医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

03-5791-4800

受付時間 9:00~17:00[月~土]

Blog院長ブログ

2020.04.23

湯シャン 成功への道3

昨日のブログでは、

 

湯シャン=シャンプーの回数を減らすこと

 

と定義しました。

 

シャンプーを止めることが、なぜ頭髪環境に良いのかという理屈に関しては、私の元上司である宇津木龍一先生が書かれた本、『シャンプーをやめると、髪が増える』こちらをお読みください。

 

シャンプーがいかに頭皮や頭髪に対して有害であるか、については科学的な見地からも明らかです。塩で髪を洗っている知人が、塩シャン後にお湯で髪をすすぐ時に、口の中がしょっぱくなって驚いたと言っていました。知らない間に、塩水が口の中に入ってくるということです。皆さんがお使いのシャンプーも、毎日たくさん口の中に入っているということです。口だけではなく、毛穴から経皮吸収され体内に入ってきています。ドロドロしたシャンプーやコンディショナーをスプーンで食べることができますか?気持ち悪くないですか。では、そんなに有害なシャンプーなどさっさとやめて、みんな湯シャンにすればいいではないか!と思いますが、そんなに単純なことではありません。止めたら不都合なことも出てくるはずです。やはり人間には、体質という“個体差”が大きく、また生活習慣の違いもありますので、誰にでも良いヘアケアなど存在しないのです。

カラーリングやパーマで全く問題ない人もいれば、何を使っても頭皮がかぶれて困っている人もいます。

 

湯シャンを成功させるには、それなりの覚悟が必要です。今までシャンプーで簡単に皮脂や汚れを落とすことが出来たのに、湯シャンでは簡単に落とすことができません。そもそもシャンプーを使い続けていたことにより、頭皮の皮脂バランスが崩れ、皮脂分泌過剰になっています。シャンプーをやめて、皮脂分泌が落ち着くまでには半年ほどかかります。もっとかかる人もいます。それまでの間は不快感を伴いますし、においや痒みが気になる人もいます。その期間を乗り越えられる強い心はありますか。

 

私の経験上、個体差によって湯シャン成功への道しるべをいくつかに分類することができます。それに基づいて実行すれば、誰もが湯シャンを成功することが出来ると思います。

 

明日は、タイプ別湯シャン法について書こうと思います。

2020.04.22

湯シャン 成功への道2

『湯シャン』の定義は?

 

“シャンプーを使わず、お湯だけで髪を洗うこと” なのでしょうか。

 

現代社会において100%『湯シャン』をしている女性はほとんどいないと思います。たまにシャンプーをしたり、美容師でヘアカラーをする時にはシャンプーをするのではないでしょうか。

 

『湯シャン』≠ 完全にシャンプーを使わないこと

 

ですね。

 

シャンプーの頻度を減らし、お湯だけで髪を洗う回数を増やすことを『湯シャン』だとすれば、それはかなり大雑把な定義です。

 

1日おき、週1回、月に数回、月1回、年に数回、年に1回・・・

シャンプーの頻度はかなりばらつきがありますよね。

 

『湯シャン』をしたい人は、シャンプー(合成界面活性剤)が、頭皮環境・毛髪環境・地球環境に悪影響を及ぼすことを薄々気付いている人だと思います。少しでも健康にいいことをしたい、という欲求が『湯シャン』に向かうのではないでしょうか。そのこと自体を私は大変嬉しく思います。

 

ここでは、

『湯シャン』=シャンプーの利用頻度を減らすこと

と定義します。

 

私は湯シャン歴10年、100%湯シャン歴5年の医師です。2010年にスタートし、最初の5年間は自分から公言することはありませんでした。まだ湯シャンに対する世間の理解がなかったため、説明が面倒だったからです。しかし、2015年に著書「化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた」を出版してからは、患者さんだけでなく全国から問い合わせがありましたので、ようやく自分自身の湯シャンについて話をするようになりました。

患者さんにも湯シャンを指導していますので、周りに湯シャンを始めた人は確実に増え続けています。簡単に成功する人もいれば、あっさり挫折する人もいます。苦戦しながら取り組んでいる人もいます。成功の可否は、体質や性格によって、ある程度タイプ分けできると考えています。私のように、100%湯シャンを成功できることは容易ではありませんが、そこに到達できなければダメということではありません。少しでも髪にいいことをしてあげるヘアケアを知り、実践し、ご自身が気持ちよく過ごせる頭髪環境に導いていただきたいと願います。

 

 

 

2020.04.21

湯シャン 成功への道

まだまだ長引きそうなコロナ自粛。

皆さま、どのような暮らしをしていらっしゃるのでしょうか。

私は、以前とあまり変わりない生活をしています。

クリニックの患者数が減ってしまいましたが、

普段と変わらず毎日クリニックへ出勤し、

診療以外の時間は、テレワーク整備のことを進めたり、原稿を書いたり、シフト調整したり、スタッフに指示を出したり、いろいろやることがありますので、あっという間に1日が終わってしまいます。

 

自宅で過ごす時間が長くなっていますね。

外に出ていかない今だからこそ、

髪と頭皮の健康を本気で考えるヘアケア=湯シャン にチャレンジしてみませんか?

私は湯シャンを始めて10年経ちました。

最初の5年間は、「ベタベタするし、髪はまとまらないし、本当にこれでいいのだろうか?」

と、疑問を感じながらの湯シャンでした。

しかも、ベタベタすると気持ち悪いので、1か月に1度くらいはシャンプーを使って洗髪していました。

ところが、だんだん髪の様子が分かってくるようになり、

5年経ってから今までの5年間は、

本当に1度もシャンプーを使っていません。

ヘアカラーもパーマも整髪料もゼロ。

正真正銘の『湯シャン』成功者です。

髪や頭皮に悪いことをしていないので、本当に気持ちが良く、においやかゆみも気にならず、快適そのものです。

シャンプーで浴槽や地球を汚すこともなく、環境保全にも役立っている気分になれます。

ヘアケア商品やヘッドスパなど行く必要もないから、お財布にも優しい。

カットする時だけ美容室に行きますが、この時ももちろん『湯シャン』

 

カラーリング、パーマ、合成シャンプーやトリートメントを使った人工的なヘアスタイルではなく、

髪と頭皮の健康を本気で考えるヘアケア=湯シャン を目指したいあなたへ。

私が10年間経験してきたこと、患者さんに指導してきたことから、

湯シャン 成功への道

についてブログで書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

2020.04.15

マスクによる肌荒れ

今日も無事診療を終えました

予約数の減少に伴い、スタッフの出勤も減らしています。

患者さんの体温もセンサーで計測し、

今まで以上に換気と消毒に努めています。

手は石けんで洗い、アルコール消毒して・・・

患者さんが触れたところはすべて消毒して・・・

レーザー治療以外はすべて窓を開けています(結構寒い

スタッフも皆マスクを常時着用し、院内でも距離をとって話します。

診療8割減を目標にします。(減らすことを目標にするなんて嘘みたいです

2割の患者様には誠意をもって診療しますが、外に出てしまうことになるので、これでいいのだろうかと後ろめたさも感じてしまいます。でも、「ここに来て安心しました」とか「元気になりました!」などと言われると、少しは医師としての役割を果たせているのかもしれない、頑張ろう、とも思えます。

来院できない8割の患者様にも、

何かお役に立てることはないか?と考え、

いつもお使いいただいているお薬・サプリメントを送料無料で送ることにしました。

 

人と会わない今だからこそ、お化粧品を手放してみませんか?

何も塗らない生活にチャレンジして、

ファンデーションに頼らない素肌を手に入れる絶好のチャンスですです

これから気温も湿度も高くなりますから、化粧品を止めるには最適なシーズン。

ただし、今はマスクを常時着用するので、マスクが肌に触れる部分にはワセリンで保護した方がよいでしょう。

マスクで肌が擦れたり、

マスク内が蒸れることで、その水分が蒸発する時にかえって皮膚が乾燥したり、

常在菌のバランスが崩れたりすることが考えられます。

ニキビは悪化しますね。

数年前までは、診療でマスクによる肌トラブルをよく目にしました。

マスクの内側にガーゼを挟むよう指導すると、肌荒れは改善していましたが、今はガーゼも不足しているのですね。

私たちのような、何も塗らない本物の素肌になりますと、マスクでトラブルを起こすこともなくなります。

最近、当院に通っている方たちのお肌を見ても、マスクトラブルの人はあまりいません。

みんなお肌を鍛えて強くなったのだと思います。

健康的な素肌はバリア機能が丈夫なのです。

 

 

 

 

 

2020.04.10

髪は女の命

と言いますね。

1昨年から脳出血を繰り返した母が、

「髪の状態がおかしい。パサパサしてどうにもならない

話を聞くと、近所の美容室で、いわゆる「白髪染め」を受けたらしい。ヘアカラーだ。

以前20年近く通っていた美容室では、天然の植物染料を使って染めていた。

若い頃から頭皮の痒みを訴えていた母だったが、この植物染料に変えてから症状が無くなったらしい。

ところが美容室を変えた途端に、髪の調子が悪くなったと言う。

恐るべし白髪染め。

 

いわゆる白髪染めとは、ヘアカラーとヘアマニキュアがある。

全国の美容室で施されている白髪染めは、ほとんどこのどちらかである。

 

●ヘアカラー:永久染毛剤のことで、薬事法上では医薬部外品である。

染毛剤はメラニン色素の脱色色素の生成を化学反応(酸化作用)によって行う。

パラフェニレンジアミンに代表される酸化染毛剤 + 酸化剤(過酸化水素)+ アルカリ(アンモニア)により、脱色しながら酸化染毛剤を髪の内部に浸透させ、酸化剤で酸化重合され発色するという原理。

酸とアルカリを使い、バリア機能であるキューティクルをこじ開け染毛剤を入れていくのだから、キューティクルの内側にあるたんぱく質は流出して、スカスカな髪になってしまう。それを誤魔化すために、シャンプーやトリートメントなどの表面コーティング剤を使うことになる。(顔のスキンケアと同じ!!クレンジングで角質層のたんぱくを破壊し、保湿成分を流出させ、干からびたところに美容液やクリームなどで保湿と称し見せかけの潤いで誤魔化す。)

色素はしっかりと入るため、2~3か月ほど長持ちするが、頭皮や毛髪に対するダメージが強い。

酸化染毛剤であるパラフェニレンジアミンは、刺激性やアレルギー性の皮膚炎を起こすことがある。ある調査によると、アレルギー反応を起こす確率は7%という。事前にパッチテストが必要。

染まる時間の早さと、染まる色のバリエーションの多さがメリット。

 

●ヘアマニキュア:半永久染毛料のことで、薬事法では化粧品である。

染毛に際して、毛髪に対する化学的作用を伴わなず、色素の化学的生成反応も起こさない。

酸性側でプラスの電荷をもつ毛髪ケラチンタンパク質のアミノ基と、マイナスの電荷をもつスルホン酸基を有した酸性染料とのイオン結合により着色すると考えられる。

簡単に言うと、髪の毛の表面に色素が染み込んでいるようなイメージ。

効果の持続は2~3週間と短いが、頭皮や毛髪へのダメージはヘアカラーと比べると弱い。

しかし、洗髪の度に色素が落ちていき、そのたびにキューティクルが剥がれて髪が傷むそうだ。

 

ヘアカラーでもヘアマニキュアでも頭皮や毛髪にダメージを及ぼすことには変わりない。

では、白髪になってしまった人が安心して受けられる染毛方法はないのだろうか?

健康のことを考えると、ヘアカラーなんてしないに越したことはない。

だからといって、急にグレーヘア―に変身できる人は本当に少ないだろう。

白髪にするとぐっと老けて見えるので、その自分の姿を受け入れるまでには時間がかかるそうだ。

母も数年前、グレーヘアにチャレンジしたものの、気分が落ち込むという理由で断念していた。

グレーヘアが似合う素敵な女性は、はっきり言って少ないと思う。

草笛光子さんや近藤サトさん、島田順子さんなどある意味その道を極めていらっしゃる方には雰囲気があるし、全体のバランスの良さがグレーヘアを可能にしていると思う。そして、きれいな肌でいることが欠かせない。当院に通うお客様の中でも、本当にグレーヘアが似合っている女性は数人いるが、かなりハイレベルな領域だと思う。

一般の女性でも、安心して白髪染めができる方法がないのだろか。

湯シャンを極めた私がやることは、本当に頭皮や毛髪にとって健康的な白髪染めの発見である。

この話は続きます。

 

 

 

 

2020.04.09

人との接触を8割減らす

日本もいよいよ雲行きが怪しくなってきています。

緊急事態宣言が発令され、百貨店など多数の人が集まる商業施設、居酒屋、飲食店など次々に自粛休業していますね。本日の東京都感染者数は180人を超えたという速報があり、累計1520人だそうです。

政府は、「理美容は安定的な国民生活を営む上で必要な事業」と発表しています。

当院の患者様も、「白髪染めしないといけないから、美容室が閉まったら本当に困る」と仰っていました。

美容室が必要なら、美容医療も必要なんだ!とポジティブに解釈して勇気づけられたものの、

人との接触を8割減らしなさいと言われると、

診療の継続について本当に悩みます。

平時は1日10人程度の診療を行っていましたので、

1日2人の診療にすれば許されるのでしょうか?

午前1人、午後1人 なら感染リスクを減らせるのでしょうか。

 

一方、海外に目を向けると、命を守るために外出していないようです。

自粛要請などと甘い話ではなく、

保障がないなら働かないと、といった次元ではなく、

生きていたいから外に出ない。そんな感じです。

 

日本も時間の問題のような気がします。

 

世界の動きを追うために、ここしばらくネットとテレビ漬けで疲れました。

これを機会に、新たな世界に向けて、

在宅可能な仕事を計画して、進めていきたいと思います。

 

 

美容医療は「必要」か「不要」か?

3月下旬から、東京都の新型コロナ感染者数は増える一方です。

ヨーロッパやアメリカの状況を見ていると、他人ごとではありません。

このような状況で、4月に入ってさすがにキャンセルが増えました     当然ですので、皆さまお気になさらないで下さい。

それでも美容が「必要」(というか当たり前?)の超美意識の高い患者様は当院へ治療を受けに来て下さいます。平時であれば考えないことですが、今回のような有事となりますと、自分が必要とされていることに深く感謝の気持ちが湧きますし、彼女たちの期待に応えなければという気持ちが大変強くなりました。そして、仕事ができる喜びをかみしめます。

 

美容医療に携わって20年。

 

若い頃は自分の成長を第一に頑張りましたが、20年の間にいろいろなことを経験するうちに、患者さんの美と喜びのために何ができるかを最優先に考えるようになりました。誠実で真摯な上司との出会い、患者さんの病気や死、スタッフ問題、子育てや家族問題などの経験から多くのことを学びました。

 

美容医療は保険診療とは異なり、治療のゴールが人それぞれ違います。

そもそも美意識が違います。求める「キレイ」が違います。

医師が良いと思っても、それが良くないと思われたら治療は失敗です。

患者さんは自分と気の会う医者を探します。

医者は患者さんの思いを感じ、満足していただける治療を考える。

時には無理なことは無理と断る勇気も必要です。

美容医療は頑張りすぎるとダメなんです。

バランスを崩す可能性があります。

100%でなく80%を目指すことを心掛けています。

 

そして、見た目が全てではないこと。

「美人は3日で飽き、ブスは3日で慣れる」

ということわざがありますよね。

これ、本当だと思います。

自分が気にするほど、周りは何とも思っていないんです。

人の魅力は、優しさとかユーモアとか、努力家とか責任感とか、目に見えない人間性の部分が大きく反映されるんですよね。。。

 

だから、自分自身が、

「あ、今日は何となく肌の調子がいいわ。」

と思えるようなコンディションに整えることが目標です。

自己満足でいい。

だれでも年齢には抗えないから、

肌の調子が悪くならないように生活習慣に気を配るようになります。

食事に気を付ける。

アルコールやたばこは控える。

ストレスを溜めない。

良く眠る。

運動する。

そして美容医療を受ける。

 

一部の女性にとって、美容医療は「必要」なのです。

女性の美は生きる喜び。

長年かけて身につけてきたスキルで、こんな時だからこそたくさんの女性を幸せにしたいのに、困難な時期となってしまいました。本当に残念です。

患者さんやスタッフの健康を考えると、当院も一時休診にしなければならない時なのかもしれないと、ここ1週間真剣に悩んでいます。しかし、保険診療を行っている友人らは、コロナの恐怖と戦いながら日々診療を続けています。医師の責任感って凄いです。それを思うとなかなか決心できません。

状況により休診にする場合はホームページに情報を載せますので、そちらをご確認下さいませ。

皆さま、くれぐれも用心してご自身やご家族をお守りください。

※私はなるべく外出しないよう、ネットで購入できるものは済ませ、やむなくスーパーへ行くときは使い捨て手袋とアルコール消毒を持参して出かけます。買い物かごやドアの扉、クレジットカードなどにアルコールを噴霧しています。また触れる度に手をアルコール消毒します。混雑している店内には入らず、長蛇の列には決して並びません。場合や電車には乗らず、車です。犬の散歩はソーシャルディスタンスを意識して出かけます。外食はゼロ。このような神経質生活がいつまで続くのやら・・・

 

 

 

美容医療の価値

当院は、毎月定期的に通って下さる方が多いのですが、

コロナ騒ぎにも右往左往することなく、

普段と変わらぬ様子で治療に来て下さいます。

もちろん、混雑した電車を避けたり、車でいらしたり、消毒用アルコールを持参したりと工夫されています。

 

当院は「3密」のどれにも当てはまらないせいか、安心してお越し下さることに強い責任を感じています。

・完全予約制なので、他のお客様と会うことがない。

・定期的な換気と、アルコール消毒を行う。患者さんが触れたものは毎回消毒する。

・患者さんに触れる前に、手のアルコール消毒の徹底

・60坪の院内に、スタッフ6名と患者さんだけなので、人口密度が低い。

・院長は自宅とクリニックを車通勤しているので、外に出ない。外出も犬の散歩程度に控えている。

・スタッフの健康管理に努め、出社時に検温を義務付けている。

・院内の整理整頓、清掃を徹底し、清潔な空間を維持している。

 

クリニックでの毎月のお手入れを大切に感じて下さる方々は、

ご自分の肌状態に満足できることが、生きるモチベーションに繋がっているようです。

お肌がパッとしないと、元気がでないとおっしゃいます。

 

レーザーやボトックスでお肌のお手入れをすると、肌がぐんと元気になって気分よく過ごせるとのこと。

しかし、1~2か月と時間が経つと、少しずつ陰りを感じるようなので、また元気を出すためにクリニックへお越しくださいます。

毎月毎月お手入れを続けていくうちに、シミやくすみが取れ、ハリが出て、

だんだんと肌状態が安定し、3年も経てば驚くくらいきれいになります。

 

当院の患者さんにとって、肌の見た目がメンタルに及ぼす影響は、かなり大きなものだと拝察します。

治療の結果はもちろんですが、白金のクリニックに足を運んで、

「きれいにしてもらえる!」という期待と、

私やスタッフとのやり取りを通じて得られる安心感や喜びなど、

総合的にクリニックの果たす役割の重要性を再認識する3月でした。

 

日々同じ仕事を繰り返していると、ややもすればマンネリ化を感じずにいられませんが、

自分の行っている診療を本気で欲して下さっている方々の熱意を思うと、

もっともっと精進して、いい仕事をしなければならないと思います。

 

 

 

2020.03.17

眉毛と口紅

目元のくすみ、クマが気になる方は、

あれこれ治療を考える前に、

まずはアイメークを卒業したらどうか?

という内容を昨日書きました。

 

メークは肌を傷めるので、肌の健康を考えるとやめたほうがベターです。

しかし、何事も表裏一体。

メークだっていいことはあるはず。

それは、ぼんやりした印象の顔をはっきりとさせてくれることです。

メークをする上でもっともインパクトのあるパーツは『眉毛』

眉毛が薄いと、どうしても寂しい印象になってしまいます。

だからこそ、天然素材である自眉毛は、抜いたり剃ったりせず大切にしたいものです。

眉毛も加齢とともに薄くなります。

抜いたり剃ったりして、眉毛を書き足せば、自眉毛はどんどんダメージを受け薄くなります。

そして、一生書き足さなければならなくなり、アートメークなんて選択肢もあがってきます。

私個人的には天然自眉毛こそがもっとも美しいと感じているので、本当に天然毛を大切にして欲しいと願います。

ところが、もともと眉毛が薄い人もいます。

この場合は、眉メークは意味のあることだと思います。

少し書き足すだけでも、顔がはっきりします。

無いものは足すしかありません。

 

メークでもう一つ印象をがらりと変えてくれるものは、『口紅』

唇の血色が悪い人は、肌色に合う明るい口紅をさすだけで、お顔がぱっと明るくなります。

私自身も、何かフォーマルな会がある時は口紅だけ有効活用しています。

ただし、口紅を使い過ぎると、唇が乾燥してめくれてくるのも事実。

利用頻度は最小限にとどめています。

 

このように、メークはぼんやりしたお顔にメリハリをつけ、好印象にしてくれるメリットがあります。

メークのメリット、デメリットを考え、必要な時に利用できると良いのでしょうね。

2020.03.16

アイメークを考える

いつの頃からか、アイメークを卒業した私。

20代の頃は、マスカラのない目元なんて考えられなかった。

眉毛もそう。眉毛を書き足さない顔なんて、恥ずかしくて人に会えなかった。

30代子育て中は、毎日塗ることはやめたものの、会合やら集まりのある時はアイラインとマスカラ、アイシャドーは手放せなかった。

だんだん、使用頻度を減らしていくと、たま~に塗った時に落としきれないメークの色素が微妙にまぶたに残ることに気づいた。その残存色素は2~3日すると消える。

ということは、一度塗ってしまうと、2~3日パンダのような顔で過ごさなければならない。

(メークをすれば誤魔化せるのだろうが、この時点で毎日メークする習慣はとっくになかった)

しかも、メークがわずかに眼球に入るせいか、目の違和感が耐えられなくなってきた。

コンタクトレンズもしていないので、目が異物に慣れていないせいもあるだろう。

パンダ色素も違和感も耐えられくなったころ、私はすべてのアイメークをやめた。

自然の成り行きである。

やめて不都合はあっただろうか。

ない

 

眼窩という空洞に眼球(目玉)が入っている。

まぶたの下には筋肉と脂肪はあるが、下に骨はないため、支えが弱い。

しかもまぶたの皮膚は薄いから、シワ・たるみになりやすい部分だ。

そんな脆弱な皮膚に、毎日メークを施してクレンジングで洗い流していたら、皮膚は緩むし色素沈着も起こすだろう。40代も過ぎれば、目元の加齢変化が気にって当然。

そこですぐにアイクリームを塗るとか、エステに行くとか、美容医療を受けて何とかしようという発想は間違っていないだろうか。

毎日メークで肌を酷使する生活習慣を改めるべきだ。

甘いものを食べながら、エステに通うのと同じだと思う。

痩せたければ、まず食事のコントロールが先決。

まずはアイメークを卒業すること。

これだけでも目の周りのくすみはだいぶ良くなるはず。

 

HOME > 院長ブログ