院長ブログ

能舞台

愛犬ムニエルが昨日無事退院できました

血液検査は順調に改善しているものの、5泊も入院して、持続点滴につながれ、慣れない環境にいたせいか、あまり元気がなくじっとしてます

 

さて、今日は生まれて初めて「能舞台」を体験しました。

GINZA SIXの地下に観世能楽堂という立派な舞台があります。

古事記の内容でしたが、古典的な能ではなく、現代舞踊やバイオリン・チェロなど織り交ぜたアレンジ。

混沌から始まり、アメノミナカヌシ、イザナギ・イザナミ、オノゴロ島、そしてアマテラスオオミカミとスサノオまでのお話。内容は分かりやすく、難しいものではありません。

私にとっては音楽が最大のインパクトでした。

小鼓、笛、お箏、それに太鼓のパッションが加わり、さらに弦楽器が何とも絶妙なハーモニー。

久々に心が揺さぶられましたわっ!

生演奏は鼓膜で感じるのではなく、骨伝導して魂が震えるって感じです。

ああ、やはり生はいい。

外に出て肌で感じること。

コロナ禍でやりずらくなっていることが口惜しいですが、文化芸能が先細りすることがないよう応援しようと思います。

銀座で余韻に浸りたかったのですが、犬が心配で直帰。

少しずつ元気になっているようで安心しましたワン。