医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2025.05.22

食品添加物を考える

無性にソーセージが食べたくなりました。

中高年になるとソーセージを食べることはほとんどなく、おそらく年に1回も食べていないと思います。

アメリカ高校留学時代は、ホットドッグは定番メニューでした。栄養バランス悪いですよね

ホストファミリーがCostcoで大量のアメリカンドッグを買い、冷凍庫にストックしていたことを思い出します。

50本入りだったような、、、食べ過ぎなんですよ、アメリカ人は。

今夜はスーパーでよく売られているソーセージを焼いて食べたのですが、化学調味料特有の嫌な後味が残りました。

美味しくない

【原材料】

豚肉(輸入、国産)

豚脂肪

糖類(水あめ、ぶどう糖、砂糖)

食塩

香辛料

リン酸塩(Na)

調味料(アミノ酸)

酸化防止剤(ビタミンC)

発色剤(亜硝酸Na)

 

ハムは時々食べるので、ハムの原材料もチェックしてみました。

【原材料】

豚ロース肉(輸入)

食塩

砂糖

香辛料

リン酸塩(Na)

酸化防止剤(ビタミンC)

調味料(アミノ酸)

発色剤(亜硝酸Na)

 

ソーセージもハムも、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンC)、調味料(アミノ酸)、発色剤(亜硝酸Na)と4種類の食品添加物が含まれていました。

リン酸塩というのは、たんぱく質に作用して結着性や保水性を高めることで食品を柔らかくしつつ食感を保つ働きがあるようです。カルシウムを排泄し、カルシウムの吸収を抑制するので、過剰摂取により骨が弱くなってしまいそうですね。

調味料(アミノ酸)はいわゆるMSG、グルタミン酸ナトリウムです。魔法の白い粉です。子供の頃、父親が料理にパッパと振りかけていた光景が目に浮かびます。いろいろな健康被害を訴える人もいますが、食品メーカーは「問題なし」と結論づけています。

スーパーやコンビニで売られている食品の原材料をチェックしてみて下さい。袋の裏面です。

特にコンビニ商品の食品添加物の多さには絶句します

パンやサンドイッチなどご覧ください。

謎の原材料だらけで、ほとんど食欲をそそる食品なんてありませんから。。。

 

食品添加物は人工的に作られたものです。

分離精製した化学物質は天然に存在する植物よりもはるかに毒性が強いということを覚えていてください。

良く効くというのは、毒にもなるということです。

しかしながら、現代社会で生きている以上、多様な化学物質を全て排除するのは困難でしょう。

アレルギーでなければ、少しくらい摂取しても、私たちの神秘なる人体は上手に反応し排泄してくれるはずです。

大切なことは「過剰」にならないこと。

食べ過ぎないこと。

自分の食べているものには気を配り、できるだけ食品添加物から遠ざかること!

調味料もシンプルなものを選び、自炊すること!

時々スーパーやドラッグストアに行くと、どう見ても不必要な食品の多さにうんざりします。

作り過ぎです。。。

そして多くはゴミになります。。。

環境に負荷がかかりすぎです。。。

 

企業が過剰に作り過ぎる以上、消費者が賢くなって、必要以上に買わないようにしないと、世の中は良くならないと思うのです。

私たちの推奨する肌ルネは、化粧品もシャンプーもリンスも使わないスキンケアです。身も心も超スッキリします。

食品に対してもシンプルでありたいと考えるようになります。

食べるものがカラダを作り、思考や行動にまで影響を与えます。

美しい人たちは、食生活を大切にしています。

世界に誇れる日本の食文化を、もっと大切に守り続けたいものです。

 

 

 

2021.02.23

肉食を考える

ここのところ、何かと意識せざるを得ない環境問題。

先日、家族がお肉を食べたいというので、ランチにステーキを食べました

日頃から昼食抜きなので、お昼にお肉を食べたことで胃腸に負担がかかり、その日の午後を台無しにしてしまいました 読書しても眠くなって集中できません。カラダは疲れ切ってしまい、夕食を食べる元気もありません。ランチなのでお酒は控えたのに、この疲れっぷりは何ぞや! 肉の消化に、全身のエネルギーを振り絞っているように感じました。

若い頃は焼肉好きで、良く食べに行っていたのに、このところ肉の消化能力の低さには自分でも驚きを隠し得ません。

 

肉食は気候問題の元凶でもあります。

家畜の飼育による温室効果ガスは、世界全体の15%近くを占めます。

牛などの反芻動物は、餌を消化する際に強力な温室効果ガスであるメタンを生成します。

家畜の牛を1つの国とすれば、世界第3位の温室効果ガス排出国になります。

また、牛肉1㎏を作るのに、水に換算すると約15000リットルが必要だとか!

牛の餌となるトウモロコシの栽培に、大量の水を消費するのです。

輸送コストもかかりますよね。

そして、牛を飼うための土地を確保するために、森林をブルドーザーで切り開きます。

動物性タンパク質の過剰摂取は人間の健康にも良くありません。

摂り過ぎは、癌・脳卒中・心臓病になるリスクを高め、医療費も増加します。

以上のように、肉を食することで環境に多大な影響を与えていることがお分かりいただけますでしょうか。

 

肉食後の疲労感と、

環境問題への負荷を考えると、

お肉料理に全く魅力を感じなくなってしまいました

罪悪感すら感じてしまいます。

だからと言って、短絡的にビーガンとかベジタリアンになりたいとは思いません。

ほどほどに少量食せば良いと思っています。

そのうち、タバコ税のように「肉食税」をかけて、肉食が喫煙のように捉えられる時代が来るのではないでしょうか。

 

私は魚派なんです。

魚と日本酒、本当に美味しいと感じます

でも、海はマイクロプラスチック汚染の問題がありますよね。

それについてはまたの機会に書こうと思います。

 

2019.06.07

じゃがりこ

朝ごはんに“じゃがりこサラダ”を食べているから、サラダを摂取しているので大丈夫!と思っている20代女性。

ついでにじゃがいもも食べているので安心している。

日本の食育、大丈夫でしょうか?

 

 

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