大丈夫なのですか?」 のような取材だったと記憶しています。

そんなことがあったので、何となく工藤静香さんは印象に残っていたのでした

 

柔軟性

いよいよ12月。

毎年恒例、仮装月間です。

今年のテーマは『平成ファイナルライブ in 白金ドーム』です♪

ライブスタッフは、キンキラのスタジャンで皆様をお迎えおります。

私の衣装は見てのお楽しみ。ふふふ。

お客様の驚く姿、思わずこぼれる笑顔に触れながら、美容医療はこのようなエンタテイメントが大切だわっ、と実感しています。

 

先月、突然左坐骨のあたりが痛くなり、歩行困難になりました。

「これは困った・・・」と、藁をもすがる気持ちで急遽近所の整体に足を運んでみました。

これが大当たりで、みるみる痛みが取れてしまったのです!!

坐骨回りの筋肉(特に内転筋とハムストリング)が凝り固まっていたようでした。

「痛みは72時間は続きますよ。」と言われましたが、本当に3日後にはすっかり回復。

『整体』という言葉に対して、やや懐疑的で期待していなかったので、正直驚きました。

痛みが出た当日に処置をして頂いたことが幸いだったようです。

ぎっくり腰など痛みの急性期は安静にしておいたほうが良いと思い込んでいたので、まさに目からうろこです。

ついでにカラダが柔らかくなったので、毎晩のストレッチも頑張っています。

そして、長時間の診療に耐えられるようになりました 😛

今までは、夜立ち直れないほどグッタリすることがありましたが、今は疲れにくくなりました。

お酒を控えているのも良いのかもしれません。

カラダの調子が良くなると、やる気も出るものです。

 

来年のテーマは『柔軟性』に決定!

しなやかで疲れない体づくりに励みます。

 

 

自由とは

10月28日(日)、長野市のクリニックへボトックス注入のセミナー講師として出張して参りました。

今年は、大阪・福岡・那覇・長野 4都市巡りでした。

長野は広々して、空気が澄んでいて、周りは山に囲まれていて、とても気の良いところです。

参加していただいた先生方は、長野市だけではなく、松本や佐久からもお集まり下さって嬉しい限りです。

熱心な先生方ばかりで、私もお話しやすく、たくさん質問して下さいました。

 

講演する機会があると、私は必ず当院のコンセプトである『素肌ルネサンス』についてお話します。

素肌ルネサンスとは、化粧品やシャンプーを使わない、真の健康を目指したスキンケアです。

素肌を隠すファンデーションを止めることで得られる幸せをより拡大していきます。

私自身、もう長いこと化粧品もシャンプーも使わず、快適に暮らしています。

お化粧しなくてはみっともない、と思い込んでいる窮屈な女性たちを解放したいのです。

このスキンケアについてお話をすると、必ずあとから質問を受けます。

「先生は基礎化粧品も使っていないのですか?」

「お湯だけで髪を洗い流すのですが?」などなど。

これで結構会話が弾み、意外と全国に『素肌ルネサンス』に共感して下さるドクターがいることに気が付きました。

 

自分が良いと感じることを実践すれば良いのです。

誰かが決めた価値基準で判断するから迷いが生じる。自信がなくなる。人のせいにする。

 

先日新聞のコラムで、「就職活動をする学生たちの画一的な黒のスーツなど止めてしまえば良い。」というような内容がありました。

私は医師なのでそのような経験がありませんが、あのように同じ格好をしなければ合格しないのでしょうか?

港区では小学校受験のシーズンで、このお受験というのもみんな同じ格好をしていますが、これも違う格好ではダメなのでしょうか。

学校から指定されているのでしょうか。

皆と同じことをしていたら安心なのでしょうか???

採用する側としては、大人しく言うことに従ってくれる人材のほうがコントロールしやすいからでしょうか。

私は自分のやりたいことが、大きな組織に所属してると自由が効かなくて出来ないので、独立の道を選びました。

しかし、世の中には他人が決めてくれた道を歩む方が楽だ、という考えがあることも知っています。

その方が幸せだったらそれでいい。

大切なことは自分の心の声に従うこと!

納得してその道を選べば良いと思います。

 

お化粧をやめて素肌で過ごしたいと願う女性たちに、スキンケアとメンタル面を含めてサポートすること。

そして素肌をきれいに整える治療をすること。

これが私のライフワークです。

 

※私は私立医大に絞って受験しましたが、髪の一部を金髪に染めて、おそらくピアスもしていたにも関わらず現役合格できました。合格させて下さったいくつかの大学は偏見がなく素晴らしいと思います(見た目で選んでいない!)。最近私大医学部の不正入試がさかんに取り上げられていますが、医師という職業は比較的男女差別なく活躍できる素晴らしい仕事だと思っています。

 

 

 

2018.10.17

お酒を控えて感じたこと

最近、お酒を控えるようにしています。

理由は、お酒を飲んでいた時、経験したことのない目まいに襲われたからです。

ヒトは体調に異変を感じて、初めて健康に気遣うものだとつくづく感じました。

 

私の先祖は酒蔵をやっていただけに、家系的にお酒が好きで飲めてしまいます。

成人してからは、よほどのことがない限り毎日の晩酌は当たり前。

夕食にお酒が無いなど考えられない環境。

そういえば、妊娠中は飲まなかったな・・・程度。

授乳中でも、子どもに「ごめんね~」と言いながらワインを飲んでいたほどです。

 

そんなお酒大好きな私が、止めてみて感じたこと。

それはずばり、「体調が良い」

そして、「元気なので夜眠くならない」

お酒に相当エネルギーを奪われていたことに気が付きました。

 

酒好きと言っても、毎日の晩酌の量はそれほど多くなく、ビール350ccまたは日本酒1合くらいで、悪酔いしたり気持ち悪くなるほど飲んだりしません。

それでもお酒を飲めば眠たくなるし、食後に大したことが出来なくなっていたのです。

飲まなければ読書もできるし、犬の散歩もできるし、部屋の片づけもできるし、子供たちとの団欒も弾みます。

嗚呼、何という膨大な時間をお酒に費やしてしまったのでしょうか!

 

しかし、後悔はありません。

今までお酒と共に過ごした大切な時間は、たくさんの想い出を残してくれました。

お酒が飲める体質で良かったと思うことは何度もありました。

 

私の周りにも、ある程度の年齢になってお酒を止めた人は何人かいます。

その人たちに共通することは、以下の通りです。

①完全なる禁酒ではないということ。

②止めてみると「飲みたいと」思わなくなる。

③体調や肌の調子が良くなった。

私も全く同じ感想です。完全禁酒するわけではなく、飲む機会があれば飲みます。

 

人生、何が起こるか分かりませんね。

ライフステージが変われば、生活習慣も変わります。

その時その時に合ったことをすれば良いのだと思います。

クリニック外のお仕事

久し振りの更新です。

最近、クリニック以外での仕事が続き、またボチボチ社交活動にも参加していました。

クリニックでの診療が大好きなのですが、たまには外部の刺激を受けないと人間としての進歩を感じることができません。

 

10月3連休最終日、ボトックス注射についての講演とライブインジェクションを行うため、沖縄の当山形成外科を訪れました。

お天気に恵まれ、夏のような陽気でした。

沖縄県の先生方が10名ほど集まり、当院での治療の取り組みをお話しました。

そして、実際の注入治療を実演して参りました。

時々このようなお仕事をお引き受けしますが、東京以外の都市に出張するので結構楽しいのです♪

 

夏休みに宮古島を訪れ、私の中で沖縄熱が高まっていたところでしたので、沖縄の先生方といろいろお話してみたい!という気持ちが強く、とても良いタイミングでした。

男性の大ベテランの先生方ばかりでしたが、講演会後の慰労会では美容外科の歴史や沖縄の興味深いお話をたくさんお聞かせくださいました。

当山形成外科の院長當山拓哉先生は3代目。最近世代交代したそうですが、経営センスのある若先生です。

お父様の2代目、當山護先生は、優しくて人懐っこいお人柄。

65年続く老舗美容外科は、年代が醸し出す魅力がありました。

日本は世界的にも企業寿命が長い国です。

200年以上の老舗は世界41か国で5,586社ある中、日本がダントツ1位で3,146社です。

1,000年企業は7社あり、トップは大阪の金剛組、創業578年です! 宮大工の会社です。

それらに比べれば美容外科の世界はまだまだ赤ちゃんのような歴史ですが、それでも続けることの意味を感じさせられた沖縄出張でした。

 

1泊して、翌日は首里城~斎場御嶽~平和記念公園~ひめゆりの塔 ひと通り見学。

戦争の悲惨さには心を痛めましたが、日本人として知っておかなければならないことだと思います。

そして、この平和な日本に今生きていることの意味を考えずにはいられませんでした。

日本人として恥ずかしいことのないよう、背筋を伸ばして生きていこうと改めて思いました。

 

12周年

当院12周年を迎えました。

最初の10年間は1年1年を噛みしめ、周年を意識して仕事をしていましたが、12周年はあっけないもので、日常となんら変わらぬ1日でした。

私としては、クリニックは3番目の子供だと思っているので、やはり9月4日は特別な日であり続けます。自分の誕生日以上に・・・

 

毎年変わらず続けていることは、周年の挨拶文を書いたダイレクトメールを患者様に送っていることです。今年は環境汚染について考えました。もうお手元に届きましたでしょうか。当院の目指している、化粧品を使わないスキンケア=素肌ルネサンスは、化粧品やシャンプーなど化学物質の乱用を控えることで、私たちの暮らす地球を大切にしたい!というメッセージを込めています。

 

そして、内装チェンジも無事終えました。いつも通り、お二人のアーティストが、夜を徹して愛溢れる作品に仕上がっています。秋色です~。

 

また、施術部屋を一つ増やしましたので、照明と内装工事も行いました。少し家具を増やしています。

 

何といっても目玉は、レーザーピーリング(Q-YAG レーザー)を新しい器械にしたことです! 私がこの美容医療業界に入った2000年からずっとずっと使い続けていたレーザーが、だいぶお年を召されました。レーザーも寿命があります。同じレーザーがもう販売されていないので、極めて類似した同じQ-YAG レーザーを探しました。レーザーピーリングは根強い人気があり、ずっとずっと、18年間受け続けている患者様がいらっしゃいます。彼女たちを裏切るわけにはいきません。これからも安心してレーザーピーリングを受けて頂けるよう、また、新しい患者様にもレーザーの効果を感じて頂けるよう13年目も真面目に美容医療を続けていこうと思います。

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