肌ルネプログラムHADARUNE Program

入門編DAY3

化粧品を使ってきた本当の目的を思い出そう

キレイになれなくてもお化粧品をやめられないのはなぜ?

肌断食とは、お化粧品をやめる、もしくは減らすスキンケア法のこと。皆さんは、肌断食を行うにあたり揺るぎない決心をされているかと思います。
でも、もしかしたらまだ「本当にお化粧品すべてをやめて大丈夫かしら…」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

疑問を感じる人は、化粧水や乳液などの基礎化粧品をばっさりとやめてしまうことに不安がある場合がほとんど。
ハッキリ申し上げますと、今この文章を読んでいる皆さんは、お化粧品や基礎化粧品をすべてやめても何ら問題ありません。

皆さんが今まで基礎化粧品を使ってきたのには、「お肌をキレイにする」という目的があったはずです。
でも、今肌断食に興味を持っているということは、お化粧品でその願いは叶えられなかったということですよね。
それなのに、お化粧をやめることに不安を感じてしまうのはおかしいと思いませんか?そう思ってしまうのは一体なぜなのでしょうか。

「常識」に惑わされていませんか?

今までお化粧品でキレイになれなかったのに、やめるのを不安に感じてしまう原因は、「基礎化粧品はスキンケアの基本」という常識が頭に刷り込まれているから。

でも、この「常識」は間違いです。

なぜなら、お化粧品には、一部の医薬品や医薬部外品をのぞいて、効果効能はないからです。そんなお化粧品があたかもお肌にいいかのようなキャッチコピーで売りさばかれているのが問題なのです。

それどころか、お化粧品は化学物質の混ぜ物なので、お肌への刺激も強く、肌トラブルの原因にもなります。
刺激によるお肌のダメージはすぐに表面化せず、時間が経ってからじわじわとお肌の赤みや毛穴の開きになって現れます。そのため、肌トラブルの原因がお化粧だとは気づかずに、トラブルを少しでも改善したい、隠したいという気持ちで、さらにお化粧品を上塗りする悪循環に陥りがちです。

お化粧品はスキンケアの基本だという考えは、捨ててください。

本当のスキンケアを考えると肌断食に行き着く

テレビも雑誌も、お化粧品がお肌に与える悪い影響について教えてくれないのはなぜでしょうか。それは、お化粧品の会社がスポンサーについているからです。

メディアと化粧品会社が一緒になって、基礎化粧品でお肌がキレイになるという知識を広め、それが「常識」として定着しているのが、私たちがお化粧をやめることに不安を感じる理由です。化粧品依存です。

ほとんどの人は、「常識」を疑問に感じることなく、それを当たり前として日々生活しています。いわば、思考を停止して、資本主義社会が作り出した物語の中に閉じ込められている状態なのです。

そうした中で、肌断食に興味を持った皆さんは、自分自身の頭で物事を考え、本質を見極めることができる極めて貴重な人だと私は思います。

せっかくそこに気づいているのなら、皆さんは肌断食を正しく実践して、素肌の健康的な美しさを手に入れてください。そして、お化粧品に使ってきた時間やお金を、今後はもっと人生の有意義な楽しみに使い、生活を楽しんでください。そこにこそ肌ルネの醍醐味があると私は考えています。