院長ブログ

帯と日本画

先日、ある招待で

「帯匠 誉田屋源兵衛 × 日本画家 松井冬子」トークショーに出かけました。

私は着物を着ないので知らない世界でしたが、日本のずばぬけた染色技術や織る技術の高さに感動しました。

世界でも突出しているそうです。

歌舞伎を時々観るのですが、いつも色鮮やかな数々の衣装を見るたびに、その色使いと美しさに「日本は凄い!」と思っていました。

日本人はやっぱり着物を着ないとなぁ、と思いつつ。。。一つも持っていません。。。

また、美しい松井さんのドキッとする絵も何とも不思議なものがあり・・・

松井さんは小学生の時に学校でモナリザの絵を観たことがきっかけで、芸術家を目指そうと思ったそうです。

人間のアンテナって人それぞれ違う方向に立っているので面白いなと思いました。

(ちなみに私は小学生の頃、歯医者さんに通うことが楽しくて歯科医師を目指したことが医者になったきっかけです。)

お話を聞きながら、自分の仕事でもどのように美を表現しようかしら?などと創造が膨らみました。

このトークショーに誘われる少し前に、ある患者様が松井冬子さんのお話をしていたのでアンテナに引っかかりました。

何でもいろいろな方向にアンテナを立てておくと、それがあるとき繋がります。その繋がった瞬間が楽しいのです。

日本文化のレベルの高さを改めて実感した一日でした。

美容医療も頑張ります!