院長ブログ

日本美容皮膚科学会を終えて

第40回日本美容皮膚科学会ランチョンセミナーでの発表が無事終わりました。ホッ

美容皮膚科学会・ランチョンチラシ

当院でお馴染みの施術、「Vシェイプ」「テノール」について、当院での5年間の治療経験を報告をいたしました。

症例写真を提供して下さった患者様には、心よりお礼申し上げます。

「Vシェイプ」「テノール」はたるみ治療ですが、痛みもダウンタイムもないためリピートしやすい治療です。

たるみ治療は、どれだけ皮膚に熱を入れることができるか? ということがポイントですので、治療を継続することが大前提です。

真皮や皮下組織をしっかりと加熱して、血流を良くすることで、組織を健康な状態に保つことがアンチエイジングにつながります。

 

私は2000年からレーザー治療を22年続けています。

当時はこんなに長く治療を継続できるものとは知りませんでしたが、臨床現場で患者さんに実際受けて頂くことで、いろいろな気づきがありました。

今となっては断言できますが、マイルドな刺激の美肌レーザーやVシェイプ、テノールは続けるほどに効果を発揮します。

それは患者さんが証明して下さっているので、私は自信を持って薦めることができます。

真剣に見た目のアンチエイジングをしたいのであれば、40歳くらいからスタートしましょう。

「お肌はお手入れするもの」とご理解いただき、長期継続できるとベストです。

運動だって1年続けて終わり、ということにはなりませんよね。

 

患者さんにお伝えしている治療ペースをご紹介します。

【第1段階】

まずは10回。月1回のペースで続けます。

【第2段階】

10回をクリアしたら、30回を目標に、1か月~3か月に1回のペースで続けます。

【第3段階】

ご自分のペースで最低年2回~3回はレーザーを受けましょう

以上は1例であり、患者さんの性格や理想とする美しさによって治療内容と頻度は変更可能です。

 

20年経っても毎月1回のペースで通い続けている人もいますが、60歳以上になってもお肌ピカピカです 80歳くらいでも怖いくらい若々しいお肌を維持している人もいます。

やればやるだけ、しっかりと結果が出る美容医療。

学会では、コンビネーション治療を継続することの重要性をお伝えしました。

熱心に耳を傾けて下さるドクターで満席になった会場、ちょっと嬉しかったです

 

学会ストレスから解放されて、京都の高雄で川床を楽しみました。

蜩(ひぐらし)の鳴き声と山々の緑、川のせせらぎが最高の癒し

いつも人が少なそうな場所を選びますが、今回も大正解。

仕事の後の遊びは格別。

このメリハリが心地よく好きです。

しっかり働き、しっかり遊ぼう。