院長ブログ

哲学と宗教

3月の終わり頃から、すっかり世の中が変わってしまいました。

適応するのにしばらく時間がかかりますね

・クリニックをどのように運営していくか。

・これからの世の中はどうなるのか。私は今、何をすべきか。

この2つに集中するあまり、普段興味があることをすっかりなおざりにしていました。不安が大きくなると、気持ちのゆとりが無くなり、やるべきことにも集中できない状態が続きました。自分で自分が嫌になるほど。

ところが、1か月もすると慣れてくるものです。

最近はやる気に満ち溢れています

 

今日は祝日でしたので、去年買ったままにしていた分厚い本、「哲学と宗教 全史(出口治明著)」にとりかかりました。

数年前から仏教に興味を持ち、宗教については体系的に学びたかったのです。また、我々人間の進む未来について考えるときには、哲学こそが必要な教養だと思っています。哲学についても断片的な知識しかないので、これも深めたい分野だと常々感じていました。まだ3分の1程度しか進んでいませんが、この本は読みやすくて勉強になります。久しぶりに鉛筆を出して、いろんなことを書き込みながら読み進めました。

世界最古の宗教は古代ペルシアのゾロアスター教。古代ギリシャ哲学、古代中国と孔子、ブッダなど。歴史の流れを通して、どうしてその時代にその宗教と哲学(教え)が生まれたのか、とても分かりやすく書かれています。実は私、高校時代は世界史が大好きでした。なぜなら、丸暗記すれば確実に点数が取れるから 動機は不純ですが、歴史上人物の名前や王朝、地名など丸暗記したので、30年以上たった今読んでも、何となく頭に入りやすいような気がします。

今年のGWはstayhomeで哲学と宗教!

この激動の世の中で、自分の人生をどう生きるか哲学しませんか。

21世紀に生きていることの意味は?

歴史の中にきっとヒントが隠れています。

 

※ギリシャの哲学者、「プラトン」はあだ名だって知っていましたか?体格が立派で肩幅が広く、プラトンとは「広い」という意味だそうです。