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プラセンタ注射(メルスモン)出荷停止のお知らせ

春の日差しを感じるようになりました。コロナが落ち着いて街に人が戻ってきたように感じます。

 

当院の人気治療のひとつ、プラセンタ注射の製材のうちの1つのメルスモンが製造停止との通達を受けました。今回の製造停止の理由は、製薬会社の承認の手続きによるものです。

プラセンタの製造過程では、胎盤を供給する妊婦の血液からウィルス検査を行い、肝炎やHIV等の感染がないことを確認しています。その検査方法が新しいものになり、承認を取った検査方法と異なるため承認を取り直すとのこと。その工程には1年ほどかかるそうで2024年の2月まで製造が停止というお知らせでした。メルスモンの品質や安全性には問題ないとのことです。

 

当院では「メルスモン」の在庫が終わり次第、もう1つのプラセンタ製材「ラエンネック」に切り替えて対応する予定です。メルスモンをいつも打っている方は不安に思うかもしれませんが、美容と健康目的では、ラエンネックもメルスモンとほぼ同等の効果を期待できます。

 

メルスモンとラエンネックの違いについて。原料はどちらも日本人のお母さんの胎盤です。製造工程でメルスモンにはベンジルアルコール、ラエンネックにはpH調整剤、ペプシン(ブタ、胃粘膜)乳糖(ウシ、乳)が添加されています。ベンジルアルコールが添加されていることによりメルスモンの方が注入時の痛みが少ないとされています。どちらの製材も厚生労働省の認可を得ています。メルスモンは更年期障害、乳汁分泌不全、ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能の改善において効果が認められています。

 

当院は自由診療のため、保険適応の打ち方(1回1アンプル)は行っておりませんが、一度に2~10アンプル注射していますので、効果をより実感していただけるように思います。患者様からは、疲労回復に効果があるというお声をいただいております。

 

効果の違いについては明確に分かっておりませんが、承認が取れた効能以外にも様々な不定愁訴に効果があるとされています。その症状は、頭痛、口内炎、食欲不振、貧血、肩こり、腰痛、膝痛、更年期障害、冷え性、肌荒れ、乾燥肌などです。効果は非常に万能でいろいろな不調を補いバランスを整える作用が期待できます。病院に行くほどではないけど不調を整えたい方、より元気に過ごしたい方に適した治療です。

 

私もプラセンタのおかげで肌が艶々になり底力が湧きます 。

メルスモンの1日も早い販売再開を祈るばかりです。

 

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面倒なことをして自ら忙しくしてると思うAkemiでした。