30歳を過ぎると、年々真皮内の主な成分であるコラーゲンが減少し、肌に張りがなくなってきます。しわは(1)乾燥ジワ (2)表情ジワ (3)たるみジワ の3種類に分けられます。しわができると、顔面に凹凸が生じて影の部分が増え、この影が多いと“老け顔”の印象になります。また皮膚は一度折れジワが出来てしまうと、形状記憶機能によって伸ばしても戻りやすくなります。風邪と同じで早めの対応が老化予防には大切です。シワの部分の皮膚を両手で伸ばしてシワは消えますか?消えなかったら直ちに治療開始の合図です。
しわの種類と治療について
■乾燥ジワ
拡大鏡で間近に見ると肌がシワシワしていませんか? 加齢と共に表皮が萎縮して、水分の保持能力も低下しますので肌の張りが失われ小じわが増えてきます。保湿能力は年齢と個人差が大きく、また環境にも大きく左右されます。一般的に気温と湿度が低い冬は肌が乾燥します。加湿器を用いて湿度を保つことと、十分な水分補給を心がけてください。乾燥するからと肌の上から必要以上に水分を与えると、水分は必ず蒸発しますのでかえって悪化することがあります。レーザーピーリングやフォトブライトは真皮まで届きますので、自己コラーゲンを増殖させ張りのある肌にすることが可能です。イオン導入も効果的です。
■表情ジワ
額、眉間、目尻は、筋肉が動くことにより出来る表情ジワです。表情の豊かな人、また筋肉の動く癖の強い人は表情ジワが目立ちます。若い頃は筋肉を動かさなければ見えなかったしわが、だんだん静止時にも消えなくなってきます。ボトックス注射が著効しますので、しわが深くなる前の治療をお勧めします。ボトックスは上口唇の縦ジワや顎の梅干ジワにも良く効きます。コラーゲン注入またはヒアルロン酸注入を併用することもあります。
■たるみジワ
加齢と共に筋肉や靭帯がゆるんできますので、重力で皮膚や脂肪は下垂し、顔面に凹凸が生じて目の下や口の周りにたるみが出ます。ほうれい線やマリオネットラインと呼ばれる口角から下のラインがたるみジワです。たるみジワも深くなる前にコラーゲン注入またはヒアルロン酸注入をお勧めします。
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