医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2022.08.03

国家理念

ペロシ米下院議長が台湾を訪問するニュースが気になる。

今後の米中関係はどうなるのだろうか。

世界がますます不協和音を奏でている。

 

人間の寿命が延びたため、人生100年なんて言葉をよく見聞きするようになった。

長生きするようになったから、なるべく長く働き続けましょうといった世論が鬱陶しい。

リカレント教育とか言って、中年以降もヒトは一生学び続けよう!と、自治体や学校はいろいろなプログラムを用意している。

何を学ぶかって言うと、仕事に生かせるスキルや知識らしい。

「一生働け」

「子育てしながら働け」

労働力不足を埋めるために、何とか多くの人に働いていて欲しいという為政者の狙いが丸見えだから、ますます鬱陶しい。

少子高齢化による労働力不足が深刻化する中、高齢者でも女性でも移民でも、労働力になるものはフル活用しないとどうにもならないというのは理解できる。

 

自分にとって必要な学びは能動的に学ぶし、必要なスキルは自分で身につけるようにするものだ。

人から言われてやるものではない。

ましてや、いい年した大人にまで「学べ」と言い、お膳立てまでする社会っていうのも何か違う気がする。

中高年になってくると、20代~30代の時のような気力・体力が失われるので、がむしゃらに頑張れなくなる。

国策として学べる人材を育成したいのであれば、若い時に血を吐くほど努力しろ!と言い続けた方が効果的なのではないかと思う(←今はパワハラとかモラハラとかで言えないのだろうが)

若い頃にぐーたらする習慣がついてしまうと、年を取ってから勉強するのは困難だろう。

何も皆が同じことをしろということではなく、個人個人が熱中できることでよい。

自分の得意なこと、夢中になれることに、とことんのり込めることを見つけ、子供たちが全力でそれに取り組めるよう社会全体が支えていくという仕組みは作れないものだろうか。

適正を見極めることが肝心だと思うが、これは子供自身でできることではないから、やはり親や先生の導きが欠かせない。

受験勉強一辺倒になり、親の経済格差で将来が決まってしまうのでは夢がない。

「何をやりたいか?」主体性を持って取り組めるような人間に成長できる教育が必要なのだ。

 

子育てのノウハウ本みたいなのがたくさん出ているが、家庭環境も子供の性格もそれぞれ違うのだから、正解なんてない。

子供が小さい時は、私もいろいろ悩んだこともあったし、自分の子育てが成功だと言えるかどうかは分からない。

「整理整頓」と「約束を守ること」に関しては口うるさく言ったつもりだが、大学生になっても不十分なままなので、これらに関しては失敗なのだろうか。そのうち気づいてくれるといいのだが。

やりたいことを見つけ、自走できるようになったことは成功だと思う。

親がとやかく言わなくても、自分でやりたいことを見つけてやっている。

「自主自立」は私の人生のモットーである。

 

小学校や中学受験で青色吐息の親御さんに接することがある。

大切なことは、どのように育って欲しいかという教育理念を、親がきちんと持っているか?である。

今の日本に足りないのは、この国をどんな国にしたいか?という国家理念だと思う。

経済成長という言葉は、もう国民に響かないのではないだろうか。

夢が描けなければ、進むべき方向が見つからない。

それで対処療法に追われているだけのような気がする。

 

自立した人間が増え、

多様性を認め、

寛容な社会になること。

これが私の考える国家理念である。

 

 

 

 

「いい治療とは?」

コロナ感染拡大が止まりません

親戚、知人、そして患者さんからも感染したという報告が相次いでいます。

BA5は重症化しにくいものの、発熱・倦怠感・頭痛など結構辛かったと聞いています。

一日も早い回復をお祈り申し上げます。

 

8月に日本美容皮膚科学会があります。

たるみ治療の「Vシェイプ」「テノール」の発表を頼まれまして、どんなお話をしようかしらと、ここ最近ずっと頭の中で構想を練っています。

当院では2017年から「Vシェイプ」「テノール」治療を行っていますが、痛みもダウンタイムもなく、それでいて顔の浮腫みが取れ、すっきりと引き締まる体感のあるいい治療です。

そもそも「いい治療」って何だろう?と深堀してみました。

それには3つの条件があると考えます。

 

①発売されてから少なくとも5年以上、できれば10年以上市場に出回っている治療

安心・安全はもちろん、効果を実感できる治療です。

美容医療にはどうしても市場の原理が働き、商業ベースの側面があります。

治療の善し悪しは別にして、「売ろう」というマーケティングが色濃く反映され、SNSや雑誌等で治療名や機器名が勝手に独り歩きしている状況です。

そう、治療にも流行があるのです。

でも、本当に良い治療は流行など関係ありません。

私が美容医療の世界に足を踏み入れた20年以上前から、ボトックスやヒアルロン酸、IPL、QスイッチNd-YAGレーザー、ルビーレーザーなど存在していましたし、廃れることはありません。もはや美容医療において古典治療と言っても過言ではありません。

長く生き残る治療は、それだけ支持されているということですし、「いい治療」と言えるでしょう。

 

②使いこなしてこそ「いい治療」

これが絶対いい治療!なんてものはなく、その治療を熟知し、適応を見極め、患者さんの性格と目指している美を把握し、一人ひとりに相応しい治療と頻度を提案する能力が備わってこそ「いい治療」になると思います。

例えば、とても慎重で怖がりの患者さんに、ダウンタイムと痛みを伴うアグレッシブな治療をしたら、それはいい治療とは言えませんね。

患者さんが快適で楽しみに感じるような治療を提案するべきです。

 

③リピートする治療

安定した経営をするには、「いかにリピートしてもらえるか?」が重要です。

毎月治療を繰り返すことで、積み上げ式の効果を出せる治療です。

痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどない治療です。

美肌は一日にして成らず。

継続は力なりです。

 

テノール(Vシェイプ)は10年以上前から医療機関で行われている施術で、当院でも5年前から行っているので、条件①を満たします。医師の間でも評判の良い治療だと思います。

条件②を満たすには、医療従事者個人個人の経験と能力を高めなければなりません。

また、痛みもダウンタイムもないので、条件③も満たしますが、未熟なスタッフが施術すると火傷のリスクがあります。熟練したスタッフによる施術は心地よく、効果もばっちり感じていただける「いい治療」です。

 

とどのつまり、施術者が好きな治療が「いい治療」と言えるのではないでしょうか。

自分自身が好きな治療だからこそ、自分も受けたくなりますし、人にも受けて欲しくなります。

学会発表をするので、4月から月に2回Vシェイプを受け続けています。

1時間ほど丁寧にスタッフが施術してくれますが、そんな時間がとても贅沢で申し訳ない気分になってしまうような、実に気持ちの良い治療です。

超音波と高周波で皮膚皮下組織を温めるので、血流やリンパの流れが良くなり、肌の調子が整いますよ

浮腫み体質やたるみが気になる方、是非お試しください。

 

 

 

 

2022.07.19

しまなみ海道

夏休み第一弾

連休でしたので、大混雑を恐れてたのですが、拍子抜けするほど人出は少なく、皆どこに行ってしまったのかしら?と思うほどでした。

飛行機で広島空港までGo!

レンタカーで尾道から瀬戸内海のしまなみ海道を渡り、四国今治を通り、松山までのドライブ旅行です。

1泊弾丸旅行でしたが、十分満喫柑橘です。

2006年の開院以来、院内建築と内装を担当している建築家お二人との視察旅行

気の置けない人たちなので、いつも心地よく過ごせる関係が本当に有難いと感謝しかありません。

 

しまなみ海道『生口島』のサンセットビーチからの夕暮れ時です。

 

観光スポットとして取り上げられているにもかかわらず、誰もいないビーチはまさに貸し切り状態

雨予報をすり抜け、絶妙なタイミングでのサイクリングとサンセットを楽しむことができました。

波の音と共に、のんびり空を眺めながら、最高の贅沢時間。

ごちゃごちゃした東京生活をリセットしないと、心身持ちこたえられません

日没は19:20でしたが、暗くなるとイノシシが出るようです

生口島は、日本画家の平山郁夫さんの出生地であり、瀬戸内海の美しい自然環境の中で育ったことが後々の作品に大きな影響を与えたと思われます。

奈良の薬師寺、琵琶湖の佐川美術館、島根の足立美術館など、たまたま訪れた場所でいつも出会う平山郁夫さんの作品。

今回も『生口島』に行こうと思い立ったら、またもや出会ってしまいました。

平山郁夫美術館には彼の子供時代のスケッチが展示されており、中学生時代の作品からは溢れる才能を十分に感じ取ることができます。

 

 

こちらは瀬戸内レモン色のポスト。

ワンピースとマッチしたのでパチリ

 

No trip, No life.

「瀬戸の花嫁」を口ずさみながら、しばらくハッスルできそうです。

2022.07.12

激動の1週間

先週のブログには、社会の気になることをたらたらと書き綴ったのだが、とうとう元首相が銃撃されるという大惨事が起きてしまった。

とてもショックで悲しい出来事だった。

長きにわたり我が国の総理大臣として活躍して下さった人が、あのような些末なテロとも言えないような行為で命を奪われたことは、国家の防衛体制を疑わざるを得ない。

日本は自分たちの力で日本を守り切れるのだろうか。

今回の事件を教訓に、我々は自国の防衛について真剣に考え行動しなければ、国家の存続にかかわる事態に発展し兼ねないと思う。

最近やけに元寇を連想してしまうのは偶然ではないだろう。

九州に上陸しようと攻めて来るモンゴル勢を相手に、鎌倉時代の武士たちが応戦している絵が残っている。

平和ボケはこの辺で終わりにしよう。

そして参院選。

予想通り自民の圧勝であった。

投票率は52.16%と前回より上回ったものの、2人に1人が棄権しているという事実はちょっと悲しい。

日本人であることを誇りに思えるような国にしたい。

日本はダメだダメだと言わずに、長所を伸ばして行けば良いのだ。

勤勉で誠実、きれい好きで優しい日本人。

「日本をこんな国にしたい。そのために私なら○○のようなことをやってみたい」というような会話がごく普通に出てくる環境にしたい。

誰かが何とかしてくれるというような依存心は捨てて、一人ひとりが自分の得意なことで勝負するぞというような気概。

そんな不穏な時期でしたが、スタッフが私の誕生祝を企画してくれました。

皆との楽しいひと時が、どれだけ気分転換になったことでしょうか

心優しいスタッフに囲まれ、幸せ者の院長であります。

みんな、ありがとう。

2022.07.05

社会は気になることで満ち溢れている

先週は猛暑日の連続で、体力がかなり消耗したように感じている。

しかし人間のホメオスタシスはすごいもので、あのような酷暑の夜でも、エアコンなしで眠れるようになった自分自身の順応性には驚くばかりだ。

暑さから連想するのは電力不足というエネルギー問題。原発はどうするのか。再生エネルギーはどのように利用されるのか。

車は電気自動車になるんだろうな。

でも、本当に電気自動車ってエコなんだろうか?

電池に利用するリチウムなどのレアメタルは天然資源だけれど、限りあるもではないのかしら。

それらを採掘するためには、さらなる環境破壊を引き起こすらしい。

電気自動車と言えばテスラを思い出すが、あの会社が今後の不況を見越して人員削減するというニュースを見た。

自動車そのものの在り方を考える必要がありそうだ。

CO2削減しないと温暖化は止まらないのに、真剣さが足りない気がする。もっと節電意識を高めないと。

ウクライナの戦争で地球を滅茶苦茶に破壊しているけれど、何て馬鹿なことをしているのだろうかと呆れてしまう。

人間である限り、不条理で暴力的な感情は、どうにも統御できないことを、我々は、世界は黙認していいのだろうか。

あの破壊エネルギーを、もっと生産性の良いことに、人類の幸福のために使えないものだろうか。

戦争が拍車をかけて、物価高騰を加速させている。

物価の割には、賃金は上がらないと不満が募る。

一方、港区ではびっくりするような高級車に乗っている若者をちらほら見かける。

分譲マンションは庶民には手の出せない高価格帯だ。

45平米の1LDKで1億弱というのだから、よほど稼ぎの良い人が購入するのか。それとも投資物件か。

東京も外国の都市のように、普通の人たちが暮らせない街になってしまうのだろうか。嫌だなぁ。

都心のいい場所を外国人に占拠されるのは、いい気分がしない。

もっと日本を良くしたいな。

ああそうだ、今週末参議院選挙がある。政見放送見ないと。

いやいや、読みたい本もたくさんあるし。

聖徳太子と万葉集はずっと気になって、もっと深堀していきたい。

美容医療の勉強もしなくては。

 

気になることがたくさんあり過ぎて、まとまりのない文章になってしまった。

まだまだ知りたいことはたくさんあるので、日々少しずつでも学んでいきたい。

知的好奇心を満たすことこそ、私にとって至福の喜びであり、モチベーションアップに繋がるのである。

 

ワキ汗による経済損失

6月にして梅雨明け、猛暑到来です。

「最高気温は35℃です」という天気予報を耳にすると、

あ~、患者さんたちはこの暑さの中でのご来院は大変だろうな、と心配になってしまいます。

「お暑い中お越しいただいて、お身体は大丈夫ですか?」と尋ねると、

「ここ(当院)に来るのが楽しみで、暑さなんて吹っ飛びますよ」なんて言われると、私まで暑さを味方に付けられそうな気がします。

 

気温上昇と比例するかのように増える「汗」

4月から7月頃まで集中して増える治療が『エチケットボトックス』です。

ワキ汗を抑える注射治療です。

当院で治療を受ける方のほとんどは「ワキがサラサラになって感動です」と喜んで下さいます。

そして毎年1回リピートする治療です。

緊張により一時的にどっと汗をかく精神性発汗の方は、年に2回治療を受けます。

 

ワキ汗による経済損失は1日3,120億円だとか。

日経新聞の1面を使った大々的な広告が目に留まりました。(科研製薬株式会社)

20人に1人が原発性腋窩多汗症(他の病気や障害がなくワキにたくさん汗をかくこと)に悩まされているとのこと。

ワキ汗が気になって、仕事のパフォーマンスが30%低下するとの研究データもあるとか。

衣服が汗によって変色したり、においが気になったり、人目が気になったり・・・

そのような悩みは、ボトックス注射により劇的に改善されます。

副作用もほとんどありませんが、たまに「ワキ以外のところ(前胸部や首、背中)からの汗が増えたような気がします」と仰る方がいます。

 

猛暑を乗り切る1つの手段として、エチケットボトックスを紹介しました。

ワキ汗が気になる方は、お気軽にスタッフまでお声がけ下さいませ。

 

 

 

2022.06.21

爪のケア

先月から歩行時に足の指に痛みを感じるようになり、巻き爪?タコ?外反母趾?と悩みながら「ネイルケア」というものを受けました。

近所でフットケアが出来るところをネット検索して訪問。

痛みの経緯を相談したところ、まずはネイルケアをしてみましょうとのこと。

写真のように、爪と皮膚の間の汚れを取り、余分な角質を除去するなど、隅々までケアしていただきました

※お見苦しい写真でスミマセン

こんなに汚れ(垢)が溜まっているのなら、お手入れして清潔を保たないと足の具合も悪くなるってものです。

特に足先などは血流が乏しいので、新陳代謝は激落ちくんなのだろうと容易に想像できます。

キレイにお掃除してもらい、最後にやすりで磨いてもらったら、ピカピカの健康爪に生まれ変わりました痛みも解消

医師という職業柄、マニキュアは塗らず、爪はいつも清潔にカットしているので、ネイルサロンの必要性を感じることもなく何十年も生きてきました。

というよりも、ネイルケアに時間を割く余裕がなかった(そこに価値を感じなかった)というのが本音です。

特に不都合もなかったので、何もケアせず過ごしてきましたが、今となってはお手入れ不足だったと反省

 

自分の足が気になってから、当院に通っている50~60代の患者さんたちの足の爪を観察してみたところ、何とキレイなことでしょう

単にネイルアートということではなく、爪の形がキレイ。

お顔のお手入れのみならず、足の先までお手入れに余念がありません。

美意識が高いんですよ、本当に。

 

50歳過ぎてから、皮膚の弾力が低下し、シワは増えるし、たるみでプニョプニョしているし、乾燥してパサパサになったり、自分の身体を見て『汚い!』って感じる瞬間が増えました

セルフケアでも人の手を借りたケアでも構いませんが、定期的にお手入れしている肌とそうでない肌は雲泥の差ができることを、自分のネイルケアを通して痛感。

クリニックの美肌治療は人気があって当然だと思います。

お顔の皮膚はキレイに整えたいですよね。

美肌治療は皮膚を健康に維持することが目的。

お化粧品では叶えられない健康肌を手に入れることができます

 

キレイな人はちゃんとお手入れしています

私も頑張ろう

 

 

 

 

 

2022.06.14

どんな手土産が喜ばれるか?

地方の大学に進学した息子が、手土産に『鯖寿司』を買ってきてくれました。

鯖寿司、私の大好物なのです。

出先で鯖寿司を見つけると、買わずにはいられなくなり、しょっちゅう購入しています。

ちょうど、患者様から美味しそうな日本酒を頂きましたので、鯖寿司×日本酒を楽しみました

あ~幸せ

 

鯖寿司と日本酒で、何故ここまで幸福感が高まるのでしょうか?

何が私の琴線に触れたのか考えてみます。

【鯖寿司】

1.我が子が、手土産を買えるような大人に成長してくれたことが嬉しい。

2.鯖寿司が母親の好物であると認識していることが嬉しい。

3.少しの時間でも母親を思い出してくれたことが嬉しい。

【日本酒】

1.私が日本酒好きなことを知っていて下さることが嬉しい。

2.重たいのに、わざわざクリニックまで持ってきてくださる行為自体が恐縮だが嬉しい。

3.クリニックの事を思い出して下さることが嬉しい。

 

喜ばれる手土産(贈り物)のポイントは、

モノそのものよりも、相手を大切に思う気持ちや行為が心に響いてこそ、感動が生まれるのだと思うのです。

 

私は贈り物をするのが大の苦手

何かプレゼントしたいという気持ちはいつもあるのに、買い物が得意ではないからダメなのでしょうか。

考え過ぎて、「こんなもの貰っても迷惑かな、、、」と考え込むと、何も買えなくなってしまいます

買うこと自体を義務のように感じてしまうと、本当に何も買えなくなるので、そういう時は開き直って諦めることにしました。

気に入ったものを見つけたら買うようにしています。

手土産をスマートに渡せる友人が本当に羨ましい

これも才能なのでしょうか??

上手な手土産の買い方をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非私に伝授して下さいませ。

 

いや、そんなに手土産にこだわる必要がないのかもしれません。

相手を思う気持ちが伝わればいいのですから。

その手段の一つとして『手土産』があるので、他の方法でも構いません。

感謝の手紙や言葉だっていいはずです。

方法は人それぞれ得意なことで表現したいですね。

 

大切な人を思いやり、礼を尽くしたいと考えた『鯖寿司』でした。

 

動いています

最近、海外旅行へ行く人のお話が増えました。

この数日間だけでも、トルコ、スイス、アメリカ、ハワイ、フランス

皆さん、動き始めました

 

当院の予約も7月まで埋まってしまいました

初診受付は10月以降となっているようです。

キャンセル待ちを承っておりまして、キャンセルが出ましたら、スタッフがパズルを組み合わせるように空いたところを埋めております。ご希望の方々に一人でも多くご来院いただけますよう、優しくて熱心なスタッフが心を込めて対応しております。キャンセルやご変更がありましたら、前日のお昼までにご連絡いただけますよう、何卒ご協力お願い申し上げます。

・・・というわけで、クリニックの予約も動いております

 

美容皮膚科の通い方は2通りあります。

1.老化予防重視型

長期的に通い続ける。このタイプは、数年以上通い続ける。いつも肌をキレイに整えておくことが当たり前と考えている。当院では、一番長い人で20年以上通っており、お肌の美しさは国宝級

2.悩み解決型

シミ、シワ、たるみなど気になる悩みを短期的に解消したい人。治療で気にならなくなったら目的達成。数年後、再び悩みが出てきたら、その都度クリニックに足を運ぶ。

どちらが良いということではありません。美意識や性格によると思います。

 

「美容医療は通い続けないと意味がないのでしょうか?」という質問をよく受けます。

そんなことはありませんし、途中で治療を止めたからといって、リバウンドするように老化が進行することはありません。逆に、治療による効果を得た分だけ、老化スピードを遅らせているのですから、治療を受けたら受けた分だけの恩恵が得られるというようにご理解下さい。

キレイになりたいと心が動いた時が「今でしょ!」ってことです。

 

マスクが外れるのも時間の問題ですよ~。

今のうちに、マスクの下は“under construction(工事中)”

キレイなお肌は貴方の財産。

自信を持って見せられるお肌作りのお手伝いをいたします。

今のうちにどんどん美しくなって、アフターコロナに備えましょう

美容外科学会の“美”とは?

久し振りの学会参加。

コロナ禍で浦島花子になりかけていた私には、適度に刺激となりました。

学会参加者数は過去最大とのことで、超三蜜会場の人混みに、美容医療への関心の高さを感じずにはいられません

20~30代の若いドクターが増え、美容医療は人気の職業になったのでしょうか。

患者さんの美容医療に対する心理的ハードルは格段と下がったようで、市場規模としてこの1年で10%拡大していると聞きました。コロナによる不況なんてどこ吹く風?です。

大手美容外科や有名な医師が、SNSなどで治療を拡散している影響なのでしょうか。

 

日本美容外科学会ですが、日本には同じ名前の学会が2つあります。

①開業医が中心となって活動してる学会

②大学の形成外科医が中心となって活動してる学会

今回は①の学会でした。

①の学会は商売色がムンムン感じられるムードですが、コロナ前に比べるといささか大人しくなった印象です。

以前はド派手な懇親会会場に、モデルのようなイケメンがホストのようにお酒を配ったり、高級スポーツカーが展示されていたりと、美容外科医からお金を吸い上げようとしているのか?と疑いたくなるような雰囲気でした。

参加者はドクターだけではないと思うのですが、水商売と見間違えるようなけばけばしい人たちがウロウロしていたことを思い出します。

それに比べれば、随分と地味になったように感じたのは、外見を派手に見せるような見栄っ張り行為に若い人達が共感しなくなっているせいかなぁ、などと考えてみたり。

そして、学会中の質疑応答が極端に少なくなったことも気になりました。

元気がないんですよね。

他の医師たちがどんな治療をしているのか、どういう工夫をしているのか。

そういう情報交換の場であって欲しいのに、本当に「しら~」っと静まり返っているのです。

医師がこんな様子で、本当にこの業界は盛り上がっているのかいと、少し心配になりました。

一部のやる気ある医師たちが牽引しているのは間違いないと思いますが、業界全体としてのエネルギー量が低下しているように感じました。

 

そんな中でも素晴らしい技術を持っていらっしゃる先生のライブサージェリーや、

治療の工夫、新たな気付きなどを発表されている先生方のお話に触れ、

私の浦島脳も少しは刺激を受け、思考の整理が出来たように思います。

 

1990年代後半、虜になった美容外科。

あれほどまでに恋焦がれ、やっとの思いで足を踏み入れることができたこの世界。

20年以上臨床の場で診療を続けることで、いろいろ気づき、いろいろ考え、自分の理想とする美容医療の在り方も紆余曲折でした。

ゴールデンプロポーションに近づけるよう顔の形や輪郭を整えるために、ヒアルロン酸注入をしたり、小顔ボトックスしたり、フェイスリフト手術をしたり、鼻を高くしたり、小鼻を縮小したり、目を二重にしてみたり、鼻と口の距離を短くするために人中短縮してみたり、美容医療の度は果てしなく続きます。学会ではそれらの技法について発表し、学びます。

肌の質感を高め、ハリを出すために、HIFUやピコレーザー、ダーマペンといった『機器』がもてはやされ、「どの機器が良いのですか?」という質問が飛び交います。

ずば抜けて効果的な機器などなく、施術者がどのように治療するかによって効果は変わります。

「美しくなりたい」と一言でまとめても、美の基準がまちまちですし、望む美のレベルも千差万別です。

小さなシミ1つ消し去りたいという美肌オタクの人もいれば、「そんなにキレイにならなくてもいいんです」という謙虚な方もいらっしゃいます。

私たち医療従事者は、自分の感性を押し付けることなく、1人ひとりのニーズを察知し、過不足なく提供してこそ、求められるクリニックでいられるのだと考えています。

 

気になるシミがとれて、明るい肌色になった!

ちょっとハリが出て、お肌がモチモチになった!

というような軽微な変化でも、人の気持ちはグンと前向きに明るくなるものです。

私は、そんな美容医療を心地よく感じています。

 

美容皮膚科で叶える効果はほどんど無いに等しいと言い切る美容外科の先生もいます。

そのように考えるドクターは、派手な変化を好みますから、「私、整形しました」のような変化を出す治療をします。

造作を変えてしまうような美容外科に違和感があり、それは私が求める『美』とは違うと自覚し始めたのはいつの頃でしょうか。

私も20代の頃は鼻を整形したいとか、年を取ったらフェイスリフトやらなくっちゃ!なんて真剣に考えたものですが

50代になって、人生の酸いも甘いも嚙み分けるようになった今は、手術までしなくてもいいか、と思えるようになりました。

そう、こうやって人は変わります。

女優の黒木瞳さんが、ご自身の出演した映画の中で、

「若い子には負ければいい」というセリフがお気に入りだとか。

映画の原作者内館牧子さんが書いたセリフ。

「時代は動くから、いつまでも同じところにはたっていられない、若い人には負ければいい、それが人としての品性なんだという。だから年齢を重ねれば重ねるほど、若作りしてもおかしいだけで、受け入れればいい。」

同感。

 

最近は30歳前後から肌の老化を気にする人が増えたように思います。

若い時の勢いで、不可逆的な変化をもたらす美容医療を刹那的に受けることは断固反対

時には止める医師も必要だと思い、もっと本質的なことに目を向け努力できる人間性を養って欲しいと願います。

造作美だけではなく、それを得た先に何があるのか?を考える時代になってきました。

当院では、人生を豊かにする優しい美容医療を提供したいと思います。

 

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