医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

大切なこと②

すっぴん素肌組局長である私が、お化粧よりも大切にしていること。

『表情』です

“笑顔に勝る佳人なし”  デス。

以前にもブログに書いたような気がしますが、この言葉は中学生時代に父からもらったメッセージです。

思春期にブスッとしていた娘を案じたのでしょう。

その時は笑わない方がクールで格好いいくらいに思っていましたから。若気の至りです、(;´д`)トホホ。

 

当院に、いつもニコニコしているスタッフがいるのですが、彼女の笑顔に触れるだけで回りの人も心地よくなるほどです。プロゴルファーの渋野日向子ちゃんみたいな感じです。笑顔って、それだけで人を幸せにする力がありませんか?

アイラインやマスカラなどで小細工して目力アップさせるよりも、口角上げてニコニコしているほうが断然幸福度が上がりますよ 自分も回りも。 電車の中など公共の場で人目を憚らずメイクに勤しむ姿は、決して気持ちの良いものではありません。

眉間にシワを寄せたり、口角が下がっていませんか?

気持ちの良い表情を作るトレーニングは良いと思います。しかし、      表情を作る=シワが増える ことを忘れずに。

しわを増やさないようにいい表情をつくるために、私はボトックス治療をおススメしています。

疲れたような、寂しそうな、つまらなそうな表情を明るく元気そうな笑顔へ変えることができるのです。

 

お化粧に時間とお金と労力をかけるなら、心を整えて素敵な笑顔にしてみませんか?

2020.01.14

大切なこと①

当院は、東京白金にある「美容皮膚科」です。

さぞ華やかで高級で敷居が高そう・・・と思われがちなのですが

我々スタッフ全員「素肌」です。

素肌というのは、ファンデーションを塗っていないという意味です。

いや、もはや「ノーメーク」です。

せめて口紅くらいは塗ろうかしら?と試みるも、マスクについて取れてしまうので、結局ワセリン止まりです。

 

当院のコンセプトは「ファンデーションに頼らない素肌づくり」

私自身、16年前からファンデーションをやめてすっぴんで過ごしています。

それによって社会的不利益を受けたことはありません。(と思っています)

「いやだわ、すっぴんなんでだらしない」とか「お化粧した方がいいですよ」などと言われたことはないですし、クリニックには全国から、いや海外からも素肌になりたい患者さんが集まります。

子供の保護者会で口紅を塗って行くと、「厚化粧」と言われました。(口紅しか塗っていないぞ。)

患者さんには、素肌で過ごせるようになったことを感謝されます。

スタッフも入社してからファンデーションを止めましたが、みんな肌がきれいになっています。

総括して、私の人生において化粧をすることのメリットは何一つ感じられませんので、このまますっぴん生活を続けているのです。

 

私は生きている上で、心から気持ちの良いことを大切にしようと思っています。

まず一つ目は「礼儀正しい挨拶」です。

当院の患者様たちは、皆さん本当に礼儀正しく、診察室に入ってくると私と目を合わせ、一度立ち止まり、きちんと挨拶して下さいます。退室する時もお辞儀してくださいます。

朝の出勤時も、スタッフ同士で目を合わせおはようの挨拶をするよう努めます。

姿が見えないところで「おはようございまーす」と言われても、落ち着きません。

動作を止めて、目を見て挨拶。これ、とても大切なことだと思います。

マスカラ塗って目力つけるより、ずっと大切なこと。

お化粧に手間暇かけるより、人間関係を豊かにする大切なポイントを、これからシリーズで書き綴っていこうと思います。

まずは挨拶!

 

2020.01.08

明けましておめでとうございます

いよいよ2020年の診療が始まりました。

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は毎年、夫の実家へ家族そろって出向くことが恒例行事でしたが、昨年から実母の体調がすぐれず、今年は私一人東京に残り母と二人で新年を迎えました。大人二人と犬1匹の静かなお正月でした。

年が明けて、家族で北海道のルスツというところへスキーに行きました。

2年ぶりのスキーでしたが、予想以上の筋力低下にびっくりです。

初日は脚が言うことを利かず、あまりにも下手で、しかも体力もないのでギブアップしそうになりました。

高校生の息子は遥か彼方へ行ってしまうし、以前はずっと滑るスピードが遅かった夫についていくのがやっと

「老化ってこういうことかぁ・・・」と、初めて実感した瞬間でした。

年末にスキーで転倒して靭帯を切ってしまった人から話を聞いて、絶対に無理をしないと肝に銘じ、中級コースを丁寧かつ消極的に滑る私。

ところがしばらく滑っていると、だんだんカラダが慣れてきて膝から下の前傾姿勢がキープできるようになってきます。

4日目にはだいぶ勘を取り戻し、まだまだできそう!と思えるほど復活。

 

冬スキーで考えたこと。

1.若いときの鍛錬で得たものの蓄積で40代後半まで生き延びることができたが、それに慢心していたのではないだろうかと反省。

2.50代からは筋力にせよ頭脳にせよ、絶え間なく鍛えないと中高年からの人生は悲しく辛いものになりそうだ。年末に郷ひろみ(64歳)のディナーショーを観たが、彼のボイストレーニングとボディメンテナンスには感動した。人は努力によってここまで若々しくいられるのだということを実感した。

3.若いときに夢中になっていたスキーに対する情熱が失せた。若いころは何でも熱中したものだが、中高年になるとモチベーション維持がQOL維持のために不可欠だ。

 

今年の私に必要なのは『筋肉』

昨年サボってしまった筋トレを再開して、しなやかな50代を目指したいと思います。

より良い診療が出来るための体力作りです!

 

 

 

 

 

 

静かで豊かなクリスマス

今夜はクリスマスイブ。

気づけば家に家族誰もおらず、愛犬と二人で過ごしています。

娘はデート、息子は友人らと遊びに行ってしまいました。

夕飯は冷蔵庫の残り物で済ませ、夜は年賀状一人ひとりメッセージを書きました。

これだけ情報通信が発達した現代において年賀状の必要性を疑うのですが、結局今年も猛烈な勢いで印刷を終わらせ、例年通り仕上げることになりました。

長年続けている習慣を断つことは、なかなか勇気のいることです。

ほんの2時間程度でしたが、ご無沙汰している友人・知人たちの顔を思い出しながら集中して書く時間は、何と心豊かな瞬間なのでしょうか!

やっぱりこういう手間暇って大切だなぁと見直したりもします。

大切な人には礼を尽くす。

与えることを惜しまない。

アナログな付き合いや人間関係って、人生に潤いを与えてくれると思います。

 

例年12月は診療がフル稼働で忙しく、カラダはぐったり疲れが溜まるものですが、今年は不思議と元気です。

それは、『素肌組』の衣装とハチマキで気合が入っているから。

今年の『素肌組』コスプレもなかなか評判良く、患者さんが驚いたり笑って下さったりするのが楽しくて、毎日気分よく診療しています。

今年の診療も残すところあと5日となりました。

気を引き締めてよい仕事ができるよう頑張ります

 

 

セルフボトックス

最近、顔がシワシワな上に、顔のコリを感じるようになりまして、「あ、ボトックスが切れてしまった」ことを実感していました。

早く打たなきゃ、、、と思いながら、ついつい自分のことは後回しになってしまいます。

12月は院内イベントもあるし、たくさんのお客様とお会いするので、皺くちゃではまずいですよね。

 

ということで、自分でボトックスを打ってみました

知り合いの女医さんは、何でも自分でセルフケアしている強者が数名いまして、私もやってみることに。

意外と簡単で、驚いたことは「痛くない」こと。

自分で打つからでしょうか。

麻酔もしないでプスプス刺してみました。全然痛くないじゃないですか。

これで、いつでもボトックスセルフケアが出来る♪ 1つ壁を乗り越えた感じが嬉しいです。

数日経過しましたが、顔のコリはなくなりました。

シワも減って大満足。

 

当院はスタッフも全員ボトックス愛好家です。

きれいになるだけではなく、老化予防効果がありますので、美容医療ではマスト治療だと思います。

当院に通院している患者さんの40%以上がボトックスを受けています。

 

気になっているけれど、まだボトックス未経験の方へ。

是非、当院のボトックスをお試しください。

これを知らなきゃ、人生半分損!!

きっと幸せな気分になれます。

 

今年の12月は『素肌組』の衣装で、皆様のご来院をお待ちしております。

不思議なお江戸体験ができますよ。

 

 

2019.11.22

無添加化粧品

化粧品会社のファンケル会長、池森賢二さんが、今月の日経新聞『私の履歴書』に連載されています。

化粧品ビジネスを始めたきっかけは、きれいだった奥様の化粧っ気がなくなり、顔にたくさんの吹き出物が出ていたことだったとか。

その理由が、それまでに使っていた化粧品が肌に合わなくなって肌荒れをおこしていたようです。

昭和50年代あたりから「化粧品公害」が社会問題になっていました。

池森さんが知り合いの皮膚科の先生に話を聞いたところ、化粧品の中に含まれる添加物が原因で、接触性皮膚炎で外来を訪れる患者さんが後を絶たなかったとか。

化粧品は傷みやすいから、防腐剤・酸化防止剤・殺菌剤などを添加することで3年もたせるようにしています。

それならばと、添加物を抜いた試作品を作って試したところ、「家内が使うと効果てきめんで、肌荒れが嘘のように治った。」そうです。

私は「無添加化粧品を使ったから効果があったのではなく、添加物いっぱいの化粧品をやめたことで肌が回復した」と言い換えたいですね。

化粧品による肌ダメージは、化粧品を止めれば回復してきます。

そこで、池森さんは正義感を抑えられず、無添加化粧品を作ろうと決意します。

また、このようなことも書かれていました。

「とにかく化粧品の問題は何種類も使い過ぎること。既存のメーカーは次から次へと新製品を送り出し、消費者は振り回されている。美しくなりたいと願う女性の心理を巧みに突いてくるやり方だ。」

「化粧品は女性に夢を売っているんです。おしゃれなデザインの容器で、いい匂いがする。それを鏡台に並べ、ぜいたくな気分を味わう。薬みたいな容器に入れてもだれも買わないと思う。(化粧品会社)」

昭和50年代に、すでに化粧品の害に気が付き、女性の肌への悩みを解決したいという志のもとでファンケルは化粧品を作っていたのですね。

社長の立派な志があるからこそ、大きく成長して、長年続く企業でいられるのだと思いました。

 

私は、無添加化粧品を飛び越えて、「一層のこと化粧品を止めてしまいましょう!」と言いたいです。

不要なものを塗りまくって、肌荒れを起こして、悩んでいるなんて馬鹿げていると思いませんか。

※無添加化粧品とは、ある特定の物質を含まないことを意味しているので、それ以外の添加物を混ぜていても“無添加”と言うことができますので注意が必要です。決して肌に安心ということではありません。

 

スキンケアの原則は、「肌の保湿成分(セラミド)を逃さないように、各層構造をきれいに保つこと」 これが保湿です。

化粧品を塗ったり、洗顔料で落としたり、ゴシゴシ擦ると保湿成分が流出してしまい、私たちが自ら作り出している保湿成分が失われてしまいます。

化粧品で保湿成分を洗い流して、それで人工でケミカルな保湿剤をどんどん塗り足していく・・・

基礎化粧品の効果は、「皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ」ことだけに意味があると思っています。

角層構造が整い、かつ、適度に皮脂と汗が分泌され皮脂膜が形成されれば、化粧品は不要なのです。

自分の細胞が、最高の保湿クリームを作り出していることを覚えていてください。

それさえ理解していれば、『ハリ、ツヤ、ふっくら若返る云々』というキャッチコピーに惑わされなくなります。

 

繰り返しますが、基礎化粧品の効果は、「皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ」ことだけに意味があると思っています。

池森会長のストーリーで、当院の使命である「ファンデーションに頼らない素肌づくり」に更なる自信が持てました。

今月は、毎朝「私の履歴書」のファンケル話を楽しみに読んでいます。

 

 

注入治療を考える

秋は学会の季節。10月3日~4日と、東京ベイ舞浜ホテルにて『日本美容外科学会』が開催されました。

私が初めてこの学会に参加したのは1999年ですから、20年も前だったということに大変驚きます。

学会に参加すると、ユニークな治療をしている先生のお話を聞くことができるので、新情報を仕入れることができます。

今回も、ハッとするような治療方法を知り大興奮。さっそく試してみたいとワクワクしながら帰宅しました。

患者さんへの治療ができるようになりましたら、改めて報告したいと思います。

 

20年を振り返ってみると、新しい治療を知って試したものの、長続きしなかったものもありました。

メソセラピーという、皮膚の浅い層にヒアルロン酸やビタミン剤などのカクテル製剤を注射する方法もあります。

いろいろやってみましたが、患者さんに安定して受け入れられるのは定番の『ボトックス』と『ヒアルロン酸』です。

メソセラピーの中で唯一リピートされる治療は『マイクロボトックス』という、ボトックスをごく少量皮内に入れる治療です。

顔から首にかけて200か所以上注入するので、直後はカエルの卵みたいになってしまいます。(すぐに治ります)

美意識の高い人向けの上級治療ですが、皮膚が滑らかになり、引き締まるので、お好きな方には大変喜ばれます。

 

針を使う治療は、どうしてもハードルが高くなりがち。痛いからなのか、怖いからなのか。

ところが、針を使わずに薬剤を皮膚に浸透させる機器を見つけてしまったのです!!

これが上手くできると、注入治療の可能性がぐっと広がります。

フェイシャルだけではなく、薄毛治療にも応用できます。

 

美容医療は創意工夫とチャレンジ精神が大切だということを、改めて実感した学会でした。

 

 

 

 

2019.09.19

素肌の可能性は無限大

患者様がハワイで結婚式をしたとの報告を受けました。

素肌美人の彼女は、結婚式でもファンデーションを塗らず、素肌を貫いたそうです!

ウェディングプランナーの人にはお肌を褒められ、大変驚かれたとのこと。

いや~、彼女の潔さに感服しました。

 

我々のように、普段からファンデーションなど化粧一切やめていると、何か塗っている状態が不快で塗れなくなります。

化学調味料を使った料理を摂取すると気持ち悪くなるのと一緒です。

やっぱり素肌が一番

 

他にも、大手企業の管理職の方々や、客室乗務員の方でも、ファンデーションは塗らずに口紅などポイントメークで十分きれいな素肌で優秀な女性もいらっしゃいます。

そういう女性たちを見ているからこそ、私は自信をもって素肌になることをお勧めしています。

社会的な不利益を被ることはありません。

「化粧をしないなんて社会人として失格」とか、「女を捨てた」などと言う人がいますが、あまりにも視野が狭すぎるものの見方です。

化粧をするのではなく、素肌をきれいに整えることが大切です。

私たちは20年近く素肌をキレイにする方法を考え実践して、積み上げてきたノウハウがあります。

もっとたくさんの人たちにこの方法をお伝えしたいので、微力ながらそのプロジェクトを今春から進めています。

完成は来春予定です!

2019.09.11

心地よいお店

スタッフの誕生会をお寿司屋さんでお祝いしました。

先日別件で、ネットでお寿司屋さんをリサーチして出かけたのですが、なんと久々に大外れしてしまいまして、、、

その苦い経験がありましたので慎重に選びましたところ、今回は大当たり

すべてが素晴らしく調和のとれたお店でした。

本当に気分の良い時間を過ごすことが出来たのはなぜだろう?と考えてみました。

・人間味のある優しい大将

・当然絶品のお鮨

・清潔な店内

・真面目にテキパキ働くスタッフにより、一度も「すみません~」と言うことがなかった。

・心地よいボリュームの会話(誰も大騒ぎしません)

・急かされず、待ち過ぎないテンポの良い食事

・一緒に楽しむメンバー

私はどうしても、経営者目線でお店を観察する習慣がありますが、それにしても大変勉強になるお店で、心地よい余韻がいまだに残ります。

 

そして、日本酒好きの私にはたまらない出来事が!!

なかなか出会うことのできなかった「十四代」がありました

『中取り 純米吟醸 播州山田錦』

とてもフルーティーで甘く濃いお酒でした

これだけチビチビ飲んで味わいたいお酒です。

まったく期待していない時に、ふと出会うものですね。

初十四代、ありがとうございました。

 

おかげさまで13周年

9月4日、当院は13周年を迎えました。

10周年までは、1年ごとにしみじみ感慨深いところがありましたが、それ以降はあっという間に過ぎてしまい、毎日の色合いと変わることなく日常と同化してしまいます。

それでも患者様からお祝いの言葉をいただくと、仕事を続けられていることに感謝しかありません。

 

先日の日曜日、あるレーザー会社の30周年記念講演会に参加しました。

私が美容医療業界に入ったのは2000年のこと。いまから20年ほど前ですが、その頃は次々と新しいレーザーが登場して、美容医療は伸び盛りの時期でした。

レーザー脱毛が発明されてから、レーザーのシェアがぐんと伸びたのでしょうね。

しかし、それより以前の80年代、90年代の頃は、美容医療というよりもあざや血管腫などの病的な状態を治すためにレーザーは開発されていました。

昔の炭酸ガスレーザーは180cm以上の高さと大きさがあったというのですからびっくりです

とにかく大きかったのです。私も勤務先で最初に目にしたシミ取りレーザーはものすごく大きくて、大きな音が出て迫力がありました。

今は機器がどんどんコンパクトになって、スタイリッシュで使いやすくなりました。

 

今となっては美容医療に欠かせないレーザー治療ですが、実はとても危険な医療機器なのです。

レーザー光が目に入ると、失明や視力低下の可能性もあります。

適切な設定で照射しないと火傷してしまうこともあります。

よって、きちんと管理・トレーニングをして、患者様とスタッフの安全を保たなければなりません。

私もスタッフを連れて、度々学会や勉強会などに参加するようにしています。

 

私が小学生の頃、自分のホクロを見て、「これがポロッと取れたらいいのになぁ」なんて夢見ていたことが現実のこととなりました。

学生時代、2年間もかけて痛みをこらえて針脱毛したのに、今は医療用脱毛であっという間です。

毎月レーザーを顔に当てていると、お肌はどんどん明るくハリが出てきれいになります。

レーザー治療の恩恵に与れる時代に生きることができて幸せです。

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