夏の紫外線が気になりますね。
うっすらシミが出てくると、あらら・・・という残念な気持ちになります。
先日の美容皮膚科学会で衝撃的だったことは、日焼け後の色素沈着が取れるまでに、
20歳で24日、30歳で120日、40歳で365日 という発表でした。
何それ、40歳以上はシミが増える一方・・・ です。
溜まったメラニンはレーザーで取ってあげましょう。
しかし昨日、それはそれは素敵な60代女性に会ってしまったのです。
イタリア人なみに真っ黒にきれいにセレブ焼けしておりまして、
シミはお手入れをしていますから目立たないのですが、シワはそれなりに。
シミとかシワとかたるみとか、そんなことは取るに足らず、とにかくカッコいいオーラが出まくりです。
笑顔やちょっとしたしぐさ、言葉が絵になるのです。素敵なフランス人のマダムみたいです。
先日観た映画のジャンヌ・モローもしびれるほどカッコ良かったですが、この女性も普通じゃない。
シミとかシワとか、そんなのどーでもよい、というレベルです。どんな生き方をしてきたらこんな風になったのだろう。
夏休みに山へ行き、日焼けしないよう長袖を来て帽子をかぶってサンスクリーンを塗っていた自分が、ひどく貧相に感じてしまいました。
まだまだ修行が足りません。自分に何か足りません。
美容医療をやっていて言うのもなんですが、キレイになることよりも“魅力的”であることに価値があると思うのです。
その魅力は、その人の人生であり生き方、考え方、そのものなのだと思います。
60歳を過ぎても人を惹きつけられる女性、憧れます。