医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

為せば成る

今月お気に入りの言葉;

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」  上杉鷹山

よく通るお寺の前に、月替わりで格言が貼り出されている。

人は出来ないことにいろいろ理由を付けたがる。

忙しかったから・・・ とか、子供がいるから・・・とか、何とかかんとか。

そりゃそうだ。人生時間は有限だから、何もかにもできるというものではない。

だから物事に優先順位をつける。

順位の高いものは、何がなんでも「為す」

順位の低いものには、何やかんや理由を付けて「為さぬ」のだ。

この意識は、人生有意義に生きていく上で、とても重要なことだと思っている。

結構楽しそうに、欲張って生きている人は、たくさんのことを為しているように見える。

この「為せる」能力は千差万別であり、高度な能力がある人は豊かで幸せな人生を過ごすことが出来るのだと思う。

では、この能力に差が出来るのは何故か?

子供の頃からたくさんの経験・刺激を受け、柔軟な思考を持ち、好奇心旺盛であることが「為せる」能力を高めているのではないかと感じている。

特に海外生活を経験している人たちは、私にとって個性的で魅力的に見えるのである。

異文化を肌で経験すると、いろいろな考え方やモノの見方に触れることができるから、発想が柔軟になる。

そして日本にいては遭遇しない問題にぶつかることもあり、それらを解決する能力も磨かれる。

精神的に豊かな人生を送るには、人間の複雑な能力の集大成が生かされているのだろうと思う。

 

2月は受験シーズン。

受験も人生の通過点だが、第一志望に入れなくても敗北者ではない。

難関校に入れば人生バラ色というものでもない。

結果をどう受け止め、どう考えるかはその人次第である。

 

 

 

 

2015.02.06

バルセロナ研修旅行

スタッフと一緒に、バルセロナ社員研修へ行って参りました。

最近忙しく、昼休みの時間まで無理して予約を承っていたので、毎日あっという間に時間が流れ・・・

スタッフとゆっくり話し合う時間が取れなかったので、思い切って遠くに行ってみました。

数日クリニックを閉めなければならないし、お休みの分予約が前後に集中したり、飛行機やホテルの手配などやることが増え、それはそれで大変だったのですが、結果的に実行して本当に有意義な旅となりました。

 

私にはラテンの空気がとても心地よく感じました。

規則に縛られた堅苦しい感じがなく、何となく適当なバランスで街が生きている。

自然と調和しているといいますか、、、

 

バルセロナと言えば、アントニ・ガウディ。

サグラダファミリアが有名ですが、彼はたくさんの建築物を残しています。

個人的には『カサ・バトリョ』という邸宅が好きでした。海をイメージしたデザインで、青いタイルや曲線が美しく、また窓枠や床が木でできていて温かい雰囲気なのです。

こんな素敵なお家が私のクリニックだったら、一層楽しくなりそうだわ!

そうだ、『カサ・ヤマグチ』を作りたいわ!などと妄想しながら・・・

 

そして夜のミーティング。

お陰様で患者数が右肩上がりに伸びているのは嬉しいことなのですが、予約が取りにくくなったり、クリニックが何となく騒がしくなったりすることは問題だと認識しています。

皆で問題点と解決方法を話し合いました。

話を深めていくと、いつも辿り着く話題なのですが、「何のために働いているのか?」です。

人は夢や希望、生きがいを感じないといい仕事ができません。

私もクリニック開院時の初心に帰りました。

微力ながら、医師であり、人の皮膚をきれいにする術を身につけたのだから、綺麗になりたいと願う人たちの悩みに応えたい。

1人でも多くの人を助けたい。そのためには小回りが利く規模の自分のクリニックを作らなくては実現できない。

これが私の原動力でした。

開院してから今も、初心は変わることがありません。

しかし、もっと思いは複雑になっています。

今現在一番気にしていることは、私も含めスタッフ全員が人として成長しなければならないということ。

物事の善悪を見極めることができるか。

社会の一員として正しく行動しているか。

恥べき行動は慎んでいるか。

礼儀正しく、日々を大切に過ごしているか。

年長者を敬う気持ちを忘れていないか。

社会問題を自ら考え、意見を述べ、より良い道へと行動できているか。

我々大人がよく学び、きちんとした態度を示さなければ、クリニック経営どころか日本国全体が危うくなります。

そんなことを考えさせられる旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

2015.01.31

ビタミンD

新年を迎えたら、あっという間に1月も終わり・・・

当院はスタッフ全員誰一人風邪もひかずに、元気に働いております。

12月からスタッフに『ビタミンD』を配り、毎日内服しています。

ビタミンDは免疫力を高めるので、風邪予防に効果的です。他にも様々な効果がありそうです。

・インフルエンザに対する免疫とビタミンDの関係

・アレルギー性鼻炎の改善

・慢性じんましんの改善

・冬季うつの改善

などの報告もあります。

思い出せば・・・幼稚園の時(70年代)、毎日帰るときに整列して、一人ひとり先生に手のひらに肝油ドロップを頂いておりました。

甘くて美味しいな~と楽しみにしていましたが、あれこそ「ビタミンAとビタミンD」だったのです。

肝油ドロップのホームページを見たところ、下記のような表記がありました。

● ビタミンAは夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
● ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。

目と皮膚と骨!子供の健康を守るための習慣だったのですね。

年末の忙しさと、お正月の家族行事などで、例年1月は少し体調がすぐれないものですが、今年はビタミンDのお陰でとても元気です!

 

来週は社員研修のため、2日(月)~5日(木)までお休みとさせていただきます。

詳細は秘密です・・・ 帰ってから報告します。

今年もスタッフ教育に力をいれますので、パワーアップして帰ってきますね。

日頃は診療に追われて、なかなか皆で話し合う時間が持てませんので、このような機会を作って、

「人生とは?仕事とは?美とは?これからの日本はどうなる??」といったことを熱く語りたいのです。

お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解下さいますようお願い申し上げます。

 

 

2015.01.20

肌断食

「肌断食」という言葉が登場したのはいつ頃だっただろうか。

仕事のために美容本に目を通していたら、肌断食をまったく理解していない人の本に出会った。

『何もしないから楽!リキッドファンデーションもメイク落としを使わなくていいから楽~。でもいい加減なスキンケアをしていたら肌がボロボロになったから、私には合わなかった。』などと書いてあった。さらにはその後、『ある無添加化粧品と出会い治りました。』だそうな。

うううっ・・・

リキッドファンデーションを使っていながら肌断食とは・・・

肌断食とは「何も塗らないこと。」であり、基礎化粧品も日焼け止めもファンデーションも塗らないことではないのか?

リキッドファンデーションは軽めのものは石鹸で落ちるが、落ちにくいものはクレンジングを使わなければ落ちないこともある。

そもそも石鹸洗顔で落ちないようなものを常用すること自体、皮膚に無理がある。ボロボロになって当然。

若いころはファンデーションなど塗らなかったはずなのに、いつの頃か洗脳されたようにファンデーションを塗るようになり、次第に塗らずには外出出来なくなっている人もいる。

まったく不健康な話である。

そして、クレンジングや洗顔フォームで根こそぎ洗い切った後、『乾燥する、つっぱる』と言ってやたらとベタベタ塗りまくる人がいる。ベタベタをしっとりと勘違いしている。

まったく不健康な話である。

このような化粧品中毒人生が長ければ長いほど、肌断食を成功させるまでには時間がかかる。

比較的肌状態が良い人は意外とすんなり成功できるが、悪い人ほど苦戦するものだ。化粧品なしではいられなくなってしまっているのだから。

 

私のクリニックでは、スタッフ全員ファンデーションは塗っていないが、私の目から見ても健康的な皮膚で自然にきれいだと思っている。隠せないから、日常生活では健康管理に気を付けるようになる。人工美は自然美に勝てない。

私自身に至っては肌断食はなく、「全身断食」でもある。シャンプーなし、洗顔石鹸もなし、ボディ石鹸もなしである。まさにお湯だけ。誠に快適である。わび・さびの世界。

「全身断食」を成功させるには、化粧品をはじめ化学物質の知識を持ち、その危険性をよく理解する必要がある。長い習慣を断ち切るストレスは大きいから、成功させることへの強靱な意思が必要。

さらには環境問題にまで踏み込んで考えられるか。合成洗剤は分解されにくいから、水質汚染に繋がるし、容器のゴミも馬鹿にできない。

不要なものは使わない、買わない。私は無駄が性に合わない。私の祖母も両親も節約家で、物を無駄にしない人たちだから、その根性が遺伝したのだと思う。

 

スキンケアの話は、専門家としてもっと発信しなければならないと思った。

 

 

 

 

 

百人一首

今週末は美容医療について、たくさん勉強した。

まだまだいろいろな角度から、治療結果の満足度を高めることが出来そうな気がしてきた。

もっともっときれいに仕上げることが出来そうな・・・

美容医療の世界は日進月歩、学び続けなければクリニックの存続は危うい。

しかし、やればやるだけの結果が出ることも事実。だから全く苦にはならず、むしろ楽しい。

もっともっと治療レベルを高めて、患者様に喜んでもらいたい。

きれいな結果が出れば、私自身も最高に幸せだから。

 

医療以外には、変わらずボイストレーニングと英会話と料理教室も続けている。

10年前の従弟結婚式でのスピーチを録画したビデオを見たら、自分の声が全然違うことに気づいた!確実に進歩している、と思う。先生はアーティストだから、音楽についても学ぶことができて右脳が刺激される。

英会話はもっとレベルアップしたいところだが、日常生活であまり話す機会がないのが残念。機会を見つけては、自分の意見を臆せずしゃべりまくるよう心掛けている。

料理教室は、先生の繊細な感性と作業に惚れ惚れする。日本人にしかない感性! 正直、お料理はあまり得意ではないのだが、老後一人でもちゃちゃっと自炊できるように通っている。良い素材を選べば何とかなるだろう。

 

冬休みから、家族で百人一首をやっている。毎年、スキー旅行に行くと、夜行う恒例行事となっている。百人一首というのは改め読んでみると恋歌が多いような気がする。物悲しい響きもあるが、なかなかロマンティックな音色だ。現代ではLINEのような役目を果たしていたのだろうか? 今夜は息子と二人で対戦したら、負けてしまった。スキーも負けたし、これから追い越されるばかりだろう。だからこそ、年を重ねてこそ得られる知恵や深みのある大人でいられるよう自分自身を磨いていたいと思う。

 

2015.01.15

ただほど怖いものはない

最近、『祖父母が子や孫に非課税で贈与できる』、という話題が良く出てくる。

60代以上の貯蓄金額が高いので、それを若い人に回して消費してもらい、経済を活性化させようというつもりらしい。

私は、とんでもない政策だと思っている。

例え1000万円貰ったとしても、所詮人のお金。あぶく銭である。

子供がそれを当てにして、努力することの大切さを見失うことの方が、国家としては大損失である。

分不相応な消費をしたり、浪費癖で借金することになるかもしれない。

生きていくためには、自分の夢を叶えるには、どんな努力をして、どのようにお金を貯めて使うか、というような総合的は判断が重要である。

辛い時期もあるし、節約してお金を貯めなければならないこともある。

そういう苦労を経験して、人は学び成長するものだと思う。

だから人からただで金銭を受け取るのは、その成長の妨げになるのだ。

 

教育費に関しては、学生の時期はまだ稼げないから、贈与なり奨学金を利用するのはありだと思う。

若い時に見聞を広め、経験値を高めることには大賛成である。

しかし、それも返済するのが当たり前という前提があったほうが良い。

他人の家庭事情まで踏み込むな!と言われそうだが、真剣に教育を考えないと、今の日本は危ないと思う。

2015年の一般会計総額が96兆円超、そのうち税収が54兆。

国と地方の借金残高が1035兆円である。

我が国は、人から借りた(貰った)お金で成り立っている。

分不相応な贅沢をしているのである。

 

終戦後70年を迎え、明治維新から昭和の戦後までとだいたい同じ時間が経過している。

そろそろ大転換の時期を迎えるだろう。

だからこそ、明治維新を生きた武士たちの志と行動力を今こそ振り返る必要があるのではないだろうか。

それを狙ってか、今年の大河ドラマは吉田松陰の妹である。

吉田松陰は下級武士の生まれであったが、子供の頃は父親の農作業を手伝いながら、四書五経を学んでいたという。

そして11歳の時には、藩主に講義をしたそうな!

やはり家庭教育。

我が家も、もっともっと社会問題を取り上げてディスカッションしていくつもりだ。

家庭のみならず、クリニックでもスタッフたちと、知的な話題で盛り上がりたいと思う。

「きれい~、かわいい~、美味しい~(^^♪」だけではダメ。

一人ひとりが日本を大切に思い、真剣に賢く生きていきたいと切に願う。

2015.01.08

謹賀新年

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

1月8日になりましたが、本日から診療開始です。

昨年末は燃え尽き、大晦日までに何とか年賀状を投函したため、元旦に間に合わずに申し訳ございませんでした。

 

年末年始は夫や私の親戚と会い、家族の絆と健康を確かめながら、人の幸福は様々な形があるものだと考えた休日でした。

私は私の幸福を追求するために、年始はスキー三昧の日々。

大好きなスキーを5日も滑れる!!と4泊出かけたのですが、成長盛りでしなやかな子供たちと行動を共にするには、いささか体力不足でして。

若い頃の感覚で考えておりましたが、5日連続スキーは体力的に限界を感じ、4日連続で終わり・・・。でも良い運動になりましたよ。

真っ青な空と息を呑むような美く雄大な雪山、稜線、粉雪、、、 ふかふかなパウダースノーでシュプールを描き、、、体の芯から満ち足りた何かが込み上げてきました。

ああ、幸せだな~。

しかし、若い頃から合宿のように滑っていたので、優雅に過ごすと罪悪感を感じてしまい、自分自身がだらしないのではないかとさえ思ってしまうのも困ったもの。

この感覚はそう簡単には直りません。

家族の構成と年代の変化によって、幸福の形も変わるので、楽しみ方も変えなければならないのかと悟った旅でした。

やはり非日常を経験できる旅行は大好きですね。

 

大切にしている価値観や物事は、人によって全然違うもの。

その多様性を認めながら共存できれば、平和で幸せに暮らせるのではないでしょうか。

 

さて、スキーで筋力アップ?したところで、今年もいい仕事が出来るよう頑張りますね。

診療を終えて

本日、年内の診療がすべて終了いたしました。

12月のディスコクリスマス期間中は、25日間フル稼働、予想をはるかに上回る予約をいただきました。

本当に有難うございました。

ご希望に添えなかった患者様には、大変申し訳なく思っています。

特に土曜日は予約が集中しますので、早め早めのご予約をお願いします。(1月はすでに一杯だと思います。)

そしてキャンセル待ちの方もいらっしゃいますので、変更・キャンセルの場合は前日までにお願い致します。

 

スタッフも休み時間を削って頑張ってくれました。

我々は毎日同じことの繰り返しですが、患者様にとっては貴重なお時間を作って楽しみご来院下さるのですから、一人ひとりに精一杯お応えしなければなりません!

12月は1年間で一番患者数が多くなる月ですし、1年の締めくくりということで我々も気合が入りますっ。

皆様、ディスコティックなインテリアと我々のスパンコール衣装に驚きながらも、すごく楽しそうな時間をお過ごしいただけたと思っています。

6年前のこの時期に、サンタのエプロンと帽子で診察していたら、ある患者様に「先生、痛いよ・・・」と言われたことが忘れられず心の傷に 😥

しかし!!! 今年はその患者様から「先生、いいね~素敵。」と言われて、古傷は癒えました。

このように正直にコメント下さる患者様には感謝感謝です。なかなか言っていただけないですからね。

信頼関係という基礎の上に、キレイになる喜びを分かち合える幸福感に満たされた1か月でした。

私と同じ方向にスタッフ全員ついてきてくれたので、呼吸が一致しました。

働かされているのではなく、自ら考えて動く姿勢が見えました。

 

『ファンデーションに頼らない素肌作り』

不要な化学物質とさようなら、自分の肌細胞を元気にします。お肌も断捨離。

自分の素肌を隠さず受け入れることができれば、人生がとても楽になります。

自然な美しさを大切にするクリニックです。

 

気になる聖夜

12月はクリスマス、お洒落して聖夜のときめきを・・・

なんていうフレーズはもはや完全にスルーしてしまう年齢になった。

外食は特別メニューで割高だから、やはり家が良い。

洋食の写真を見ていると胸焼けしそうだから、やっぱり和食が良い。

お鍋とかしゃぶしゃぶは手軽で良い。

外食するならお鮨が良い。

 

先日、久しぶりにぎっくり腰をやってしまった。

完全なる運動不足である。忙しいを口実に・・・

冬休み恒例のスキーがあるから、何とか筋力をつけねばならないが、一日中診療の毎日なのでどうにもならない。

繁盛クリニックを目指して頑張っているのだが、あんまり忙しくなってくるとスタッフも疲弊するので良くない。

忙しくしている空気が患者様に伝わっても良くない。

昼休み時間でも、診療終了後でも、ついつい希望があれば予約を入れてしまうので、スタッフの皆もゆっくりと休憩できる状態ではなく、実に申し訳なく思っている。それでも嫌な顔一つせず、快く働いてくれるスタッフには本当に感謝している。

皆が幸せでいるためには、ある程度予約のコントロールが必要だと感じているが、自由度がきくのも個人医院の良いところなので難しい。

遠方からいらっしゃる方や、久し振りのご来院だったりすると、あれこれ診療が長引いてしまうこともしばしば。

完全予約制でお待たせしません!と謳いながら、現実はお待たせしてしまうこともあり、患者様には大変申し訳なく思っています。

もっともっと皆様に快適にお過ごしいただけるよう、創意工夫していきます。

あっ、ですます調を止めてみたのに、最後は戻ってしまいました!

 

 

白衣

私は研修医の時から、ずっとワンピース型白衣を着ている。

美人の先輩医師が着ていたから。

最初は森英恵デザインのものを購入した。Aラインのふんわりしたデザインが好きだったから。

白、ブルー、ピンク、グリーンを4着買って着まわしていた。

作業着だし、私服が汚れることもないから、何の疑問もなく着用していた。

自分で開業してからは、もっとデザイン性のあるエステティシャン用の白衣を着ている。

 

しかし! 今月はクリスマス月ということもあり、当院のテーマは“Disco Xmas”

スタッフ全員、黒のブラウスと金色スパンコールのスカート、そして髪にはスカーフを巻いてみた。

統一感を残したのが吉と出た。

私はボディコンシャスなワンピースを着たり、赤いニットやスパンコールのスカートを着ている。

これが患者様に大うけ!!している。

「先生、いいね~(^^♪」とか、「白衣要らない!」

「白衣は個性を消すからね。」とまで言われて、その予想以上のレスポンスに驚かされる。

私が調子に乗ってポーズをとったりすると、さらに喜んで下さる。

毎日仕事が楽しくて仕方ない。

 

白衣とか医者とか、既成の殻に私は閉じこもっていたのではないだろうか?

先日、忘年会の2次会で、強烈な個性を放つ人物に出会い、少し酔っていたこともあって思わず惹きつけられ挨拶をしてしまった。

その方のファッションやメークの表現力に圧倒された。好きだった。

 

結婚して15年、子供も2人いて、医師という職業。

無鉄砲に弾けまくっていた青春時代を卒業して、堅実に保守的に生きてきた。それが心地よかった。

必要な15年だったと思うが、白衣の中で私の個性が消えていた。

もっともっと面白いことを表現していきたいような、ふつふつと沸き起こる何かが胸の中で響いている。

 

今年は少し前進できたようだ。

来年からは白衣を脱ごうかしら。

 

 

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