院長ブログ

お酒を控えて感じたこと

最近、お酒を控えるようにしています。

理由は、お酒を飲んでいた時、経験したことのない目まいに襲われたからです。

ヒトは体調に異変を感じて、初めて健康に気遣うものだとつくづく感じました。

 

私の先祖は酒蔵をやっていただけに、家系的にお酒が好きで飲めてしまいます。

成人してからは、よほどのことがない限り毎日の晩酌は当たり前。

夕食にお酒が無いなど考えられない環境。

そういえば、妊娠中は飲まなかったな・・・程度。

授乳中でも、子どもに「ごめんね~」と言いながらワインを飲んでいたほどです。

 

そんなお酒大好きな私が、止めてみて感じたこと。

それはずばり、「体調が良い」

そして、「元気なので夜眠くならない」

お酒に相当エネルギーを奪われていたことに気が付きました。

 

酒好きと言っても、毎日の晩酌の量はそれほど多くなく、ビール350ccまたは日本酒1合くらいで、悪酔いしたり気持ち悪くなるほど飲んだりしません。

それでもお酒を飲めば眠たくなるし、食後に大したことが出来なくなっていたのです。

飲まなければ読書もできるし、犬の散歩もできるし、部屋の片づけもできるし、子供たちとの団欒も弾みます。

嗚呼、何という膨大な時間をお酒に費やしてしまったのでしょうか!

 

しかし、後悔はありません。

今までお酒と共に過ごした大切な時間は、たくさんの想い出を残してくれました。

お酒が飲める体質で良かったと思うことは何度もありました。

 

私の周りにも、ある程度の年齢になってお酒を止めた人は何人かいます。

その人たちに共通することは、以下の通りです。

①完全なる禁酒ではないということ。

②止めてみると「飲みたいと」思わなくなる。

③体調や肌の調子が良くなった。

私も全く同じ感想です。完全禁酒するわけではなく、飲む機会があれば飲みます。

 

人生、何が起こるか分かりませんね。

ライフステージが変われば、生活習慣も変わります。

その時その時に合ったことをすれば良いのだと思います。