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2025.11.27

海外で電子化を知る

シドニー視察へ行ってきました

数年前から、「もし、日本に有事が発生して、国外へ脱出しなければならなくなったらどこへ行こうか?」としばしば考えるようになりました。そしていつも、「日本以外に住みたい国はないなぁ」というのが答えです。

あちこち旅するのはいいのですが、いざ居住と考えると、真剣に日本が一番と思っています。(そりゃ、日本人だもの)

いろいろ考えた挙句、100歩譲ってオーストラリアかな?と思い、百聞は一見に如かずということで足を運んでみることにしました。

 

こちらがシドニーです。羽田から飛行機で9時間半くらいのフライトでした。

時差は日本より2時間進んでいますが、ヨーロッパやアメリカと比べると楽ですね。

エアポートから市内へは、ウーバー(車)で30分あれば到着します。

日本ではまだ普及していないウーバーですが、海外へ行くと本当に便利 今回の旅で一番の驚きでした。

所在地と行き先を入力すれば、ドライバーと運賃が表示され、ドライバーごとに5点満点で乗客から評価されているから安心です。車両は普通の乗用車で、車内の清潔度は許容範囲。運転手によって安全運転の程度は異なりますが、まあまあOK。ちなみに乗客も評価され点数がつきます。すでに運賃が確定しているという点が評価できます。日本のタクシーアプリがもっと便利になったイメージです。

Uberはアメリカの会社だから、もし日本で導入したら手数料ががっぽりアメリカに吸い上げられてしまいます。それを思うと悔しいし、どんなに便利でも外国のプラットフォームを安易に頼ってしまうのでは、日本がますます貧しくなるではないかと危惧してしまいます。デジタル小作人に成り下がっては困ります。便利ばかり追求せず、きちんと日本にお金を回すような消費行動を心掛けたいものです。

ウーバーに限らず、シドニーは何でも電子化が進んでおり、バスや電車に乗るときもSuicaのようなICカードは不要で、クレジットカードそのものでOK。

オーストラリアは入国前にETAというビザを、アプリからオンライン申請する必要があります。携帯電話にパスポートを擦りつけると、個人情報が登録されるようで、入国審査もパスポートの読み込みと顔認証だけ。昔のように人間によるスタンプ式でないから、長蛇の列になることもなくとってもスムーズ。出入国については日本も電子化が進んでおります。

今回は20代の娘と出かけたため、若い人にとってはこのような電子化は当たり前のようです。海外へ行くときはレンタルwi-fiかと思いきや、eSIMを3,000円ほどで購入したとのことで、どこでもサクサクネットに繋がります。レストランでもテニスコートでも予約する時は何でもオンライン。日本と違うのは、事前予約時にデポジットとしてクレジットカード情報を入力しなければならないことです。これでドタキャン予防になっているのでしょうか。

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若い頃からの習慣で、旅先ではどうしても紙の地図を持ち歩いて位置確認をする私に「お母さん、誰も地図なんて持ち歩いていないからやめてよ。」と言われる始末。確かに。しかし、多様性が許容される世の中になっているのだから、どんな方法を選んでもいいでしょ?と開き直る母。紙が好きなのよ。

そして、シドニー初夏の紫外線に怯え、帽子・サングラス・日傘の3点セットは欠かさず携帯。日傘をさしても変な目で見られないから、やはり多様性が受け入れられていると実感。奇抜な服装やヘアスタイル、全身tatoo、鼻ピアスなど、日本では目にしないような人たちがうじゃうじゃいるから、気にしない、気にしない。若い頃に入れた入れ墨は、老化とともに皮膚がたるんでシワシワになったり、太ってストレッチされたら、全く違うデザインになると思うのですが、そういうことは考えないのだろうか? それにしても、白人はUVケアが甘いですね。肌の露出度が高過ぎます。日本人がやり過ぎな気もします。

 

シドニー中心部は以前は田舎だったようですが、2000年オリンピック以降から発展し、高層ビルが立ち並ぶ大都会になりました。外国人が不動産を買うので、家が高騰してしまい、最近規制をかけたとのことです。日本と同じ現象が起こっていました。

シティはどこも同じようなお店が並び、東京と似たような感じですが、清潔度はやはり日本が◎

物価は高いのですが、最近は東京も高いので、それほど驚きません。人件費を訪ねたところ、時給3,000円くらいだとか。

人件費が高いので、効率的に働くためか、お店の閉店時間は日本と比べると全体的に早いように感じました。

 

 

シドニーから西へ100㎞くらいの所にあるブルーマウンテンです。

ユーカリの木々は油分を多く含むため、それが気化されるときに光を反射して青く見えるからブルーマウンテンと呼ばれていると説明されました。

アメリカのグランドキャニオン表面に木が生えているイメージの場所です。

広大な美しい自然の景色に吸い込まれそうな気分です。

 

 

 

 

 

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