インド研修
念願のインド研修旅行へ行って参りました。
出発の前の週に、また母が倒れ緊急入院となり、今回の旅は難しいかも・・・と厳しい状況でしたが、病状もやや落ち着いてきたので、意を決して出発しました![]()
私がどこかへ出かけたり、遊びに行ったりすると、いつも母は「あら、いいわね。楽しんでいらっしゃい。」と必ずポジティブな声掛けをしてくれる人でした。だからきっと、今回のインドもそのように言ってくれている(はず
)と信じて。
人格を磨き、人生をより良いものにするために、社会を良くするために、学びを深めていたらインド哲学に出会いました。
要するに仏教哲学ですので、それでは仏教発祥の地インドへ聖地巡礼に行く運びとなりました。
インドはまだ訪れたことがなく、足を運んでみたい場所の1つでした。
今回訪れたのは、インド中央部のデカン高原にある以下の3か所です。
アウランガバード近郊の①エローラ石窟寺院群、②アジャンタ石窟寺院群、
ボパール近郊の③サーンチーの仏教遺跡ストゥーパ
ちょっとマニアック過ぎなので、サラっと読み流してください。
石窟寺院群とは、火山岩(玄武岩)の山を、人間が鑿(ノミ)と金槌でコツコツ切り出し、掘りぬいて作った僧院と礼拝堂の集合体のことを指します。
岩の塊を掘り抜き、空間を作るだけでなく、仏像を彫りこんだり、カラフルな壁画も描かれていました。
まさに仏教の原点ここにあり。
そこで何かを感じ、過去を想起するというのが今回の旅の目的だったのですが・・・
本題に入る前に、直面したインドの環境問題に心が奪われ、歴史を味わう心のゆとりを失ってしまいました![]()
モヤモヤした大気汚染、
ゴミで溢れかえった道路、
野良牛や野良犬の排泄物、
恐ろしく汚いトイレ、←これ、本当にヤバイです。命がけのスクワットで臨みます。
物乞いの人々、
いい加減な清掃、
しつこ過ぎる物売り、
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慣れない土地で、早朝からの観光続き、激しく揺れるバス移動、毎日同じカレー風味食で胃腸機能停止。
「おいおい、こんなネガティブなことばかり書くんじゃない、せっかくインドに行ったのだからもっと美点凝視しなくちゃダメでしょ。」
と天使の囁き。
「何ですと
辛いものは辛いんだから、お世辞なんて言ってられないわよ。心身の健康あっての観光でしょ!」と悪魔は一歩も譲りません。
胃腸の弱い私は、旅の後半戦、すっかり食事が喉を通らなくなりました。
大気汚染のせいか、マスクをしていても喉が痛くなり、嫌な咳と悪寒に襲われ、深夜はホットヨガでもやりましたとばかりの寝汗びっしょり![]()
カロナールとロキソニンを使い分けながら飲み続け、何とか無事に旅を終えました。
35人くらいのメンバーでしたが、急性胃腸炎になった人、発熱した人など具合の悪くなった人が続出。
熱が下がらず、現地で入院した人も!
また、帰国してから具合が悪くなり病院受診した人、インフルエンザに罹患した人、日本で入院した人も出る有様。
こんなに病人が出るとは、恐るべしインド。
昔々、中国の三蔵法師が命がけで学びに行った憧れの天竺は何処へ。
文明は必ず滅びる。栄枯盛衰。
歴史のインドより、現在のリアルインドが強烈過ぎて、感じたことを率直に記録しておきます。
しかし、なかなかできない経験でしたので、これも何か意味があってのことではないかと。
その意味は今すぐには分かりませんが、そのうち何か点と点が繋がるようになるかもしれません。
そして、日本人として生まれてきたことが本当に有難く、清潔な国を誇りに思います。
このように心身ともにボロボロになりましたが、本日から通常の診療を再開したところ、すっかり元気になってしまいました。私には美容医療診療が元気の源のようです。それに気付くことができたのはインドのお陰。ナマステ![]()

