医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2019.11.22

無添加化粧品

化粧品会社のファンケル会長、池森賢二さんが、今月の日経新聞『私の履歴書』に連載されています。

化粧品ビジネスを始めたきっかけは、きれいだった奥様の化粧っ気がなくなり、顔にたくさんの吹き出物が出ていたことだったとか。

その理由が、それまでに使っていた化粧品が肌に合わなくなって肌荒れをおこしていたようです。

昭和50年代あたりから「化粧品公害」が社会問題になっていました。

池森さんが知り合いの皮膚科の先生に話を聞いたところ、化粧品の中に含まれる添加物が原因で、接触性皮膚炎で外来を訪れる患者さんが後を絶たなかったとか。

化粧品は傷みやすいから、防腐剤・酸化防止剤・殺菌剤などを添加することで3年もたせるようにしています。

それならばと、添加物を抜いた試作品を作って試したところ、「家内が使うと効果てきめんで、肌荒れが嘘のように治った。」そうです。

私は「無添加化粧品を使ったから効果があったのではなく、添加物いっぱいの化粧品をやめたことで肌が回復した」と言い換えたいですね。

化粧品による肌ダメージは、化粧品を止めれば回復してきます。

そこで、池森さんは正義感を抑えられず、無添加化粧品を作ろうと決意します。

また、このようなことも書かれていました。

「とにかく化粧品の問題は何種類も使い過ぎること。既存のメーカーは次から次へと新製品を送り出し、消費者は振り回されている。美しくなりたいと願う女性の心理を巧みに突いてくるやり方だ。」

「化粧品は女性に夢を売っているんです。おしゃれなデザインの容器で、いい匂いがする。それを鏡台に並べ、ぜいたくな気分を味わう。薬みたいな容器に入れてもだれも買わないと思う。(化粧品会社)」

昭和50年代に、すでに化粧品の害に気が付き、女性の肌への悩みを解決したいという志のもとでファンケルは化粧品を作っていたのですね。

社長の立派な志があるからこそ、大きく成長して、長年続く企業でいられるのだと思いました。

 

私は、無添加化粧品を飛び越えて、「一層のこと化粧品を止めてしまいましょう!」と言いたいです。

不要なものを塗りまくって、肌荒れを起こして、悩んでいるなんて馬鹿げていると思いませんか。

※無添加化粧品とは、ある特定の物質を含まないことを意味しているので、それ以外の添加物を混ぜていても“無添加”と言うことができますので注意が必要です。決して肌に安心ということではありません。

 

スキンケアの原則は、「肌の保湿成分(セラミド)を逃さないように、各層構造をきれいに保つこと」 これが保湿です。

化粧品を塗ったり、洗顔料で落としたり、ゴシゴシ擦ると保湿成分が流出してしまい、私たちが自ら作り出している保湿成分が失われてしまいます。

化粧品で保湿成分を洗い流して、それで人工でケミカルな保湿剤をどんどん塗り足していく・・・

基礎化粧品の効果は、「皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ」ことだけに意味があると思っています。

角層構造が整い、かつ、適度に皮脂と汗が分泌され皮脂膜が形成されれば、化粧品は不要なのです。

自分の細胞が、最高の保湿クリームを作り出していることを覚えていてください。

それさえ理解していれば、『ハリ、ツヤ、ふっくら若返る云々』というキャッチコピーに惑わされなくなります。

 

繰り返しますが、基礎化粧品の効果は、「皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ」ことだけに意味があると思っています。

池森会長のストーリーで、当院の使命である「ファンデーションに頼らない素肌づくり」に更なる自信が持てました。

今月は、毎朝「私の履歴書」のファンケル話を楽しみに読んでいます。

 

 

注入治療を考える

秋は学会の季節。10月3日~4日と、東京ベイ舞浜ホテルにて『日本美容外科学会』が開催されました。

私が初めてこの学会に参加したのは1999年ですから、20年も前だったということに大変驚きます。

学会に参加すると、ユニークな治療をしている先生のお話を聞くことができるので、新情報を仕入れることができます。

今回も、ハッとするような治療方法を知り大興奮。さっそく試してみたいとワクワクしながら帰宅しました。

患者さんへの治療ができるようになりましたら、改めて報告したいと思います。

 

20年を振り返ってみると、新しい治療を知って試したものの、長続きしなかったものもありました。

メソセラピーという、皮膚の浅い層にヒアルロン酸やビタミン剤などのカクテル製剤を注射する方法もあります。

いろいろやってみましたが、患者さんに安定して受け入れられるのは定番の『ボトックス』と『ヒアルロン酸』です。

メソセラピーの中で唯一リピートされる治療は『マイクロボトックス』という、ボトックスをごく少量皮内に入れる治療です。

顔から首にかけて200か所以上注入するので、直後はカエルの卵みたいになってしまいます。(すぐに治ります)

美意識の高い人向けの上級治療ですが、皮膚が滑らかになり、引き締まるので、お好きな方には大変喜ばれます。

 

針を使う治療は、どうしてもハードルが高くなりがち。痛いからなのか、怖いからなのか。

ところが、針を使わずに薬剤を皮膚に浸透させる機器を見つけてしまったのです!!

これが上手くできると、注入治療の可能性がぐっと広がります。

フェイシャルだけではなく、薄毛治療にも応用できます。

 

美容医療は創意工夫とチャレンジ精神が大切だということを、改めて実感した学会でした。

 

 

 

 

2019.09.19

素肌の可能性は無限大

患者様がハワイで結婚式をしたとの報告を受けました。

素肌美人の彼女は、結婚式でもファンデーションを塗らず、素肌を貫いたそうです!

ウェディングプランナーの人にはお肌を褒められ、大変驚かれたとのこと。

いや~、彼女の潔さに感服しました。

 

我々のように、普段からファンデーションなど化粧一切やめていると、何か塗っている状態が不快で塗れなくなります。

化学調味料を使った料理を摂取すると気持ち悪くなるのと一緒です。

やっぱり素肌が一番

 

他にも、大手企業の管理職の方々や、客室乗務員の方でも、ファンデーションは塗らずに口紅などポイントメークで十分きれいな素肌で優秀な女性もいらっしゃいます。

そういう女性たちを見ているからこそ、私は自信をもって素肌になることをお勧めしています。

社会的な不利益を被ることはありません。

「化粧をしないなんて社会人として失格」とか、「女を捨てた」などと言う人がいますが、あまりにも視野が狭すぎるものの見方です。

化粧をするのではなく、素肌をきれいに整えることが大切です。

私たちは20年近く素肌をキレイにする方法を考え実践して、積み上げてきたノウハウがあります。

もっとたくさんの人たちにこの方法をお伝えしたいので、微力ながらそのプロジェクトを今春から進めています。

完成は来春予定です!

2019.09.11

心地よいお店

スタッフの誕生会をお寿司屋さんでお祝いしました。

先日別件で、ネットでお寿司屋さんをリサーチして出かけたのですが、なんと久々に大外れしてしまいまして、、、

その苦い経験がありましたので慎重に選びましたところ、今回は大当たり

すべてが素晴らしく調和のとれたお店でした。

本当に気分の良い時間を過ごすことが出来たのはなぜだろう?と考えてみました。

・人間味のある優しい大将

・当然絶品のお鮨

・清潔な店内

・真面目にテキパキ働くスタッフにより、一度も「すみません~」と言うことがなかった。

・心地よいボリュームの会話(誰も大騒ぎしません)

・急かされず、待ち過ぎないテンポの良い食事

・一緒に楽しむメンバー

私はどうしても、経営者目線でお店を観察する習慣がありますが、それにしても大変勉強になるお店で、心地よい余韻がいまだに残ります。

 

そして、日本酒好きの私にはたまらない出来事が!!

なかなか出会うことのできなかった「十四代」がありました

『中取り 純米吟醸 播州山田錦』

とてもフルーティーで甘く濃いお酒でした

これだけチビチビ飲んで味わいたいお酒です。

まったく期待していない時に、ふと出会うものですね。

初十四代、ありがとうございました。

 

おかげさまで13周年

9月4日、当院は13周年を迎えました。

10周年までは、1年ごとにしみじみ感慨深いところがありましたが、それ以降はあっという間に過ぎてしまい、毎日の色合いと変わることなく日常と同化してしまいます。

それでも患者様からお祝いの言葉をいただくと、仕事を続けられていることに感謝しかありません。

 

先日の日曜日、あるレーザー会社の30周年記念講演会に参加しました。

私が美容医療業界に入ったのは2000年のこと。いまから20年ほど前ですが、その頃は次々と新しいレーザーが登場して、美容医療は伸び盛りの時期でした。

レーザー脱毛が発明されてから、レーザーのシェアがぐんと伸びたのでしょうね。

しかし、それより以前の80年代、90年代の頃は、美容医療というよりもあざや血管腫などの病的な状態を治すためにレーザーは開発されていました。

昔の炭酸ガスレーザーは180cm以上の高さと大きさがあったというのですからびっくりです

とにかく大きかったのです。私も勤務先で最初に目にしたシミ取りレーザーはものすごく大きくて、大きな音が出て迫力がありました。

今は機器がどんどんコンパクトになって、スタイリッシュで使いやすくなりました。

 

今となっては美容医療に欠かせないレーザー治療ですが、実はとても危険な医療機器なのです。

レーザー光が目に入ると、失明や視力低下の可能性もあります。

適切な設定で照射しないと火傷してしまうこともあります。

よって、きちんと管理・トレーニングをして、患者様とスタッフの安全を保たなければなりません。

私もスタッフを連れて、度々学会や勉強会などに参加するようにしています。

 

私が小学生の頃、自分のホクロを見て、「これがポロッと取れたらいいのになぁ」なんて夢見ていたことが現実のこととなりました。

学生時代、2年間もかけて痛みをこらえて針脱毛したのに、今は医療用脱毛であっという間です。

毎月レーザーを顔に当てていると、お肌はどんどん明るくハリが出てきれいになります。

レーザー治療の恩恵に与れる時代に生きることができて幸せです。

2019.08.08

夏の夜の楽しみ方

毎日本当に暑いですね

涼しい診察室に引きこもり、クリニックで診療しているのが一番です。

7月のストックホルム旅行から帰り、だるくて疲労感が続いていました。

カラダもずっと浮腫み、すっきりしません。

夏バテか?更年期か?

最近おさぼりしていたサプリメントを再開したところ、あっという間に元気回復

ビタミンBは『ニンニク注射』で有名ですが、やはり元気がでるなぁと実感します。

そしてプラセンタ注射。こちらは眠りが良くなると感じます。

運動も大切。時々ジムへ行ったり、家でストレッチしたり、犬の散歩(夜限定)したり。

夏休みで、子供たちは不在ですので、夜は愛犬と二人きりの静かで平和な夜を過ごしています。

今年の夏は縄文熱が再燃していることと、新選組の時代劇再放送を楽しみにしていること。

縄文というか、日本人としてのルーツが知りたくて、縄文時代の勉強会に参加したり本を読んだりしながら、少しずつですが理解を深めたいと思っています。

そして何年か前に放映された『新選組血風録』がBSプレミアムで再放送。

恋愛シーンが多すぎでいささか不満。明治維新への大義とか、日本国がどうあるべきかを幕府側と討幕派がどのように考え動いていたか、についてもっとフォーカスして欲しい、とブツブツ言いながら、結局毎晩テレビに向かってしまいます。

皆さまは、どのように夏の夜をお楽しみでしょうか。

 

 

2019.07.26

ストックホルム

スウェーデンのストックホルムで夏季休暇を過ごしました

初の北欧旅行です。

いつも個人旅行ですので、あまり移動せず同じところに滞在するパターンが多く、今回もストックホルムonlyでした。

ヨーロッパもいろいろなところを巡りましたが、若いころは日本との違いに目を輝かせ、西欧文化に憧れたものでした。

しかしながら人生半世紀近く生きていると、見えてくるものが変わります。

今回の旅で感じたことは、「日本と西欧の歴史・文化の違い」です。

良いとか悪いとかではなく、「違う」ということです。

違いを挙げてみましょう。

①ヨーロッパ人はUVケアなどお構いなしで、太陽の光を喜んで浴びています。冬が長く日照時間の短い国では、太陽の恵みが嬉しくて仕方ないのでしょうか。ヨーロッパに行く度に思うのですが、彼らは太陽に向かって生きているような雰囲気です。シミ・しわが増えても気にしない?それよりも太陽の下で楽しむ時間が大切なのでしょうね。私は仕事柄、日を浴びることがストレスになってしまうので、ヨーロッパの人々のように楽しめません。日を浴びると皮膚がチリチリ痛痒くなってしいまいますので、UV対策は欠かせません。

②家族・友人とよく喋り、よく食べ、よく飲む!彼らの体力は半端じゃないです。コミュニケーションを楽しむことが幸福なんだろうと感じます。皆が集まっている場所でスマホやゲームを触っている人はあまり見かけません。これは羨ましいと思いました。

③トイレがジェンダーフリー

これ、分かりますか? 近代美術館のトイレですが、男女に分かれていないのです。これもジェンダーフリーの流れなのでしょうが、男性が出てくるので驚いてしまいます。すべてのトイレがこのようではありませんが、いくつか経験しました。

④脚が長い! 夏ですので短パン姿の若い女性が目につきました。マネキン人形体型はあり得ることに納得。スタイルが違います。

⑤スウェーデン王国ですから、今も王家の方々がお住まいになる宮殿があります。1600年代に作られたドロットニングホルム宮殿を見学しましたが、「北欧のヴェルサイユ」と呼ばれているそうです。ヨーロッパの宮殿を見るたびに富と権力の集中、階級社会を感じずにはいられません。日本にも皇室や貴族、江戸時代には士農工商といった身分制度はありましたが、規模が違います 宮殿に置いてある装飾品、絵画、壺など一点一点たいそう高価なものですが、それが山のように収集されているのですから、どれだけ搾取したんだろうかと当時の平民に同情してしまいます。私たちが観光して喜んでいる豪華な建造物の裏には、多大な犠牲があるという封建社会の影の部分もあり、手放しで感動できなくなりました。

⑥電子マネー先進国。カフェなどで現金お断りのお店がありました。両替なしで旅行できます。

 

日本人の性でしょうか、ついついあちこち観光したくなって、あれもこれもと歩き回り、強い日差しの中を毎日2万歩くらい歩いてしまいました。休暇なのにゆっくりできず疲れてしまい、娘からは「お母さん、休みなんだからゆっくりしようよ。」と言われる始末。いろいろ見てまわり、心に感動を刻みたいという欲求も、小さいときから資本主義社会に擦り込まれ支配されているのではないか?とうっすら疑問に思いました。せっかくの休みは、どこかに旅行しましょう(=お金を使いましょう!)という擦り込み?

リゾート地でゆっくり何もしないで過ごす楽しみ方ができないのですよ

個性とは

3年前から、定期的に院内でスタッフ研修を行っています。

皆のモチベーションアップと、向かうべき方向を再確認するためです。

毎年、研修の目的を決めていますが、今年は『職業能力アップセミナー』

毎月1回の研修を4回行い、最後は1泊の合宿形式です。

 

本日は第1回。

自分の大切にしていること、個性を知ることから始めました。

自分の個性は無意識レベルで決まっています。

この個性を大切にしてあげると、自分が自分自身を大切にしてあげることに繋がり、大きな安心感を得ることができるそうです。

たくさんあるワードの中から、自分が大切にしていることを3つ選ぶ作業を行いました。

ものすごい沢山あるので、最初は悩みましたが、まずは10個に絞り、最終的に3つ選びます。

私の個性は( ^ω^)・・・

1.タフ  2.エネルギッシュ 3.大胆    でしたぁぁぁ

何これ? 学生時代の私じゃないですか。

最近はすっかり弱ってしまったなぁと自覚しているのですが、人間ってそう変わるものではないのですね

自分の個性を大切にしつつ、それを仕事に繋げることができると、仕事への満足度が上がるとか。

 

私たちは、社会通念としてまかり通っているような他人の価値観を気にして行動してしまうことがよくあります。

有名大学へ進学するとか、大手企業に就職したら安心だとか。

結婚したほうが良いとか、持ち家をローンで購入するとか。

このような行動を、自分の個性を無視して続けるとものすごい違和感が出てきますよね。

だから、自分の個性(=価値観)を知り、それを大切にして行動した方が人生楽になります。

 

私の場合は、タフ=精神的な強さ であり、エネルギッシュ=肉体的な強さ を好みます。

折れない心と馬力があれば、いろんなことにチャレンジできるし、まだ見ぬ世界の扉を開けることが出来るような気がします。

いくつになっても夢と希望を持ち続けていたい!と、(今のところ)思ったのでした。

良医とは

私が医学部で学んだ時期は平成3年から6年間でだったが、医学に関する知識はしっかりと学んだと記憶している。

若かりし頃の私は、「名医になりたい」などと野心をもったものだが、恥ずかしながら「良医になろう」という医師としてあるべき姿をじっくり考えることはなかったと、今になって反省している。

実際臨床医を続けていると、患者さんの肌状態は個人差が大きく、同じ化粧品を使っても大丈夫な人もいれば肌荒れしてしまう人もいる。また患者さんの性格や育ってきた環境、考え方は千差万別であり、科学的根拠に基づく医療を一方的に押し付けるものではないと痛感している。

特に美容医療は命に係わる治療ではないため、患者さんの希望を察知しながら、しかし医療で可能なことを分かりやすく説明し、夢を持って治療を受けてもらうことが大切なのではないかと思う。見た目の若返りは、想像以上に喜びをもたらすので、治療結果に満足していただけることは、我々医療従事者にとって何よりも励みになる。

最近特に心がけていることは、キレイになれる可能性のある治療は、惜しまず伝えることだ。

美容医療は時間とお金のかかる一種の贅沢医療だから、「この患者さんにここまで治療を勧めてしまったら、かえって負担になるのではなかろうか?」などと、こちらの物差しによる勝手に憶測してしまいがちなのだが、それは慇懃無礼なことではなかろうか。

なぜならば、当院を受診する患者さんは、決して安くはない初診料を支払って、我々を美容医療のプロフェッショナルと頼って足を運んで下さるのだから、その意気込みは本気だと自覚しなければならない。それに見合った知識を経験を伝える責任がある。意識が高い患者さんが集まるから、スタッフ教育にも手を抜けない。スタッフにも本気で自己研鑽し成長するよう努力を続けてもらいたい。

私は患者さんの皮膚状態や表情、姿勢、しぐさ、声の響き、考え方などあらゆる角度から診察している。そして、だがあくまで私のスケールだが、「ここがもっとこうなったら、この人はもっと魅力的になるだろうに。」という極めて感覚的なセンスでアドバイスするようにしている。見た目の若さにこだわり過ぎないこと。細部にこだわり過ぎず、全体として捉えること。心をきれいにすること。明るい気持ちでいること。何より大切なのは“品”。この感覚が養われるには相当時間がかかった。若いころはそのようなセンスではなく、医学的にできることしか話していなかったように思う。未熟だった。

美容医療に正解はない。好きか嫌いか、そんなものだ。だからこそ、患者さんには自身のセンスにあった医師に診てもらうことが成功への秘訣なのだ。自分のセンスに自信がない人は、好きな医師なりクリニックに通うと良い。

今日も一日、特に不幸を感じることなく、平穏無事に過ぎていったことに感謝する。オリンピックチケットは落選してしまった!

 

 

2019.06.07

じゃがりこ

朝ごはんに“じゃがりこサラダ”を食べているから、サラダを摂取しているので大丈夫!と思っている20代女性。

ついでにじゃがいもも食べているので安心している。

日本の食育、大丈夫でしょうか?

 

 

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