院長ブログ

謹賀新年

本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年もクリニックは嬉しいことに大繁盛、12月は本当に疲れました。

お正月休みは初めて予定も入れずにゆっくりと過ごしました。

体の疲れはだいぶ取れ、大好きな読書が進みました。

『統計学が日本を救う(西内啓著)』は、少子高齢化や貧困など社会問題を考えるにあたり、豊富な統計データを示しながら解決方法を考えるという主旨の本でしたが、大変考えさせられる本でした。これを読むと、子育て支援は国を挙げて真剣に取り組まねばならないことが分かります。社会保障や医療経済のことも大変詳しく書いてありますので、お勧めの一冊です。

本当は社会学とか政治・経済にとても興味があるのですが、日々の診療に集中していると脳が疲労して社会のことに関心が薄れてしまうのが現実。あやふやな知識で社会問題を議論するのは不本意なので、定期的に情報をインプットしないと気がすみません。

休日に集中して読書することは気分転換になりますし、やる気が湧いてくるものです。

 

昨年当院は10周年を迎え、美容医療クリニックとしてはかなり充実した診療ができるようになりました。

老いる寂しさを和らげることに関しては、お役に立てているような気がします。

とにかく楽しく、美しく、「ここに来るだけでキレイになれそう♪」と言っていただけるように心がけています。

そのためには120%くらいの元気を貯めておかないと良い空気は作り出せません。

今年もさらなる元気とやる気を充電するために、スタッフと協力して楽しいことを経験していきたいと思います。

 

私は家族から、友人から、恩師から、お客様から、関わってきた数々の人から人生の学びを得ました。

まだまだ不十分なところも多く、とくに母親として未熟な部分は多々あります。

院長としてクリニックを経営していますが、今でも迷うこと、反省することばかりです。

それでももう40代半ば。人に“与える”立場となりました。

お客様もスタッフも家族も、私に関係する人たちを幸せにしてあげたい。

自分の持つリソースで何を提供できるか?

足りないもので補うべきことは何か?

いつもそんなことを考えています。

 

今年はより丁寧な診療を行い、無駄のないシンプルな生活に磨きをかけます。