医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2021.01.07

謹賀新年

毎年、年始はスキーに出かけていましたが、さすがに今年は自粛です。

親戚と会うこともなく、こんなにゆっくり家で過ごすなんて初めてのお正月でした。

お陰様で整理整頓がはかどること!

家中スッキリです。

 

皆さんの今年の目標は何でしょうか?

2020年は「ペットボトルを買わない」という目標を掲げ、ほとんど買わずに済みましたので、2021年は「フードロスを減らす」にチャレンジしようと思います。

家庭内でも、食べきれずに捨ててしまうことがしばしばあり、その都度罪悪感に襲われるのです。

私の育った家庭は、両親も祖父母も、食べ物を捨てるということがない人達でした。

昭和は「残さずに食べる」という教育を受けていましたからね。

「残しちゃいけない」と詰め込んで、あとで嘔吐したこともしばしば。これは間違っていますけど。

そのくらい、食べ物を粗末にしてはいけない、米粒1つ残しちゃ罰が当たる、という気持ちがあったということです。

残った魚の皮や骨、残飯は犬にやっていました。

現代の犬は、そんなもの食べませんよね 今思えば、塩分過多でした。犬も高血圧だったのでしょうか??

 

早速、おせち料理の残りをパスタにリメイクしたり、

子供たちが食べ残した白米を集めて、鍋の残り出汁を使って雑炊にしたり、

意識すれば結構できるものです。

そして買い過ぎないこと!

頑張ります。

 

2020年振り返り

いよいよ2020年も終わりです。

今年は今までに経験したことのないようなことが連続の、特別な1年でした。

 

記憶に残っていることを書き留めておきます。

・記録的な雪不足で、2月の白馬八方尾根は土がむき出しになるほどでした。

・4月の緊急事態宣言により、患者数がぐっと減った影響で、スタッフのシフト調整を行いました。

・売上が減少したので、各種助成金を申請しました。

・コロナ流行の影響で遠のいた患者さんもいますが、新しい患者さんとの出会いもたくさんありました。

・積極的にLINE配信を行い、患者さんとのやり取りがスムースになりました。

・化粧品をやめるライフスタイルを応援するウェブサイト「肌ルネ」オープン

・ドラマ「オスマン帝国」にハマる(現在進行形)

・夏は車の免許を取ったばかりの娘の運転練習に付き合いました。

・夏の数か月間、早朝散歩を続けました。(冬季休業!)

・クリニックの14周年をきっかけに、ヒアルロン酸注入に力を入れ、患者さんに喜ばれています。

・恩師宇津木龍一先生との対談動画にチャレンジ

・対面での学会や勉強会がすべてオンラインに変更となり、スタッフと学会旅行が出来なくなりました。

・毎年恒例だった長野での研修合宿が中止となりました。

・毎年恒例の屋形船忘年会も中止しました。

・愛犬ムニエルが胆嚢炎で入院しました。

・2年ぶりに筋トレ再開

・12月恒例のイベント「白金2020」は大盛況、笑いと驚きの渦でした。赤いジャケットがお気に入りです。

 

私は手帳にメモを残していますので、1年を振り返ると、結構いろいろなことがあったことに気づきます。

あっという間でしたが、いろんな出来事があり、一つひとつ意味のあることなんだなぁと感じています。

この年になって、自分の足りないところを痛感させられる出来事もありました。

そして、人の優しさが身に染みる場面が何度もありました。

我々人間にとって大切なことの本質を垣間見れたような気がします。

2020年は悲惨なニュースば多いように感じましたが、

私にとってはかけがえのない貴重な1年だったと有難く思っています。

 

さて、来年はどのような1年になるのでしょうか。

どう感じるかは自分次第!

何があっても、私にとってはきっと良い年になるような気がします。

 

本年も大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

2020.12.17

減らす時代

車中でラジオを聴いていたら、コロナ禍でアルコール中毒の人が増えたという話を、アル中専門の医師が話していました。

失業したことで暇になり、心も不安定になり、ついついアルコールに手が伸びてしまうようです。

大酒飲みは焼酎でも日本酒でも1升くらい平気で飲みますが、それをゼロにするのは無理なので、まずは9合に減らすだけでも良いとのこと。

『自分はできる!』という成功体験を積み重ねて行くことが大切だと。

 

私たちが提唱している『肌ルネ』も然り。

たくさんの種類のお化粧品を日常使いしている人が、一気に肌断食をするのは至難の業。

減らすって大変なことなのです。

減量も然り。中年になると、基礎代謝が落ちるので、ますます痩せにくくなります。

部屋の片づけも然り。物を捨てることが苦手な人も多いはず。

消費エネルギーも然り。電気のある快適な暮らしに慣れてしまうと、それを手放すには勇気が要ります。

国家予算や家計も然り。一度贅沢になれると、生活レベルを下げると苦痛が伴うと言います。

情報も然り。国家総スマホ中毒のような社会では、過剰な情報の洗脳に侵されているという自覚がなければ危険です。

 

大勢の人にとってより良い社会を築くためには、『減らすこと』を意識しなければならないと思います。

コロナ禍の自粛も、過剰な消費を抑え込み、地球そして環境を守るための自然の摂理なのでしょう。

人間が動けば感染症は蔓延して、エネルギーが消費され、地球が汚れますから。

際限なく消費を煽る資本主義から脱却し、次なる社会の拠り所を考える時期なのだと思います。

 

まずは肌ルネから始めてみませんか?

健康な肌になるために、何種類もの化粧品は不要です。

そして、ゴミを減らすことに貢献できます。

何よりも心がすっきりします。

 

 

美容医療の倫理

ボトックスでシワを伸ばす治療を受けたら、額がツヤっとしてとてもキレイになったと喜ぶ女性。

しかし、ふと疑問に思うことがあったと言います。

「自分の写真を修整加工し、SNSに投稿して喜ぶ若い女の子と何が違うのだろうか?」と。

どちらもフェイクではなかろうか?

そんなことを言ったら、白髪染めやお化粧だって“フェイク”でしょう。

ハイヒールだって、お洒落な洋服だって“フェイク”でしょう。

外向きの態度や、礼儀正しい言葉遣いも“フェイク”?

キレイになるための努力をせず、ズボラな姿が「本当の自分」でしょうか?

不機嫌で怒ったような表情じわが刻まれた顔を、何もお手入れせず放っておくことが「本当の自分」でしょうか。

 

ボトックスでシワを伸ばして、ご機嫌になり、自己肯定感がアップして笑顔が増えるなら、それが「本当の自分」で良いと思うのです。

反対に、何か後ろめたさや違和感を感じるようであれば、それは幸せな美しさではなくなるでしょう。

 

「ゴールデンプロポーション」という美の基準があります。

世の中一般に「美しい」と感じるデザインには法則があります。

普遍的な美しさは認知されているものの、それが好きか嫌いかについては主観的であり、正解はありません。

そこが美容の難しさであり、面白さでもあります。

 

何か決断に迫られたり、物事を選択しなければならない時、

『それは倫理的に正しいか?』ということを考えるようにしています。

自分の決断や行動が、社会においてどのような影響をもたらすか?を自覚するべきだと思っています。

 

美容医療は、気分年齢と見た目年齢の乖離を埋めていく可能性を秘めています。

それはとても喜ばしいこと。

私は自分の提供する美容医療について、「倫理的に正しい」と思える治療を実践するようにしています。

同じ治療でも、その結果に満足していただけないと判断した場合はお断りすることもあります。

 

美容医療に携わる者は、この「倫理観」こそが必須だと思うのですが、手技的な訓練のように倫理観を鍛えるトレーニングは行われていません。医師個人個人のモラルに任せているのが現状です。

流行にのせられた治療を煽るようなことはダメです。

若さを求めるあまり、無理をした人工美に走り過ぎるのも違います。

清潔感のある表情美人を目指しています!

 

白金2020

いよいよ師走。

当院恒例の年末イベントが始まりました!

テーマは「白金2020」、最初で最後の白金オリンピックです。

毎年、文化祭気分で準備するのですが、これが結構楽しくてスタッフ間で勝手に盛り上がっております

 

私たちの使命は、お客様の肌をキレイにすること。そして喜びと楽しみをお届けすること。

当院は、コロナだろうが何だろうが、キレイにすることは呼吸をするように当たり前というハイレベルなお客様に支えられて運営することが出来ています。

「来てよかった」と皆さまの笑顔のために、これから1か月間、全力で頑張ります

 

当院に来院される前に、このブログを読んできて下さる方々へ

愛犬ムニエルは、胆嚢炎から順調に回復し、肝機能等の数値もほぼ正常化しました。

今はすっかり元通り、良く食べ、良く歩きます。

ただ、胆汁の排泄を促進させるお薬は飲み続けています。

只今、深夜にブログを綴っておりますが、私の膝の上でスヤスヤお休み中

ご心配下さったお客様の優しさに触れ、大変嬉しく思いました。ありがとうございます。

 

倍返し

娘がもうすぐ成人式を迎える。

最近は、事前に写真撮影だけ“前撮り”をするというのだから、平和過ぎるというか驚きである。

しかも、デジタル写真だから、あらゆるシーンを用意して撮れるだけ撮りまくる。

その中から何枚選んでアルバムを作成するか?によって価格が異なる。

10カット5万円~ いろいろなオプション付きで最大20万円。アルバムだけの価格である。

こういう時、父親は欲張って高額プランを選択する。

母親と娘は冷静で、必要なものだけ選ぶものだ。(我が家の場合)

ということで、下から2番目のプランに決定。

せっかく着付けとメイクまでしたのだから、親族で集まりお祝い。

小さいときから穏やかな性格で優しく朗らかな娘は、皆に愛されている。

祝福され成人式を迎える娘。

 

私は成人式というものをやっていない。

着物も着ていないし、写真もない。

天邪鬼だったから、皆がするようなことに対する反発心もあったと思う。

誰にも祝福された記憶がない。

19~20歳の私は、いろんな意味で難しかった。

たぶん人生で一番辛かった時期だと思う。

そのように導いたのも自分自身だった。

ひねくれ者の娘を、両親はどのように思っていたのだろうか?

親思う心にまさる親心・・・

 

我が娘は、私の虚しい成人式を“倍返し”してくれたように感じた。

まさに「禍福あざなえる縄のごとし」

 

 

 

美容医療の“着地点”を考える

医師として診療を続けていれば、患者さんと長いお付き合いになることがあります。

高血圧や糖尿病のような慢性疾患を診ていれば当然ですが、

私のような美容医療に携わる者でもそうなります。

私は2000年から美容医療の門を叩き、翌年2001年から外来診療を担当するようになりました。

よって20年以上、私の治療を受け続けて下さる方たちがいます。

 

30代だった人は50代に。

40代だった人は60代に。

50代だった人は70代に。

60代だった人は80代に。

・・・長い間通って下さり、本当に有難いです 同時に、患者さんのお顔に対する責任感も半端じゃないです。ずっとキレイで幸せなマダムでいて欲しいですからね。

 

60代以上の美容医療はとても難しいと感じています。

更年期を過ぎると、皮膚のたるみが顕著になりますから、「そこそこ」を目指さないと無理なお顔になりかねません。

レーザーのお手入れは問題ないのですが、ヒアルロン酸やボトックスを頑張り過ぎると、いわゆる「いじった顔」になってしまいます。40代の頃からお手入れしていれば問題ありませんが、60代からヒアルロン酸、ボトックスデビューとなると、若作りにも限界があるなぁと感じている今日この頃。

もちろん外科的な治療に踏み切って、在り得ないピンピンしたお顔を目指すという選択もありますが、私のクリニックではそこは目指していません。

年代ごとの“美しさ”と“着地点”を明確に描いて治療を進めないと、美容医療を受けたものの満足した結果が得られないということになるでしょう。

では、“美しさ”や“カッコよさ”って、どうやって身に付けるかというと、それは美容医療任せでは到底成し得ることのできない生き様ではないでしょうか。

 

以下、私の恩師である宇津木先生のお言葉を引用させていただきます。

「飾らない美しさ」が究極の人間の美であり魅力だと思います。「飾らない美しさ」こそ、その人のありのままで、自然体の美や魅了が表現されています。他人には真似できない自分だけの美です。生来の自分を自力で磨き上げた自分なりの美であり魅力です。それに満ち足りて、感謝して生きる姿に、人は、品位、潔さ、心地よさを感じるのだと思います。 

私の感じていることが200%の表現になって、震えるほど共感しました

特に、ここです!

それに満ち足りて、感謝して生きる姿に、人は、品位、潔さ、心地よさを感じるのだと思います。

現状に満ち足りて、周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れないこと。それが自然と身についている人が美しいのでしょうね。

 

美容医療は皆さまの人生に、ちょっとだけ花を添えるような役割だと思っています。

「あら、今日のお肌、すべすべだわ

「肌色が明るくなった!」

「なんだかハリが出た感じ

ちょっとした変化に喜びを感じていただけることの積み重ねが“着地点”だと思っています。

美容医療に過剰な期待をしている(と私が感じた場合)方には、私は治療を行いません。

それは、“着地点”がずれているので、お互い幸せになれないからです。

当院の診療では、この“着地点”についての対話を大切にしていますので、皆さまもご自分の目指している“美しさ”を私たちスタッフにお話しくださいね。

 

オンライン診療

先月から患者数もだいぶ増えて、診療出来ることの喜びを噛み締めている今日この頃。

忙しいことが嬉しいとさえ感じます。

当院は、患者さんの肌の変化を、肌診断機器とデジタルカメラ、そしてビデオマイクロスコープで撮影・記録・保存しているので、治療効果をしっかりと評価することが出来ます。

肉眼的な診察で感じることだけでなく、客観的な評価はやはり大切。

患者さんにもデータをお見せして納得してもらうことができます。

美容医療の効果は素晴らしいですよ、本当に。

レーザーだけでも肌質がかなり良くなります。

化粧品を塗りまくるなら、その代わりに医療機関でレーザーを受けた方がよっぽどコスパが良いと思うのですが。

 

我々のお仕事は、対面で成り立つもの。

コロナ禍の今でも、何となく続けることができていますが、4~5月の時のような緊急事態宣言(非常時)となると一気に仕事が激減することは火を見るよりも明らかです。

最近、再び感染者数が増加傾向にあり、第3波に備えて「オンライン診療」の準備を進めています(遅いか?)

オンライン診療を手掛ける企業と契約したのですが、それらのやりとりや手続きもすべてオンラインで完結。

人生初の「クラウドサイン」という電子契約を経験しました。話題の脱ハンコです

契約相手とは一度も会うことなく、オンライン診療システムが構築され、実用段階に到達できます。

 

おおっっ、これがテレワークというものか、何と良くできているのでしょう

確かにこのようなシステム運用であれば、在宅可能な仕事などたくさんありそうです。

当院に通う患者さんの中にも、ほとんど在宅ワークという方が少なくなく、どのようにお仕事されているのかな?とイメージが湧かなかったのですが、今回の電子契約により、IT弱者の私にもうっすら想像できました。

上手く使えば、かなり便利になりますよね。

オンライン診療も、肌のチェックをしたり、スキンケアの相談にのったり、決まった薬の処方などには有効活用できると思います。

私たちは化粧品を使わないスキンケア「肌ルネ」を推奨しており、お化粧品を使えない人or使いたくない人に向けて、何も塗らないスキンケアに到達するまでのサポートも大事な仕事と思って取り組んでいます。

実用化にはあと1か月くらいかかりそうですが、オンライン診療の可能性に期待しています

2020.11.03

能舞台

愛犬ムニエルが昨日無事退院できました

血液検査は順調に改善しているものの、5泊も入院して、持続点滴につながれ、慣れない環境にいたせいか、あまり元気がなくじっとしてます

 

さて、今日は生まれて初めて「能舞台」を体験しました。

GINZA SIXの地下に観世能楽堂という立派な舞台があります。

古事記の内容でしたが、古典的な能ではなく、現代舞踊やバイオリン・チェロなど織り交ぜたアレンジ。

混沌から始まり、アメノミナカヌシ、イザナギ・イザナミ、オノゴロ島、そしてアマテラスオオミカミとスサノオまでのお話。内容は分かりやすく、難しいものではありません。

私にとっては音楽が最大のインパクトでした。

小鼓、笛、お箏、それに太鼓のパッションが加わり、さらに弦楽器が何とも絶妙なハーモニー。

久々に心が揺さぶられましたわっ!

生演奏は鼓膜で感じるのではなく、骨伝導して魂が震えるって感じです。

ああ、やはり生はいい。

外に出て肌で感じること。

コロナ禍でやりずらくなっていることが口惜しいですが、文化芸能が先細りすることがないよう応援しようと思います。

銀座で余韻に浸りたかったのですが、犬が心配で直帰。

少しずつ元気になっているようで安心しましたワン。

2020.10.31

禍福あざなえる縄の如し

今週は精神的にきつい1週間を過ごしました

愛犬ムニエルが胆嚢炎で入院したのです。

日曜日は元気にお散歩していたのに、月曜日から少しずつ元気がなくなり、ごはんも食べなくなって、火曜日にはオシッコがオレンジ色に!!

水曜日に動物病院を受診したところ、ビリルビン値が跳ね上がって、肝機能も異常な高値 白眼やお腹には黄疸が出ているではありませんか・・・

診断は「胆嚢炎」 即入院です。

点滴治療を始めたものの、最初は効果が出ず、このままだと開腹手術が必要になると言われ、しかも死亡率は30%

金曜日朝の採血結果で手術の有無を判断することになりました。

私の心は深い闇に入り、胸が押し潰されるような苦しみ。

自分の命と交換しても構わないとさえ思えました。

 

病院の面会には、娘と息子も心配なのか一緒に来てくれて、先生の説明も3人揃って聞きました。

このような状況で家族が一緒にいてくれることは、大変心強く、苦しい気持ちは少し紛れるような気がします。

子供を産んで良かったとしみじみ思いました。

そういえば、息子が10か月の頃、肺炎で入院したことが脳裏によみがえります。

その時は家族交替で病院に寝泊まりして、身体的に辛かったことは覚えているものの、精神的な苦痛は犬の病気のほうがよっぽど堪えます。

私自身が年を取って、ストレス耐性が弱くなったのでしょうか。

 

さて、迎えた金曜日のお昼。

今時は、LINEで検査結果を送ってくれます。

ハラハラ・ドキドキでスマホ画面に向き合うと・・・

「ビリルビン値が下がっている

娘の大学受験の合否発表を見るのと同じくらい緊張しました。

昨日の緊急手術は回避することができ、胸をなでおろしました。

夜、面会に行くと、前日よりグンと元気になった姿に触れ、この上ない喜びを噛み締めて帰宅。

今日の検査速報では、ビリルビンがさらに低下

神様、ありがとうございます!!

 

元気な犬と過ごす日々は至福です。

毛並みに触れ愛でる喜び。膝の上ですやすや眠る時のぬくもり。

そこに居るだけで可愛いんです。

しかし、ひとたび病気になると、奈落の底に突き落とされたような悲しみが沸き上がります。

幸福と悲しみはセットでもたらされるのだと、改めて実感。

悲しみだけということはあり得ない。

幸福があるから悲しみもついてくる。

そう思うと、悲壮も受け入れられるような気がしてきました。

 

『禍福あざなえる縄の如し』

研修医時代に上司から教えてもらった言葉の意味が、20年以上たってより鮮明に腑に落ちました。

幸福と不幸は表裏一体。

喜びがあるから悲しみがある。

悲しみは辛いけれど、喜びはそれらを吹き飛ばすくらいのプラスのパワーがあります。

今、目の前にある幸せに感謝して、喜びを噛み締めたいですね。

動物病院の先生やスタッフの方々は、毎日夜遅くまで本当に良くしてくださいます。

その優しさと愛情に心打たれ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

気持ちが塞いでも、患者さんと向き合うとスイッチが入るので、診察中は犬のことを忘れます。

今日は気分よく治療することができ、お肌の仕上がり良好!ヒアルロン酸もバッチリ!!

お客様に喜んでいただくことができました。

私は美容医療で皆様に幸福をお運びできるよう、頑張ります

 

 

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