シューベルトの『未完成』を聴いています。
この曲、中学生時代、帰宅後に部屋を暗くして、絨毯の上で膝を抱えて毎日毎日聴いていた思い出の曲です。
自己の『未完成』に引っかけていました。
中学生の頃は、自己形成の階段を上っている時期。
思春期とも言いますが、精神は大人になったつもりでまだまだ子供。
何だか生きづらかったような気がします。
テニス大好き、英語大好き、そちらの方面には随分エネルギーをつぎ込みました。
一日も早く留学したいのに、中学生の交換留学制度がなく、帰り道に本屋に行って情報収集に明け暮れました。
高校まで待ちきれず、中学3年の夏に短期留学してしまいました。
正義感に燃えて、生徒会長もやりました。
意味のない校則撤廃に1年間取り組み、着用可能なトレーナーの色を4色に増やしました。(そんなことを思い出してびっくり!)
パワフルに生きていましたが、何かあか抜けない自分に本当の自分ではないような、もやもやしていた気持ちを抱えていたのでしょうね・・・
お、今度はマーラーの交響曲第2番。
これも大好きでした。
中学生の心の中は深い闇の中ですね。音楽のメロディーは心を代弁してくれていたようです。
クラッシックばかりではありません。英語学習のために、マドンナの曲を片っ端から暗記したものです。
そして、中学生なのに高校の文化祭のディスコへ行って踊るのが楽しかった!
80年代前半、ディスコ流行りでした。
友人と(もちろん親も)スキーへ行ったら、ホテルにもディスコがあって、夜は汗だくになって踊っていました。
やはり変わった中学生だったと思います。