仕事の意味、生きる意味
クリニックでスタッフのモチベーションを高めるためにも、
自分たちの仕事の意味を考えるようにしています。
私たちの仕事に、どのような社会的役割があるのか?
美容医療ですから見た目にきれいにすることはもちろんですが、
それよりもお客様が快適にいい気分で過ごせるような空間を提供することに重点を置いています。
生きていると、家庭のこととか仕事のこととか、何らかのストレスがありますよね。
悶々とした精神状態でも、私たちのクリニックにくるとなんだか癒されるとか、安らぎを感じるとか、オアシスだとか、
数値化できませんがそんな風に感じて元気になっていただくことがミッションだと考えています。
私も開業するまではそんなことをあまり考えておらず、
自分の仕事は客観的に容姿を美しくして結果を出すこと、と思っていました。
それは当然で、もっともっと心が温まるものを創造することに価値があるのではないかと今は思っています。
ですから、徹底的にお客様を想い喜ばせたい、そのためにすることは? と試行錯誤しています。
最近よく考えることは、
生殖機能を終えた私自身が、あと何十年も生きていく上で、一体どのような価値があるのだろうか?
自分の仕事が世の中の役に立っているだろうか。(自分がいなくても誰かが同じような役割を果たせるだろうか。)
きちんと子育てができているだろうか。(親がいなくても子は育つか?)
少子高齢化が進む時代、何らか意味があって人々は長寿になり、閉経後の長い時間を過ごしているということであれば
それは一体何を意味するのだろうか。
そんなことを考えながら、私自身の生き方を考え続けています。