医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2014.10.23

バリ島

2泊の弾丸バリ島旅行へ行ってまいりました!

(・・・と言いますか、夫の学会に便乗しただけです。)

台湾や韓国の先生方と食事でご一緒しましたが、雰囲気も会話も洗練された先生方ばかりで驚きました。

アジアのセレブリティ??でしょう。

ややもすれば引きこもりがちな私でしたが、今回は良い意味で刺激的な旅になりました。

日々、クリニックの仕事と子供のこと(家ではたいしたことはしていませんが)で手一杯になると、それを理由に社交を控えがちでしたが、自分の殻にばかり閉じこもっていてはもったいないことに気が付きました。やる気がみなぎり、充電完了にて帰国です。

 

この3日間、私の留守中にクリニックの床を新しく張り替え、新品になりました!

きれいな床になったのに代わり映えしないな~と思っていたら、

「先生、いつもきれいっていうことですよ!」とスタッフに言われました。その通りです、素晴らしい。

そしてお休み明けの今日はとても忙しく、たくさんの患者様にお越しいただきました。

社交もいいですが、やはり日々の患者様とのコミュニケーションが何より楽しいなぁと思う次第でございます。

治療をして結果を出して幸せに感じていただけることがメインディッシュですからね。

皆様の美肌のために、これからも日々精進して参ります 😛

 

情緒

私の子供時代は、少々情緒不足だったように思う。

兄と私はピアノを習っていたが、兄はショパンを上手に引いていた。

私はベートーベンの曲が好きで、重苦しい重厚感に酔いしれていた。

作文集を読むと、解説文のようで、実に色気がない。

曖昧さよりはっきりとした結果を好むタイプ。

フランス語よりドイツ語。

恋愛小説よりアクション好き。

こんな私でも、40年以上生きて様々な経験を積むと変わるもので、今現在は少し情緒の芽が出てきているように感じている。

(性格診断をすると、プロモーターという感情豊かな部類に入っている!)

しかし、論理的な根っこの部分はそう簡単に消えはしないもので、質実剛健体質が好きな部分も隠し得ない。

 

今夜、久しぶりにピアノを弾いてみた。ショパンのワルツの楽譜を引っ張り出し、小中学生の頃弾いたことのある曲をなぞってみた。

指を動かし続けていると、何となく思い出すもので驚く。

子供の頃は、圧倒的な経験不足からくる情緒欠損だと思った。

今の私なら、もっと気持ちを込めて複雑な音を奏でることができそうだ!

少し練習してみようかしらという気になる。

 

それにしても、10代の若さで卓越した表現力を持つアーティストなりアスリートには驚かされる。

超人的な努力の先に見えるものなのだろうか。

 

人生後半は、もっともっと感情豊かに、人生哲学を楽しみたいと思う。

 

より良いクリニックを目指して

昨日は朝から台風でしたが、予定通りに出勤してくれるスタッフに有難いわ~と改めて認識。

9月も当院は大いに盛り上がり、8周年を迎え患者数も記録更新中です。予約が取れにくくなってごめんなさい 🙁

世の中はアベノミクスで好景気のようですが、景気というのはアップダウンを繰り返すもので、私は決して今の状況を楽観視していません。4月からは消費税も上がり、高齢化も加速して、世間全体が浮ついているとは思えません。

それでも当院は(私の勝手な目標に向かって)粛々と伸びています。

それは何故か?

1.8年間もクリニックを継続していると、お客様との関係が深くなる=信頼関係が深まる

2.治療効果が安定して出せるようになり、私もスタッフも自信を持って診療にあたることができる。

3.スタッフの定着率が良く仲が良い(と、私は思っています)

4.スタッフが喜んで働いてくれる(と、私は思っています)

5.患者様がきれいになって笑顔が増えることが嬉しいと、全員本気で思っている。

6.白金・高輪エリアでの認知度が増している。

7.掃除、整理整頓を徹底し、いつも快適な空間で仕事ができるよう努めている。

8.全員ファンデーションは塗らず、素肌勝負。

9.季節ごとの治療内容の見直しと、インテリア変更は欠かさない。

10.当院の治療がみんな大好き!

 

以上の内容は、私自身も振り返りたかった内容なので、ブログにまとめてみました。

仕事をしていてどんな時に喜びを感じるかというと、私は患者さんと“繋がった!”というコミュニケーションが取れたときに、快感の電気が走ります。お互い楽しく心地よい時間を過ごせます。

また、スタッフの成長を感じられる時も無上の喜びですね。

私の考えに共感してついてきてくれるスタッフがいるからこそ、このクリニックは意味がある。私一人では絶対に成し得ない仕事。

そしてスタッフのやる気を引き出すのが私の仕事。

忙しくなりすぎると、気持ちに余裕がなくなり、良い仕事ができなくなるので、そのあたりも配慮が必要です。

 

まだまだ私の勝手な目標?に達するまでには、皆に真剣に仕事してもらわないと。

この目標は院内秘密です 🙄

 

 

 

2014.09.25

秋の日差しにご注意を

今日は大事な取材があったというのに、一昨日、息子のサッカー観戦で日焼けしてしまいました 😳

夕方帰宅して鏡を見てびっくり! 鼻から頬が赤くなっているではありませんか!!

少し涼しくなったので油断してしまいましたぁぁぁ

日陰で涼しかったので、日焼け止めだけ塗って4~5時間外にいたでしょうか。帽子も日傘も使わずに・・・

散乱光も舐めてはいけません。

こういう日に限って、家にステロイド剤がないのです!!気休めにトランサミンを内服。

十分冷やして冷やして、でもピリピリは治りません 😥

翌日、クリニックに出勤してから、新しいヘリオケア(飲む日焼け止め)とビタミンCを3000mg内服、そしてステロイドを塗って応急処置。

シミが出来ませんように。

 

外出前に1~2年前に開封したヘリオケアを内服したのですが、古くて効果が弱まっていたに違いありません。

そういえば、開封して数か月時間が経ったビタミンCは、変色して臭くなっていました・・・

サプリメントは開封すると、消費期限前でもかなり劣化しますので、開封したら早めのご使用をお勧めします。

 

今回の反省点は遮光努力が足りなかったこと。

長時間外に出る場合は、日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子かサンバイザーをかぶりましょう。できれば日傘も。

 

未完成

シューベルトの『未完成』を聴いています。

この曲、中学生時代、帰宅後に部屋を暗くして、絨毯の上で膝を抱えて毎日毎日聴いていた思い出の曲です。

自己の『未完成』に引っかけていました。

 

中学生の頃は、自己形成の階段を上っている時期。

思春期とも言いますが、精神は大人になったつもりでまだまだ子供。

何だか生きづらかったような気がします。

テニス大好き、英語大好き、そちらの方面には随分エネルギーをつぎ込みました。

一日も早く留学したいのに、中学生の交換留学制度がなく、帰り道に本屋に行って情報収集に明け暮れました。

高校まで待ちきれず、中学3年の夏に短期留学してしまいました。

正義感に燃えて、生徒会長もやりました。

意味のない校則撤廃に1年間取り組み、着用可能なトレーナーの色を4色に増やしました。(そんなことを思い出してびっくり!)

パワフルに生きていましたが、何かあか抜けない自分に本当の自分ではないような、もやもやしていた気持ちを抱えていたのでしょうね・・・

 

お、今度はマーラーの交響曲第2番。

これも大好きでした。

中学生の心の中は深い闇の中ですね。音楽のメロディーは心を代弁してくれていたようです。

 

クラッシックばかりではありません。英語学習のために、マドンナの曲を片っ端から暗記したものです。

そして、中学生なのに高校の文化祭のディスコへ行って踊るのが楽しかった!

80年代前半、ディスコ流行りでした。

友人と(もちろん親も)スキーへ行ったら、ホテルにもディスコがあって、夜は汗だくになって踊っていました。

やはり変わった中学生だったと思います。

 

8周年

2006年に開院して8年が経ちました。

最初の1周年、2周年、3周年は1年1年考え深く9月を迎えましたが、8年も経つと「え、もう1年?」です。

ただし、けじめとして周年の挨拶とキャンペーンのようなご案内を患者様に郵送しています。

①9月の周年、①クリスマスカード、③春の新緑祭り、④暑中見舞い は必ず送るようにしています。

ダイレクトメールや治療説明のチラシなど、院内で作成する機会が多いので、内容やデザインがどんどん欲深くなり!!

やはり外注では出せない細かいポイントを工夫できるので、治療に携わっている者が作成すると味わい深くなると思うのです。

スタッフもどんどん勉強してくれるので、パソコンをどんどん買って、フォトショップとイラストレーターを学んでもらい、なんだかデザイン事務所みたいになっています。

お陰様で8周年のダイレクトメールもかなり満足な仕上がりです 😀

私の神経質な注文に応えてくれたスタッフには心から感謝しています。

そしてそして、愛の一言添えを必ず書きます。患者様のお顔を思い出しながら。

 

クリニックを8年運営して思うのですが、私たちの舞台は「診療」なのです。

もちろん「診療」のための練習は必須です。解剖や治療について学んだり練習したりは欠かせません。

しかし、その「診療」を成功させるためには、舞台で言うところの「裏方」業務がとても大切で、そこをしっかりやらないと舞台は転けてしまうのです。

院内を清潔に保つための清掃、整理整頓。

物品に不備がないかチェック。

感じの良い接客ができるための訓練などスタッフ教育。

効率よく仕事が出来るためにWEB環境を整える。

患者情報共有のためのミーティング。

スタッフが気持ちよく働けるための配慮。

そして、このダイレクトメール作成。などなど

 

このような当たり前なことを一つ一つしっかり取り組むことが、クリニックのみならず仕事を成功させることなのではないでしょうか。

 

開業したての頃は、異業種交流だとか社交が大切だと思って参加していたこともありましたが、社交で集客の努力をするのは間違いだと気づきました。

(私にはその才能がないのかもしれません)

それよりも、目の前の患者さん一人ひとりに徹底的に満足していただけるよう、「診療」に備えることこそ努力するポイントだと信じて、ここ何年か取り組んでいます。

 

8周年記念の治療メニューはキレイいっぱい、楽しみいっぱい。

ここに書いてしまうと楽しみが半減なので、あと1週間ほどでお家に届きますから少しお待ちくださいませ。

 

理想的なクリニック

9月3日、4日は「日本美容外科学会」が、水道橋の東京ドームホテルで開かれました。

今年は目新しい内容も少なく、あまり勢いを感じられず 😥

数年前と変わったなと感じたことは、中心となる医者の世代が交代したせいか、様々な情報があっという間に流れているということ。

Facebookなどのコミュニケーションツールも拍車をかけていますね。

しかし、すべての情報が正しいわけではありませんので、判断は慎重にならざるを得ません。

今はたくさんのレーザーや注入治療が出回っていますから、これらの安全性と治療効果が最も気になるところです。

何人かの先生に言われましたが、「山口先生のところのように、コアな患者さんに継続して通ってもらえるスタイルが理想だよ。」と。

そうなのです!限られた人数しか診ることができませんが、私の大好きな方々が細く長ーく通って下さるのが特徴です。

美容医療は長く続けないと結果がでませんので、あしからず。通い続けて下さることがポイントです。

使い慣れたレーザとボトックス、ヒアルロン酸注射など、超コンサバ治療を少しずつ工夫して継続していますが、それでも確かに結果を出すことができますし、患者さんもハッピーになって頂けているのでよろしいかしらと。

 

大学病院に勤務されている先生のお話では、最近非外科的な美容治療がぐんと増えたために、トラブルで来院される患者さんも増えているとか。

美しくなるために変になっては元も子もありません。

とにかく安心安全第一なのであります。

この保守的とも言える美学に共感して下さった方が集まったのか、私が患者さんに育てられたのか分かりませんが、日本一幸せなクリニックを目指しています。

治療は保守的ですが、発想はいつも斬新でいたいと、日々新鮮な空気を吸うよう努めています。

 

それにしても、美容医療も院長の考えでかなり方向性が変わるな、と感じた学会でした。

美の個性は多様。いろいろあって良いのです。いろいろあるから、患者さんも自分に合ったところと巡り合えれば幸せになるでしょう。

まだまだ美を哲学していきたいと思います。

レーザーピーリングとビタミンCイオン導入の相乗効果

夏休みに思いのほか紫外線を浴びてしまい、肌がくすんでしまいました。

日焼け止めの使用で、少し肌荒れもありました。

患者様からは「先生、日焼けしましたか?」とも言われ・・・

そういえば、しばらくレーザーピーリングしていなかった・・・

久し振りにレーザーをあててもらい、ついでにビタミンCイオン導入もやってもらいました。

やってくれたスタッフにも、「先生、少し日焼けされましたか?」と言われ・・・

 

そして翌日。鏡を見て、「お!顔色がいいわ。」 洗顔して肌がすべすべしています。

患者様には、「日焼けしていませんね。」と言われて、、、

 

昨日は日焼けしたと言われ、今日はしていないと言われるのです。

普段は時間がないので、レーザーのみ受けるのですが、ビタミンCイオン導入も一緒に受けたので、さらに効果が出たのだと思います。

ごわごわした角層をピーリングして、メラニンを壊し、ビタミンCでメラニンが還元されたのでしょうか。

 

さすが、当院一番人気の『レーザーピーリング』

毎月100人程度受けています。

治療歴15年。

長く愛される治療だと、改めて思いました。

 

夏のダメージ肌のリセットにお勧めです。

 

 

2014.08.16

イギリスで考えたこと

夏! 猛暑からの脱出を計画してイギリスへ行って参りました。

これは夏季休暇ではなく、あくまで「視察旅行」です。

と言いますのも、当院の患者様は教養のある方が多く、平均年齢は私よりも10才くらい先輩。知識も経験も豊富な方々を相手にする以上、私自身も見聞を広めておかなければなりません。

どこへ行っても何をしても、on off なく生活しているせいか、常に交感神経優位でしたが、今回のイギリス旅行は何故かリラックスしたようで、体調がとても良かったのです!

そのコツですが・・・

1.食事量を50%くらいに減らしました。1日2食で、空腹時間を長く設定。

2.とにかく歩く! 15,000歩くらいを目標にしました。

以上2点を守ったせいか、すこぶる体調が良く、朝早くすっきり目覚め、たくさん歩いても疲労感が溜まりません。普段は弱い胃腸も元気でした!

気候は快適で、15~20度くらい。この涼しさのお陰でカラダが楽だったのかもしれませんね。

ロンドンと周辺の田舎町を回りましたが、夏にしてこの快適な気候はもはや日本では得られない・・・穴場の避暑地を見つけたようでした。

 

ロンドン市内では、まず人種の多さに驚きます。白人、黒人、アラブ人、インド人、日本?中国?韓国?

そして歴史と伝統ある建築や階級社会がある一方、とても斬新なアート感覚も受容しています。

一言で表現すれば「ミックス」

高級ホテルに入れば眩しすぎる世界が広がりますが、少し離れた場所に行くと、貧困や犯罪の怖い空気が漂います。

その格差は日本の比ではありません。

そして物価の高いこと!!!

地下鉄の乗車券が£4.7 日本円に換算して860円です。Suicaのようなカードを買えば£2.2ということでした。

ホテルの朝食は£32 約6,000円 (食べませんでした。)

タクシーで空港からホテルまでチップ込で£80 約15,000円

こんな物価の高いところで、ロンドンの人はどんな生活を送っているのか、とても気になりました。

パリもそうでしたが、大都市は潤沢な予算がなければ楽しめません。

それに比べ、日本はデフレ天国です。いや、これは何かの間違いだとさえ思いました。

イギリスは消費税20% あの物価の高さこそが正常で、日本が安すぎるのではないか?

日本は世界でNO1の借金国ですね。財務省のホームページを見ると、公債残高が780兆円で税収の16年分相当、債務残高はGDP比で200%超です。

日本国の現状を維持していくためには、もっともっと税収が必要ということです。

清潔や安全、インフラ整備、医療、社会保障、教育すべてに関わる費用は、今私たちが支払っている税金よりもっともっとコストは高いのです。(変に使われている心配もありますが・・・)

今の日本を維持していくためにはこれだけ必要なのですよ! ということをもっと国民は感じるべきでしょう。天からお金が降ってくるわけではあるまいし。

日本の借金が少しでも減っていくよう、まともな財政を期待したいものです。

 

私はシンプルで清々しい暮らしを望んでいますが、ある程度の刺激はまだまだ欲しいので鴨長明になりきれません。

海外へ行けばそれなりに費用がかかりますが、外の空気に触れる満足感は捨てがたい。

国内だって行ってみたいところはまだまだたくさんあります。

旅行好きな私は、せっせと働かないとダメみたいです。

 

 

 

 

 

夏休み

明日から夏休みで1週間ほど羽を伸ばします。

8月8日~15日まで休診です。

お休み前後は何かと慌ただしくなりますね。

7月の学会が終わってから、新治療の検討を重ねてまいりました。

当院のスタッフは、全員治療を体験することになっているのですが、スタッフ含めて20回くらい新治療を試しました。

これがなかなか良さそうで、日々スタッフの肌色と艶が良くなっている感じがします。

モニターの知人たちからも、ぞくぞくと嬉しい報告があります。

患者様に者様にご紹介できるまでもう一歩!楽しみにしていてください。

最近、仕事が本当に楽しいと心から思います。

もっともっと皆様の肌がきれいになるよう工夫したいと思っています。

私の場合はonとoffは別ではないので、お休み中こそ外に出ていろんなアイデアを得ることができます。

この夏休み中も、クリニックが更にグレードアップできるよう、パワーを充電して参ります!

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