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石けん④

石けん④

肌と化粧品

香粧品関係

石けんの製造方法について

石けんの製造方法は、石けんのもととなるアルカリと、何を反応させて出来るかによって異なります。
油脂そのものをアルカリで加水分解する「鹸化(けんか)」(関連記事:石けん③)と、油脂から取り出した脂肪酸とアルカリを直接反応させる「中和」、油脂とメタノールが反応する「エステル鹸化(けん化)」の3通りの化学反応を利用してつくられます。

中和法

鹸化法は油脂とアルカリを反応させることで石けんを製造しますが、中和法は、あらかじめ油脂から取り出した脂肪酸だけをアルカリと直接反応させる方法です。

高圧分解釜で油脂を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸だけをアルカリと反応させ、中和して石けんに仕上げていきます。

最初から脂肪酸だけを使用するため、不純物を取り除く必要がありません。
そのため効率よく低コストで生産でき、主に大量生産製品に良く使われる方法です。

また、脂肪酸の種類を選べるため、刺激性のある低級脂肪酸を除外することができ、その配合量も調整しやすいため、肌への刺激の原因となる遊離アルカリが存在せず、安全な石けんを安定して作り出すことができる特徴があります。

エステル鹸化法

油脂にメチルアルコールを反応させ、エステル交換反応によって脂肪酸メチルエステルをつくり、これをアルカリで鹸化する方法です。
低温かつ短時間で鹸化できるため、油脂の酸化などによる匂いや不純物の発生を抑えることができるのが特徴です。
脂肪酸メチルエステルを取りだす工程と手間が増えるので、一般的に個人では行われず製造業者が高純度の石鹸を得るために使われる方法です。
アレルギー対策用などの製品で利用されていることもあるようです。

肌ルネで推奨しているシャボン玉石けんは、天然油脂にある保湿成分が石けんに残る「鹸化法」にこだわって製造されています。

自分が使用しているものは、どういうものなのか、詳しく調べるほど、自分で選択した責任感や安心感が増してくると思います。
まずは、石鹸の成分表示に注目してみてはいかがでしょうか。